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今日は雨の中、サンコウチョウに会いたくてNHKのバードウォッチング教室の生徒さんと一緒に静岡市の里山を歩いてみました。ところが、雨のせいでしょうか、鳥の声がとても少ないのです。聞こえてくるのはヒヨドリ、ホオジロ、シジュウカラ、それにホトトギスくらいでしょうか。
ここはサンコウチョウを始め、オオルリ、キビタキなどの姿も見られるとっておきの場所なのですが、それらの声は全くしません。沢沿いの道を奥へ入って行くとようやくサンコウチョウが一声「ゲ」と鳴いてくれました。しかし、この声だけではサンコウチョウとは納得できない様子。しばらく待っていると、今度は目の前をメスが飛んでくれましたが、これは長い尾が無いから見た気がしないらしい。
今日は結局「ゲ」という声が3回、メスらしい鳥が2~3回チラッと見えただけで、皆さん何となく消化不良のまま戻る事になりました。帰り道でキビタキが良い声で鳴いていましたが、これも姿までは見る事が出来ませんでした。
それで、今日の写真は皆さんがとても見たがった、サンコウチョウの『尾』にしました。
明日はまたサンコウチョウの探鳥会があります。私はのんきについて行くだけのつもりでいましたが、何か責任を持たされてしまったようです。明日こそサンコウチョウを見るぞ~~~ (^_^;)
『サンコウチョウの尾』 ニコンF5 EDニッコール600mmF4 絞り開放 1/15秒 ISO100 静岡市駿河区 03.5月
何となく気分が乗らず、ブログもご無沙汰していました。家族や知り合いにケガ人や病人が続けて出たり、気分転換で出た撮影でミスをしたりで、気合が入りませんでした。そして今日最も気になっていた事がようやく終わりました。かわせみが人間ドックを受けたのです。普段から医者嫌いで、病院にも行かないかわせみですが、会社の命令で仕方なく人間ドックを受ける羽目になりました。それがようやく終わりました。検査の結果は学生時代の成績でも取った事がなかった『オールA』で、医者も残念がるほど?悪い所は無かったのです。「やったー!これで無罪放免ダーッ!!!」
かわせみは復活したのでした。
ミゾゴイの親子も首を長くして待っていてくれたようです!???
ミゾゴイ ニコンF5 EDニッコール600mmF4 絞り開放 1/15秒 ISO100 静岡市内 3年位前に撮ったものです。
復活の祝いにオオルリも出しちゃいます。このオオルリは5年位前に撮ったものです。今ではこの枝も腐って折れてしまい、ありません。
写真の場合、「後でまた撮ればいいや」なんて思っていると、2度と同じチャンスがやってこない事が多いものです。だからと言って無理な撮影は考えものですが、出会ったチャンスは確実に残しておきたいものです。
オオルリ ニコンF5 EDニッコール600mmF4 絞り開放 1/30秒 ISO100 静岡市駿河区 5年位前に撮ったものです。
写真展が終わって
かわせみフォトクラブの写真展も無事に終了いたしました。2002年に1回目の写真展を開き、今年で5回目となりました。年々来場者数の減少傾向が見られましたが、今年は若干盛り返したように思えます。最終的には300を少し越えたあたりになりました。このブログを見て、写真展に来てくれた方もあるようで感謝しております。
来年はクラブ創立10周年を記念してテーマも『自然賛歌』として行います。会員ももう既に来年の写真展に向けて作品の制作に精進している事と思います。来年は同じ会場で7月5日から11日迄の予定です。また近くなりましたら宣伝しますのでよろしくお願いします。
ノスリの兄弟げんか
このところ鳥の写真が少なかったので今回はサービスで“撮って”置きのノスリの写真を出します。これは第1工区で工事が始まって間もない頃、それまでのきれいな田んぼが休耕田となり雑草(雑草と言う名の草は無いと、お叱りを受けそうですが・・・)が繁り、虫が大量に発生したのでしょうか、チョウゲンボウがよく居て、それを狙っているとノスリが1羽現われ、電線に止まりました。続いて1羽が飛んで来て草むらに飛び込みました。それを見ていた電線の1羽がその草むらの1羽に襲い掛かりました。2羽は地上や空中で絡み合うようにけんか?をしていました。2羽は若いノスリで兄弟かもしれません。そこへ仲裁に入るようにまた1羽飛んで来ました。更にもう1羽、全部で4羽になりました。しかし、4羽が入り乱れて飛び回るのでどれに狙いをつけてよいのやら、こんなチャンスはそんなにあるものではないと思えば尚更あせり、あれよあれよと言っている間に4羽ははるか彼方に・・・・・・
30カットほど撮った中の1枚です。
