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2006年10月

お待たせ!

ヤマセミ登場!

Photo_77 しばらく野鳥の写真が無かったので野鳥ファンには寂しい思いをさせてしまったかもしれません。「ぜ~んぜんそんなこと無いよ!」なんて言わないで下さい。
SNさんが最近この付近で偶然見つけ、その時私も一緒に確認しました。それ以来何回か通っていましたが、いつも空振りばかりだったヤマセミさん(♀)にとうとうお会いする事ができました。しかもかなり近い距離で会う事が出来ました。

Photo_78 場所は残念ですが、色々な事情(地元の人達がヤマセミを大切にしています)を考えて、お知らせする事が出来ません。申し訳ありません。今回姿を見せてくれたのはメスだけでしたが、前に見たのはオスだったので、ペアで居るようです。いつも仲良くペアで居るヤマセミこそ「オシドリ夫婦」ですね。

写真データ:ニコンD70 EDニッコール600mm×1.4 F5.6 1/800 ISO400 ※PhotoshopCS2にて画像処理

アンデス音楽バンド

アンデス音楽

_09 アンデス音楽バンドの「イジャイ」が静岡に来ると言うので少しだけ聞きに行きました。今はクラブの会報作りが忙しく、ゆっくり聞いている時間が無かったのです。

_11 本当はこんな風にブログを書いているヒマも無いのですが、気分転換には最高の音楽でした。
ブログを通じて知り合えた方にもお会いできたりして、見ている人は居るんだなと感心しました。

今度はぜひ、コメントも寄せていただけると、大変嬉しく思います。

日本丸清水港へ

日本丸が清水に寄港

1_11 海洋実習船「日本丸」が昨日から清水港(日の出埠頭)に入っています。この船は「日本丸」の二世で、初代は1985年から横浜の「みなとみらい」に係留展示されています。

2_16 今日は総ての帆を広げるセイルドリルが行われました。私の次男坊も海員学校を出ていて、この「日本丸」には6ヶ月程お世話になっています。息子が乗船していた時には残念ながら静岡には寄ってくれなかったのです。

3_12 その時には東京まで見に行きましたが、帆を張っての雄姿を見るのは今日が初めてです。(姉妹船の「海王丸」の帆を張った姿は見ています)
今日も若い実習生の姿が見られましたが、みんな元気そうで、活気にあふれていました。

4_6 今日はお祭りのような人出で、警備が厳しく撮影ポジションも思うようにならず、船全体を写真に収める為に携帯などのカメラの人達は苦労していたようです。前は余裕が無かったのですが、後ろは余裕がありました。でも、後ろ姿は寂しいですね。

オシドリの争い

平和的なイメージのオシドリですが

__15 オシドリと言えば仲の良い夫婦にたとえられる位おしとやかで、平和的なイメージがありますが、今では皆さんご存知のように、オシドリの夫婦は毎年ペアの相手を変えているようですし、そもそも、ペアで仲良くいる期間も本当に短いようです。
絵に描いたような、仲良く見えるオシドリのペア。

_1_7 そこへもう一羽のオスがペアの間へ割って入るように飛び込んで来ました。平和でのどかなムードもたちまち一変。オス同士の激しい争いが始まりました。

_3_5 バトルはいつ終わるのか。両者の力は互角のようで、なかなか決着が着きません。オスの争いの間、メスは少し離れた場所で両者の争いの成り行きを見守っている様子です。

_4_3 目の前で始まったこのバトルは徐々に遠ざかって行き、かなり長い時間争っていました。疲れが見えたのか、一瞬のスキを突いて片方のオスが飛び上がって相手の頭を押さえ込むように襲い掛かりました。これで勝負は決まったようです。
この後、勝ち残ったオスは意気揚々とメスに近付き、二羽は仲良く泳いで行きました。が、その後このペアが幸せに暮らしたかは定かではありません。

