サンカノゴイを求めて
6月18日(日)野鳥の会静岡支部会員20名で、サンカノゴイを求めて千葉県まで探鳥会に出掛けました。まずは、千葉県我孫子市の鳥の博物館へ寄り、手賀沼周辺の野鳥と、世界の野鳥の勉強。
展示物は鳥誕生の歴史から、現代の世界中の野鳥の剥製まで幅広く、見応えがある。特に剥製はきれいで、なかなか見る事が出来ないような世界中の鳥が間近に見られてよかった。
剥製と実際のアシなどを使い自然を再現したジオラマも、水中に首を突っ込んだカモの、水中での様子も見られるような工夫がなされており、なかなか面白かった。
裸のカワセミ
「骨」なんて、気味が悪いのに、この標本を見た時には何故か(自分の姿がダブって)笑みがこぼれてしまった。こうして見るとカワセミ君もケッコウ足が長いんだ!!(負けているカモ?)
雨の振る中、いよいよサンカノゴイを求めて印旛沼へ。こんな雨の中を傘を差したり、合羽を着込んだりして、何も無い沼の土手をゾロゾロと歩いている景色は異様に見えるだろう。しかし、みんなの目は真剣だ。
静岡の麻機遊水地ではなかなか見られ無くなってしまったヨシゴイが、ここでは当たり前のように飛んでいる。
雨の中、傘をさしながら、片手で撮影。つ、つらい!!
あきらめてバスに戻り始めた時、S.Nさんが叫んだ!振り向いて私がすぐに「サンカノゴイだ!!」みんなもその声で駆け戻って来る。私は片手でカメラを構え無理を承知でシャッターを切る。
写った写真はボケボケだったが、何とかサンカノゴイと分かる。
サンカノゴイを見た人は半数にもならなかったかもしれないが、サンカノゴイが居た空間に同時に居られた事で、見られなかった人達も何となく満足しているように感じた。(^_^;)
共通データ:ニコンD70 タムロン18-200mm 絞り3.5 - 8 AE ISO400
初めてヨシゴイが出た時 歓声を上げていた・・・
だんだん・・・あれだけ飛んでると 2・30羽はいるんじゃない? ♀♂もしっかり識別出来ました サンカノゴイも
今年麻機で二週間通って見ることが出来た!しかし印旛沼では当然のように見ることが出来る。
鳥に適した自然には・・・豊かな自然は素晴らしいと思った!探鳥会幹事さんのおかげです。
そして、現地では地元の親切な方に道案内までして戴きました。ありがとうございました。オオヨシキリ、クロハラアジサシも見ること出来ました。私は帰り体調不良で皆さんに迷惑かけてしまいました。m(_)m楽しい一日でした!
投稿: S.N | 2006年6月19日 (月) 23時26分
S.Nさん、お疲れ様でした。もういつもの調子に戻られたでしょうか? S.Nさんに元気が無いと、調子が狂ちゃいますからね。
投稿: かわせみ | 2006年6月19日 (月) 23時44分
博物館行ってみたいです。印旛沼をまたぐ道路建設計画があるようですがこれもまた心配です。当日私は鳥見を休んで浜松のjazz concertに行っておりましたが、こちらの音色も良かったです。ところで本日秘密の場所で藤枝在住で勤務先が国吉田という方にお会いしました。(2回目ですが)Canonの500mm手振れ補正つき望遠を片手に歩いておられてかわせみ様はお元気ですかとの事です。収穫はモリアオガエルの卵です。沢の上10m位の枝に産卵してましたがオタマは無事に着地できるのか心配です。
投稿: ファミK父 | 2006年6月20日 (火) 11時09分
去年のジャパン・バード・フェスティバルの時に我孫子に行って見ました。博物館も。標本は本当にきれいですよね。
印旛沼は、お祭りで人だらけだったので鳥はほとんど見られませんでした。カルガモやアオサギなど。
いろいろな鳥と遭える場所なんですね。残念!
私は先週末は東京に美術館めぐりに行ったのですが、ついでに上野動物園に二十数年ぶりに行って見ました。
「日本の野鳥」という展示があってオナガやキレンジャク、クロジ、カケス、、、、、はてはシジュウカラまで展示されていました。あらら、、、はカワセミ。小さなプラ水槽に小魚が入れてあって、そこにポチャン!餌を捕っていました。ガラスの目の前なので よく見えたのですが、ガラスは汚いし、かわせみ、、、、複雑な気持ちでした。
しかも同じ止まり木でオオルリが高らかにさえずっていたのです。これって、生態としても おかしいでしょ?
初めて見る鳥も多かったのですが考えさせられました。
投稿: おみそ | 2006年6月20日 (火) 12時41分
ファミKさん、最近みんなが知っている秘密の場所が多くなってしまいましたが、今回は「レストラン」前でしょうか?キヤノンの新しい500mmを持っている人は多分・・・? その人もこのブログを見ていたら何かコメントをくれるといいのですが。
おみそさん、我孫子や印旛沼に行かれたんですね。もう少し近くならサンカノゴイ、ヨシゴイを撮り直しに行きたいのですが、ちょっと遠いですね。上野動物園だったか定かではないのですが、私もずいぶん昔に檻の中のカワセミを見てやるせない気持ちになった事がありました。オオルリとカワセミが同じ木に居るのは見た事がありませんが、カワセミとルリビタキが同じ木に止まったのは見た事があります。ルリビがどんどんカワセミに近付いて行ったら、最後にはカワセミがルリビを追い払っていました。その光景を見たのは今年の冬。護国神社の池でした。写真も撮ったのですが、遠過ぎて使い物にならず捨ててしまいましたが、今思うと取って置けばよかったですね。
投稿: かわせみ | 2006年6月21日 (水) 00時26分
かわせみさま、自然界でのことなら「面白~い♪」で笑っちゃうんですよね。青い鳥同士で、ルリビは擦り寄って行って追い払われたのでしょうか?
観たかったな~
護国神社ですか。懐かしいです。娘の七五三をやりました。
それから昔、「従軍看護婦慰霊碑」の掃除にも行きました。当番制だったので。
森がちゃんとある神社って、いろんな鳥がいて楽しいですね。この冬、こちらは いつものルリビはこなかったです。
ツグミ類もものすごく少なかったし、、、。こわ~~~い!!
投稿: おみそ | 2006年6月21日 (水) 14時37分
おみそさん、自然の中では思わぬ出会いもありますね。この時ルリビは全くカワセミを無視して、自分のエサ(この木の実)の事だけしか眼中に無かったようでした。そしてカワセミに近付き過ぎて、集中力のジャマになると追われてしまったようです。護国神社は家から近い事もあって鳥見によく行くんですよ。そう言えば、この冬は何処でも小鳥類の数が少なかったようで、最近ではスズメも少ないと心配している声をよく聞きますね。
投稿: かわせみ | 2006年6月22日 (木) 21時36分