あいにくの小雨交じりの朝でしたが、熱心な会員は早くから集まり、準備が整った頃には雨も上がりました。最近の傾向として会員の数よりも一般の方の参加が少ない事が気になります。今日は雨で出足をそがれた事もあるでしょうが、子供連れの参加者が無かった事も少し寂しい気がしました。
回って見ると鳥も少ない感じでしたが、今日来られた方々は皆さん熱心で、スコープを覗いては、盛んに会員に質問をしてくれたので、説明にも力が入ったのではないでしょうか。
今日の探鳥会で会員が一番喜んだのはK.Dさんが見付けてくれたコムラサキかも。柳に止まってじっとしていたのでよいモデルになってくれました。コムラサキは「隠し紫」の別名でも呼ばれるようで、翅の紫はオオルリの「瑠璃色」と同じ様に、翅に青い色があるわけではなく、翅の微細な構造に光が当たって、光の干渉、回折、散乱が起こって初めて見えてくる色(構造色)と言う事です。マガモの頭の色が緑や紫に見えたりするのもこれと同じ事だそうです。(柴田佳秀著『鳥の雑学がよ~くわかる本』秀和システム 参考)
私の好きな鳥といえば「カワセミ」ですが、新緑の美しいこの時期になると、キビタキの方に心を惹かれます。あざやかな新緑の中で見るキビタキの美しさは形容しがたいものがあります。その姿はまさに新緑の森の妖精です。キビタキに出会えるととても得した気分になります。
先日、また妻のお付き合いでアンデス音楽を聞いてきました。場所は前回と同じ清水ドリームプラザ。バンドの名前は『ILLAY(イジャイ)』。ケチュア語で『輝き』を意味するそうです。2年前静岡の地下道で『イジャイ』の演奏を聞いたのがきっかけで、妻はアンデス音楽に夢中になったようです。メンバーは時々変わるようですが、左からホアキン、リーダーのジョン、イリッチ、エドウィン。
軽快でリズミカルで力強く、自然に体が動いてしまう彼らの音楽にはファンも多いようです。これをタダで聞けた今日のドリプラのお客さんは(私も含めて)ラッキーでした。
みなさん、連休はどんな風にお過ごしでしょうか?
私はクラブの会報作りと、二つの写真展の準備に追われて、ゆっくり休む事も、写真撮影に出掛ける事も出来そうもありません。
一つ目の写真展は私が主宰する「かわせみフォトクラブ」の写真展です。会場は静岡市追手町の しずぎんギャラリー『四季』。会期は5月11日から5月17日迄です。今年で5回目の写真展です。私はこの、静岡市の広報にも毎回使用されているカワセミの写真などを出します。この写真の全体が一体どうなっているのか、知りたい人はぜひ会場までお越し下さい。
うわさの美人“N.Sさん”、おにぎりの“I.Tさん”コウノトリの“T.Gさん”、などにも会えるかも?その他会員12名の作品32点を展示致します。
二つ目の写真展は、私も役員をやらせてもらっている『県内写真愛好者秀作展』です。こちらは県立美術館で5月30日から6月4日迄です。こちらには私の写真が2点。“T.Gさん”の作品など、県内の写真愛好者から寄せられた167点の作品が展示されます。
どちらも充分に楽しめる写真展になると思います。
ぜひご覧いただきたいと思います。
なれない事はするもんじゃあないですね。
4/29日は友人に誘われて、オガワコマドリを見に横浜まで行って来ました。現地に着くとカメラマンらしい人が数人(しか居ない)。しかも誰もカメラを出していません。なんか嫌な予感。我々が着くとみんな帰り支度を始めました。その中の誰かが、「2,3日前から姿が見えないからもうだめだね」と言いながら帰っていきました。本気モードで重たい方のセットを持ってきた私は、力が抜けてその場に座り込みました。先日、あんなにかっこいい事を書いておきながら、珍鳥を見に来たりするからこんな事になるんだと、猛反省。連れて行ってくれた友人には、知らない所を案内してもらい感謝しています。
帰りに富士川河口、船越公園、長尾川を回って帰りましたが、通いなれた地元の方がやはり鳥を見つけられますね。 富士川では今年初のコアジサシの元気な姿を見て、こちらも元気を回復。
“番人”さんが何度もメールをくれるので、長尾川も最後に回ってみました。そこで今年最多のレンジャクを確認。50羽はカウント。それ以上居る事は確実ですが、木も葉が繁って来て、正確にカウント出来ませんでした。それが一斉に川へ降りて水浴びを始めました。こんな光景は初めてで興奮しました。今まではせいぜい10羽前後がちまちまと石の陰で水浴びする程度。写真にしても、鳥が何処に居るのか分からないようなものしか撮れませんでした。
さらに、セグロセキレイのヒナも“番人”さんが見つけてくれました。もう暗くなっていたので写真はブレブレでしたが、親子の愛情あふれるシーンが見られました。
今回は私に(-_-)/~~~ピシー!ピシー! おしおき!
“番人”さんには m(__)m 感謝!!!です!
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