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7月26日 日本平花火大会に行ってきました。競輪場の駐車場に車を置いてバスで日本平へ。
花火は日本平観光ホテルの芝生広場で打ち上げられ、観客は芝生に寝そべって花火を見ます。頭の上から降って来るような花火は他ではなかなか無い迫力があります。
このところ花火を何かの形に見せる“キャラクター”もの(本当は何と言うのか?)が何処でも上がるのですが、これはハッキリ言ってつまらない。子供は喜ぶかもしれないが、今年の日本平はこの種の花火が多くて、私的にはしらけた。やはりもう少し本格的な打ち上げ花火をもっと見たかった。
今年の花火で私が一番気に入ったのは滝の様な花火が次々に下から上に覆いかぶさる様に打ち上げられた“空中ナイアガラ”(本当は何と言うのか?) しばらく花火大会に行っていなかったので、この作品が今年初かどうかは分かりませんが、なかなか感動的でした。
久々に使ったニコンF5が言う事を聞かず、絞りも、シャッターもいくらダイヤルを回しても思うように動いてくれず、暗い中でイライラしながらの撮影となってしまいました。
帰りは相変わらずの大渋滞で、バスに乗り込むまで1時間半の行列にはうんざり。それでも1年経つとそんな事も忘れてまた行きたくなるんでしょうね。
明日29日は安倍川の花火大会です。今年は桟敷から見られるようなので、楽しみです。ニコンF5は相変わらず言う事を聞きませんが、D70は多重露光が出来ないので、やはりF5をだましだまし使うしかなさそうです。
7月22日(土)の夜、『ネイチャーマスター』から第3工区にオビトンボが居ると情報をいただき、日曜日に教えて頂いた場所周辺を探したのですが、その日は見付ける事が出来ませんでした。そして今回I.Tさんから「みんなのアルバム」に送って頂いた写真の中に、なんとオビトンボが写っているではありませんか。しかも22日のNHKの観察会の時に撮影されたようです。あの時は一応あの小さな池に居るトンボは大体説明したと思ったのですが、キイトトンボが出ていなかったのでそちらを探す事に神経が行っていたようで、見落としてしまいました。
オビトンボはコフキトンボのメスに現れる異色型で、北海道、沖縄では総てこのタイプですが、静岡辺りでは出現率が少ないので気が付いていれば皆さんに見て頂けたのに残念です。
そこで昨日、再びオビトンボを探しに出掛けてみました。
昨日はとても暑かったのですが、オビトンボも簡単に見つかりました。それが上の写真ですが、少し遠い所に止まっていたのでまた車まで戻って、望遠レンズに変えて再び撮り直しました。
オビトンボ(コフキトンボ♀の異色型)
麻機遊水地では毎年見られるが数は少ない。
ニコンD70 シグマ135-400mm 接写リング 絞りF8 1/320秒 ISO400 三脚
麻機探鳥会の記事
写真と文章のレイアウトがバラバラで、読みにくくて申し訳ありません。勉強不足で・・・ 直したら更に悪化!手が付けられなくなりました。がまんして読んで下さい。
昨日はNHKで、今日は野鳥の会静岡支部の探鳥会で、2日続けて麻機で探鳥会です。この時期は何処へ行ってもそんなに鳥を見られるとは思いませんが、それでも鳥を見たい人が集まって来ます。さすがに今日は富士山の自然観察会と重なったせいか、いつもより参加者の数は少なかったようです。
工事中の第2東名アクセス道路の橋脚です。この道路が出来たらまた遊水地の環境は変わる事でしょう。現在集合場所に使っている駐車場もどうなる事やら。それに変わる駐車場、トイレなどはぜひ作って欲しいものです。
鯉がジャンプした。池に波紋が広がる。
いつまでも残したいのどかな光景。
今日は「ネイチャーマスターM.B」さんがいないので、「知ったかブリ王」かわせみが、昨日「ネイチャーマスター」から仕入れたばかりの知識を少しひけらかす。「この蝶は何?」「ヒメアカタテハだよ」大丈夫かな~?
大丈夫かな~!?
