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きっかけ

写真と鳥と麻機

写真を始めたのは19歳からで、高校卒業後、就職してからローンでアサヒペンタックスSP-Fを買いました。当時はまだカラーは値段が高く、白黒が主流で、自分で暗室の器材をそろえて現像、引き伸ばしをやっていました。1年くらいは独学でやっていましたが、近所のカメラ屋さんが主宰しているクラブに入って、先輩たちから撮影の基本や暗室のテクニックなどを教えて頂きました。その時の白黒の基本が今のデジタル写真でも随分と役に立っているように思います。
 最初は何でもカメラを向けていましたが、入ったクラブの先輩の中に野鳥の写真を撮っている人が居ました。元々動物が好きで動物写真家にあこがれていた私は、鳥も案外面白そうだなと、その人に鳥の写真の撮り方などを教わりました。その人も特に鳥を専門に撮っていた訳ではないので、撮影場所とか、レンズはどんな物が必要か位を教えて頂きました。その中に麻機沼がありました。当時(ちょうど1974年の七夕豪雨の時が私が20歳の時でした)の麻機沼は、人も近付かないアシに覆われたドロドロとした沼と言う印象しかありませんでした。ここでどうやって鳥を撮るのか途方にくれたものでした。
 本格的に麻機遊水地で野鳥を撮り始めたのは1985年のカワセミからでしょうか。当時は何も分からずに、姿を隠す為のブラインドを冷蔵庫のダンボール箱を利用して使っていました。そのままだと車に入らないので若干手を加えてはありましたが、ダンボールのブラインドは周囲のゴミとすぐになじんで効果は絶大でした。しかし、人に見つかるとみじめな感じでした。私は見つかっていないつもりでしたが、当時野鳥の会ではダンボールに入っている“不審者”は有名だったようです。
 それから4年後の1989年。年号が昭和から平成に変わるのを機に、野鳥の会静岡支部に入会しました。

__5 記憶に残る最初の麻機遊水地でのカワセミの写真。早朝、まだ薄暗いうちにダンボールのブラインドをセットしているとき、振り返ると狙いの枝にカワセミ君が「何してるの」と言う感じでこちらを見ていました。幸いカメラは三脚についていましたので慌ててこれを撮りました。その後ブラインドに入ってからは一度もカワセミ君はここに止まってくれませんでした。これを撮った場所は今では「平柳の池」の野鳥の島になっています。

「カワセミ」1985年11月 平柳の池(当時この池は3つに分かれていて、今の島はその池を分断していた道の交差していた辺りとなる)

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トリとめの無い話」カテゴリの記事

383 カワセミ」カテゴリの記事

コメント

今、明かされるかわせみ様の半生episodeIというStar Warsのような展開になってまいりましたね。episodeIIも楽しみにしております。私も初めて手にした一眼レフは親父の持っていたペンタックスSP(ひとつ前のモデルですか?)でした。TTL測光、スクリューマウン
ト、ボーエンだよ等懐かしいですね。ただカメラを向けた方向が夜空でしたが..
ダンボール箱片手に麻機に通いつめていたかわせみ様のひたむきさに感服いたしました。カワセミもそんな姿に共感して後ろからじっと見ていたんですね..

始まりました。かわせみ様の・・会長様のお話が。
RWよ、いっしょに聞いておこう。今からでも遅くはない。下手な写真を卒業するすべを聞こう。
でも、私らは数打てば当たるでやっています。
だんだんと良い写真が撮れそうです。

あはは~あちこちで「不審者」にされていたみたいですね。
気をつけましょうね~。私が当時 住んでいた寮では、市内全域の学生寮向けの広報で「駿府公園に「のぞきの痴漢をのぞく不審者」が出没している。のぞきより 怪しいから気をつけるように」との通達があったことを思い出しました。
それって、たしかフクロウかアオバズクを撮ろうと狙っていたカワセミ様でしたよね~~~?昔、確認しましたが。
今なら即、通報されてしまいそうですね。鳥撮りの王道は厳しいですね。すばらしい写真の影に不審者あり???

駿府公園の「のぞきを覗く不審者」にまでなっていたんですね。何処でどんな嫌疑を掛けられているか油断ならんですね。安倍川ではダンボールに入っている所を子供に見つかり遠くから石を投げられた事もありましたね。中でじっとしていると段々子供たちが恐る恐る近付いてくるのが分かりました。2~3mまで近付いた所でいきなりダンボールから「ドリャーツ」と飛び出してやったら、腰を抜かさんばかりに一目散に逃げ散っていきました。そのあとで思いました「そう言えば自分たちも子供の頃河原にいる変なおじさんによく脅かされていたな~ 今オレはその変なおじさんの仲間入りをしてしまったのかな」なんて思ったものです。それが今は、清く、明るく、まじめを絵に描いたような好中年です。ハ、ハ、ハ、、、 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

恐る恐る 近づく子供たち、、、そこへ「ドリャーッ」ですか。おなかの皮がよじれそうなシーンですね。
見てみたかったですね~。

遠くから石を投げる子供、、って。気持ちはわからないでもないけれど、人が入っているって、わかっているんですよね。ちょっといただけないですね。石が当たったらどうなるか、わかっていないっていうのは、、。

中にはとっても優しい 「清く、明るく、まじめな」オジサマが入っているのにね~。

おみそさん、彼らは中に人が入って居るとは思っていなかったと思います。石を投げたのは反応を見たかったんだと思います。だから中からいきなり「何か」が飛び出して来てビックリしたんだと思いますよ。

やっぱりいい写真を撮るには、影で凄い努力をなさって、居られたのですね。小生のように、ちょっと行って、直ぐ撮って、すぐ帰る。軽薄短小を地でいってます。反省!!!

フジモトさん、反省する事はありませんよ。私だってさっと行って、パッと撮って来るのが理想です。鳥にとってもその方が良いでしょうから。

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