離れて下さい
ビロードキンクロ
鳥撮り仲間から、地元にビロードキンクロの情報を頂く。
海だからどうせ豆粒だろうと、期待半分で現場に向かいました。
現場に着くと情報をくれた友人と、数人のカメラマン。しかし、誰もレンズを構えていないし、くつろいで歓談中。
やっぱり飛ばれた後か
車から降りて、友人に「飛んじゃった？」と聞くと、
「居ますよ」
「何処に？」
遠くに居るキンクロハジロやホシハジロの群の中を双眼鏡で探す。
「ここに居ますよ」
と、足元を指さす！
指さす先をのぞいて見ると
足元の岸壁にへばりつく様にして、上目使いでこちらを見ているではありませんか
これでは600ｍｍは使えない。
すかさずコンデジを取り出して連写
でも、すぐにコンデジでの撮影には飽きてしまう。
やっぱり野鳥は超望遠で撮りたい
少しでも良いから離れて欲しい
せめて600mmの最短撮影距離よりも離れて下さい。
願いが通じたのかどうか？少し離れてくれました。
ヤッター
これで600mmで撮れる。
何となく珍鳥らしくなった
これが一番離れてくれた時の映像。焦っているのでピントはいつも以上にかなり怪しい
何故かすぐに戻って来る。カメラを担いで鳥から逃げながらの珍しい状況で撮影。
離れた時間はわずかで、あっと言う間に600ｍｍの使えない距離に
ビロキン君にとっては岸壁近くが一番落ち着くのか、結局岸壁にへばりつく様に漂っていました。
チョッと元気が無い様に見えましたが、私たちの後で現場に行った人の話ではもう居なかったと言うので、元気に飛び立ってくれた事を願っています。
ビロードキンクロ 1-2：LUMIX DMC-TZ7 3-6：ニコンD300s Aiニッコール600ｍｍF4 絞り開放 1/1000秒 ISO200 三脚：ジッツオGT5541LS 雲台：マンフロット516 10月27日 静岡市
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