麻機の野鳥 27
麻機の野鳥 シリーズ27
レンカク Pheasant-tailed Jacana
麻機(あさはた)遊水地には1995年10月21日から26日まで滞在した記録が1回だけあります。
この年、麻機遊水地には色々な鳥が出ました。この後、12月5日にはコウノトリが、12月18日にはヒメクイナが見られました。
その日、私がいつものようにざっと池を見て、帰ろうとした時、『沼人』さんがやって来ました。
『変わったのは居ませんネェ~』と私。
それでも、しっかり双眼鏡で池を眺める『沼人』さん。
『何だ、これは!ひょっとして、レンカク!?』
私にはバンの幼鳥しか見えません。
『やっぱり、レンカクだ!!』『沼人』さんが興奮して声をあげる。
どう見てもバンの幼鳥にしか見えないけれど・・・?
『沼人』さんの望遠鏡を覗いて見る。
『エッ!?アッ!本当だ!本当にレンカクだ!!』見ている方向がずれていました。私が見ていたのはレンカクよりずっと右に居たバンの幼鳥でした。
何で、一人で見ている時に気が付かなかったのだろうか。
この池でオオオニバスが栽培され、オニバスも自生し、「いつかはこの池でレンカクを見たい」と言うのが、ここに集まる野鳥の会会員の願いでもありました。
その願いが現実の物となってしまったのです。
とりあえず、証拠の写真を撮っておかなければなりません。
600mmに2倍のテレコンを付けて、証拠写真を何枚か撮りました。
それが、今回の写真ですが、その後5日間も居てくれたのに、写真は何故かこの時のものしかありません。
今なら、デジカメで数え切れない程シャッターを押しているでしょうね。
その後、このレンカクは浜松方面へ飛んで行ったと云う情報がありました。
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