黒の争い
コクガン
この冬は安倍川河口にコクガンが滞在しています。
私が観察を続けていた1990年頃の記録ではコクガンの観察記録が残っていました。
それから長い間此処では観察した記憶がありません。
若い個体で、警戒心もなく、近くで撮った人は5m以内で撮れたと話してくれました。
私が行くとどうも間が悪いのか、近くても50m以上離れています。
川底に生えている藻の様な植物を食べています。
この日も100m以上は離れた所で食事をしていました。
上空を盛んに警戒するので見てみると、数羽のカラスが飛んでいました。
それが突然コクガンに向かって突っ込んで行きました。
慌てて逃げるコクガン。
逃げるコクガンは必死ですが、追うカラスの方は追う事を楽しんでいる様にも見えます。
遠くで見るとコクガンの方が大きく見えるのに、近くで比較するとハシブトガラスの方が大きく見えます。
図鑑ではコクガンが55-66cm 個体差が大きいようです。
ハシブトガラスが56.5cm
数も多いですから、コクガンとしては逃げるしかありません。
何とか振り切って海の近くまで飛んで行きました。
こんな目に遭いながらも、もう一月以上居る様です。
ニコンD300s Aiニッコール600mmF5.6 絞り開放 1/2000秒 ISO400 トリミング 三脚:スリック 雲台:マンフロット500AH 12月10日 静岡市
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