2月27日 出会い
オシドリ
24日から白鳥の姿が見えない。
それを探して歩いているとオシドリを見付けた。
オシドリを見るのも久し振り。
オスが4羽にメスが1羽。
やっぱりオスの方が多い。
写真を撮る立場からすると見た目派手なオスが多いのは嬉しい。
メスが少ないのにはそれなりの理由も有るようだ。
『オシドリ夫婦』と言われるように、仲の良い夫婦の象徴とされるオシドリも実際にはペアで生活する期間は短く、抱卵に入るとペアは解消。オスはその後の抱卵、育児をメスに任せ何処かへ行ってしまう(最近の鳥の本には異論を唱える説も出ている)
オシドリは日本でも繁殖しているがそれを知る人は少ない。
森の中の樹木の洞で営巣するため、ほとんど人目に付かない。
洞の中というのは安全なようでいて、逃げ場の無い危険な場所でもある。
その為抱卵中に外敵に襲われ命を落とすメスが多いと何かの本で読んだ。
オスが多くてラッキー、なんて単純に喜んでばかりもいられない。
さて、
オシドリを見付けて更に少し歩くと池に見掛けないシルエットの鳥が居た。
かなり警戒心が強い様で距離が詰められない。
仕方ないので遠くから写真を撮って、モニターで拡大して見ると少し変だが、
アカエリカイツブリ
の様だ。
色んな人から聞いた話をすり合わせてみると、
数日前にこの池で弱っているところを地元の人が保護して、それを最近元の場所に放鳥したらしい。
私はそのような事情は知らなかったが、この場所で保護され、放鳥されたのなら野生状態でこの池に居たのは間違いないわけだ。
首のあたりの羽がぐるりと抜けていて痛々しいが、元気になってくれる事を願う。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6-7.1 1/400-1/3200秒 ISO400 2月26日 静岡市
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