「この小さいトンボは?」
「これはイトトンボの仲間のアオモンイトトンボ」
実はイトトンボでこの他の名前が出てこなかった。
でも、大丈夫!大体合っています。
「じゃあ、この飛んでるトンボは?」
「ウ~ン、これはじっとしてくれないから難しいね」
実は、これも昨日仕入れてありました。
「ほら、腰の辺りをよく見ると明るいでしょ!」
「腰の辺りが透けて見えるから、、、そう! コシアキトンボだね!」「よく見ると黄色だからこれはメスなんだよ!」「よく見なくてもこの写真ピンボケだよ!」「そんな事はどうでもいいの!!」
『ネイチャーマスター』からの一夜漬けでしたが、尻切れトンボの私には大変役に立ちました。
鳥の方はこんなにいい加減な事はありませんので、念の為。
2 ハジロカイツブリ Black-necked Grebe
麻機ではこれまでに7回の記録が残っています。いずれも冬で、11月から1月に集中しています。(伴野正志氏の「麻機における希少鳥の記録」より)
全長30cm 雌雄同色。よく似たミミカイツブリは麻機ではまだ記録がありません。成鳥冬羽の識別は難しいですが、「ミミカイツブリのクチバシは真直ぐで、灰色を帯び先端が淡色。頭部の黒色部と白色部の境がはっきりしている」と図鑑では書いてありますが、私はまだミミカイツブリを見た事が無いので何とも言えません。
写真は2枚とも2004年11月14日に(芝原の池)で撮影したものです。この時の個体は警戒心が薄く、カメラマンの近くまで来てくれました。
2005年12月にも出ているので今年も期待しましょう。
写真と鳥と麻機
写真を始めたのは19歳からで、高校卒業後、就職してからローンでアサヒペンタックスSP-Fを買いました。当時はまだカラーは値段が高く、白黒が主流で、自分で暗室の器材をそろえて現像、引き伸ばしをやっていました。1年くらいは独学でやっていましたが、近所のカメラ屋さんが主宰しているクラブに入って、先輩たちから撮影の基本や暗室のテクニックなどを教えて頂きました。その時の白黒の基本が今のデジタル写真でも随分と役に立っているように思います。
最初は何でもカメラを向けていましたが、入ったクラブの先輩の中に野鳥の写真を撮っている人が居ました。元々動物が好きで動物写真家にあこがれていた私は、鳥も案外面白そうだなと、その人に鳥の写真の撮り方などを教わりました。その人も特に鳥を専門に撮っていた訳ではないので、撮影場所とか、レンズはどんな物が必要か位を教えて頂きました。その中に麻機沼がありました。当時(ちょうど1974年の七夕豪雨の時が私が20歳の時でした)の麻機沼は、人も近付かないアシに覆われたドロドロとした沼と言う印象しかありませんでした。ここでどうやって鳥を撮るのか途方にくれたものでした。
本格的に麻機遊水地で野鳥を撮り始めたのは1985年のカワセミからでしょうか。当時は何も分からずに、姿を隠す為のブラインドを冷蔵庫のダンボール箱を利用して使っていました。そのままだと車に入らないので若干手を加えてはありましたが、ダンボールのブラインドは周囲のゴミとすぐになじんで効果は絶大でした。しかし、人に見つかるとみじめな感じでした。私は見つかっていないつもりでしたが、当時野鳥の会ではダンボールに入っている“不審者”は有名だったようです。
それから4年後の1989年。年号が昭和から平成に変わるのを機に、野鳥の会静岡支部に入会しました。
記憶に残る最初の麻機遊水地でのカワセミの写真。早朝、まだ薄暗いうちにダンボールのブラインドをセットしているとき、振り返ると狙いの枝にカワセミ君が「何してるの」と言う感じでこちらを見ていました。幸いカメラは三脚についていましたので慌ててこれを撮りました。その後ブラインドに入ってからは一度もカワセミ君はここに止まってくれませんでした。これを撮った場所は今では「平柳の池」の野鳥の島になっています。
「カワセミ」1985年11月 平柳の池(当時この池は3つに分かれていて、今の島はその池を分断していた道の交差していた辺りとなる)
昨日は巴川の灯ろう流しへ行ってきました。
まだ明るさが残る午後6時30分。さだまさしの「精霊流し」が流れてきました。何かこの場の雰囲気に合わない感じに思わず苦笑い。灯ろうが流れて来るのを待ちわびている子供たちは身を乗り出して川を覗き込んでいます。
いよいよあたりも暗くなって、灯ろう流しも佳境を迎えました。ところが、一向に灯ろうが流れて来ません。川下からの風と、満潮を向かえる時間が重なり、灯ろうが下へ流れて行かないのです。回収船もあきらめて引き上げてしまう状態。
この写真を撮ったのは流し始めてからだいぶ時間が経ってからです。今日の目的はこれを撮る事ではなかったので、三脚を持って行かなかったのでブレブレです。また、いつもの言い訳です(^^ゞ
今日の目的はアンデス音楽のバンド『イジャイ』の演奏を聞く事でした。灯ろう流しとアンデス音楽。これはさだまさしの「精霊流し」以上にミスマッチのように思いましたが、ケーナやサンポーニャ(アンデス地方の民族楽器。日本のアシや竹などに近い植物で出来ている)などの演奏は意外と日本の風土とも合うのか、聞いているうちに違和感が無くなっていました。
いつもは彼らの演奏をもっと近くで聞いているのですが、今日は川を挟んで対面からなのでちょっと迫力がありませんでした。彼らの音楽はやはりもっと身近で、彼らとのコミュニケーションが取れるような距離で聞く方がずっと良いと思いました。彼らの乗りもその方が良い様に感じたのは私だけでしょうか。
今週の土曜日(7月22日)。午後6時から、静岡駅前のAOI音楽館の7階において彼らのコンサートが開かれます。チケットは2000円です。興味のある方は一度彼らの生の演奏を聞いて下さい。
なんで私がこんなに彼等の事を宣伝するかと言いますと、彼らが出したCDのジャケットやレーベル面に私が撮影した写真が使われているからなんです。この写真は彼らが静岡の地下道で演奏している所をスナップしたもので、プリントして差し上げたところ、気に入ってもらい、CDへの使用となったようです。
時折小雨が降るあいにくのお天気でしたが、集合場所の麻機遊水地第3工区観察舎前には10名ほどの参加者が集まりました。
まずはみんなが名前を知っているモンシロチョウ。ところが、このモンシロチョウも似た物が一杯で、知れば知る程わけが分からなくなってしまうので、かわせみ流のアバウトさで、今日見た白い蝶はモンシロチョウ!!大丈夫かな?
黄色い方はモンキチョウと言いたい所ですが、ただのキチョウ。翅を広げたところを撮りたいのですが、この蝶の習性として、翅を広げる事は少ないと言う事で、あきらめました。キチョウという名前の割には今日はごく普通に見られました。
今度はトンボの仲間。
京都の舞妓さんの様に美しいと言う事でマイコアカネ。成熟したオスは額の青と腹部の赤のコントラストが美しいそうです。麻機では少ないようです。 こちらはイトトンボの仲間でキイトトンボ。
とてもきれいなトンボで、最近増加傾向にあると言う事で、何となくうれしくなります。
最後はテントウムシの仲間で、大きなカメノコテントウ。こんなテントウムシは始めて見ました。
今日の案内人は「野鳥マスター」のM.Bさんですが、M.Bさんは鳥だけでなく虫にも詳しくて、その他植物などにも造詣が深く、「ネイチャーマスター」と呼び名を変えます。本人は全く知らないと思いますが・・・
「ネイチャーマスター」M.Bさん、見ていたら何か一言。
撮影データ:ニコンD70 タムロン18-200mm マイクロニッコール105mm 絞りF4.5~11 1/60~1/250秒 ISO400
ファミKさんからの問い合わせに、私が分かる範囲でお答えします。
1)第一工区~第四工区の区分けはどのようになってるんですか?
○これは言葉よりも図で説明する方が分かりやすいと思いますので、静岡県土木事務所発行の「麻機遊水地の自然 シリーズ」から遊水地周辺の図をお借りしました。
2)今やってる工事は元の植生に戻すためのものだと理解してますが... 3)池に沿って作られている橋げたは何ができるんですか? この記事、実はこれで3回目の挑戦なのです。
○これは私の専門外の事で、よく分かりませんが、各方面の有識者の意見を聞きながら慎重に工事が進められていると思います。
○上図緑の矢印で示した、黒い点線の事だと思いますが、これは第2東名のアクセス道路の橋脚です。 写真は工事現場付近に立ててあったものです。
この道路が出来ると、遊水地の環境もまた変わるでしょうね。
1回目は7日の午前中に書き、アップする直前色気を出してリンクを貼ろうとしてドジをして、いきなり総てが消えてしまう初歩的ミスを犯して断念。2回目は昨夜から今朝に掛けて(夜は非常に混むのか、エラー画面ばかりで、昨夜はまた非常に時間が掛かった)3時間近くも掛かってこれだけの記事を作り、保存(送信)ボタンを押してしばらくしたらまたエラー表示が出て、それまでの苦労が(記事が)水の泡。「返せ!戻せ!!」と叫べども、あの苦労は一体何処へ飛んで行ってしまったのか・・・ガックリ来てフテ寝した。そしてこれが3回目の挑戦となりました。
かわせみフォトクラブの会報がようやく出来上がりました。何しろ1冊1冊手作りで、今回は表紙も含めて30ページ。1冊に貼った写真が23枚。15冊作るので345枚を1枚のミスも許されず、キレイにレイアウトして貼っていくので大変神経も使います。その分出来上がった時の達成感も大きいわけで、出来上がった会報を手にとってページをめくる時の楽しみは、作った者にしか味わえない充実感がありますね。「よくやるね!」と言われる事が多いのですが、好きなんですね。もうじき60号になります。1年6冊だから10年近くやっている事になります。私の所にある58冊だけでもすごい厚さになります。作ったのはこの約15倍と思うと、我ながら感心しますね。
オオホシハジロ 昨日は麻機遊水地では見つけられませんでした。
もっと早く載せたかったのですが、色々ありまして、、、(^^ゞ
朝から何やら騒々しい。
うわさの出所がまずはっきりしない。
ただ「葵区」では範囲が広過ぎるし、一体何が出たのかも分からない。だいいち私は、昨日もサボってしまった会報作りをしなければならない。
うわさの第一報が入った時には放って置いた。
しばらくするとまた「珍鳥」の問い合わせのメールと、電話が来た。
今日は「野鳥マスター」が静岡に居ない。それで私の所に来るのだろう。自分が動けないのでT.Gさんに連絡をして、とりあえず麻機を見て来て欲しいとお願いする。
しばらくするとT.Gさんから、「頭の赤いカモが居る」と連絡が入る。「ホシハジロみたいなカモ」と言う。最近では渡りをしない横着なカモ(本当はケガや病気の者がほとんど)が毎年何羽か遊水池に残るので、その類いかと思いながらも気になって、様子を見に行く(横着者は私だった)。
外は嵐の様な状況だ。風と雨がスゴイ。幸い観察小屋から見られる池だったので助かった。T.Gさんのスコープを覗かせてもらう。「これはタダのホシハジロではなくオオホシハジロみたいだ」と言う。
T.Gさんが雨の中、図鑑を持って戻って来る。
やはり間違いは無さそうだ。
久々に麻機のリストに新種が加わった。205種目だ!(T.Gさん間違い無いですね)
ところで、最初にこの「葵区に珍鳥」の情報を提供してくれたのは一体何処の誰だったのでしょうか? その人が言っていた「珍鳥」はこのオオホシハジロの事だったのでしょうか? 何だかよく分からない不思議な出来事でした。情報提供者の方、もしこのブログを見ていたら、第一発見者は私ですと名乗り出て頂ければと思います。
特に何も出ませんが・・・ ^^;
今日の写真は雨の中で、しかも100m以上も離れた所に居た相手なので、かなりトリミングして苦しい画像になっています。(いつもの苦しい言い訳です)
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