オシドリの意外な一面を紹介しました。オシドリでは他に、一羽のメスに複数のオスがいきなり襲い掛かる衝撃的なシーンも目撃しています。

麻機探鳥会 10月

10月の麻機探鳥会

1_9 22日の日曜日に行われました。今回のテーマは「オシドリ」と言う事でした。このテーマは私のオリジナルカレンダーのデータをもとに決めたと言う事なので、少々責任も感じます。
T.Gさんの出発前の挨拶。

2_15 「平柳の池」にはアオサギ、ダイサギがいっぱい入っていました。昨日(10/21)のカウントでは30+でしたが、今日は何羽だったのでしょうか?「野鳥の会」と言えば「カウント」なのにカウントした人は居たのかな??? 4_5

ヒドリガモの飛翔。
「芝原の池」上空を飛ぶヒドリガモ。まだオスもエクリプスで皆同じに見えてしまいます。

5_4 参加者の行進。この木道も随分痛みが目立ち始めました。人が通らない所ほど痛みがひどく、歩けない所もあります。お金も随分掛かっていると思うのに、有効活用されないうちに朽ち果ててしまうようで大変もったいない事だと思います。

今日のテーマ「オシドリ」は見つかりませんでした。しかし、オシドリは大体この時期遊水池にやって来ます。ただ、他のカモと違って滞在期間が非常に短いので、出会う確立が低くなります。オシドリと出会う為にはこまめに遊水池に来て、観察を続ける事でしょう。

今回写真のデータ:ニコンD70 タムロン18-200mm(最初の写真) シグマ135-400mm ISO400

撮影会(続き)

クラブの撮影会(午後の部)

_0_6 午後は第四工区に移動し、「平柳の池」と「芝原の池」の間の道に撮影ポジションを設定しました。ここなら池を両側に見られ、サギなどが狙えるからです。現地に着いて上空を見上げるとミサゴが飛んでいました。

_2_3 昼食をとっている時間も無く、三脚にカメラをセットするのももどかしく、あせりながらも撮影準備完了。ミサゴが魚を狙って池に何度かダイビングしてくれる。

_1_6 しかし、狩は失敗の連続。カメラマンに狙われている事で、狩に集中できないのかもしれない。
以前麻機(あさはた)にミサゴが居付いた時にも、私が構えるカメラの前でも何回かダイビングしてくれましたが、そんな時には一回も成功した事がありませんでした。

_3_6 結局3時間ほどの間に4回くらいミサゴはやって来て、5~6回のダイビングをしたが、全て空振りだった。4回目の飛来時。今度こそと狙っていると、入口の鍵を閉めると言うので車を移動。

_4_2 車から出て急いでミサゴを探すと、ミサゴはもうかなり高い空を飛んでいました。双眼鏡で見ると、足にはしっかりと獲物を抱えているではありませんか。我々が車を移動しているわずかの時間に狩を成功させたようです。
一番いい瞬間を撮る事は出来ませんでしたが、この様な撮影会としては、今日(10/21)は上出来だったように思います。

写真共通データ:ニコンD70 シグマ135-400mm 三脚 ISO400

撮影会

Photo_76 クラブの撮影会(午前の部)

クラブの撮影会を麻機遊水地で行いました。
撮影会と言ってもモデルさんを連れて来て“ニコパチ写真”を撮るわけではありません。野生の生き物を相手の撮影会ですからほとんど運任せです。シャッターが切れるようなチャンスに出会える確立は非常に低い、他に類を見ない撮影会なのです。それでも一応スベリ止めに、これだけは何とか撮りたいと言うものは考えておきました。それが写真のノビタキです。しかし、今年はノビタキの飛来数が予想より少なく、いつもの年なら来てくれる所に入ってくれないのです。仕方ないので、鳥までの距離はあるのですが、第一工区前林の草原で撮影しました。

_0_4 ノビタキに飽きたので移動を始めると、2羽のモウキンが絡み合うように飛んでいるのを発見。いつもの癖でよく見もしないで「ノスリ!」なんて言ってから「あっ!チョウゲンボウ」と、訂正。
2羽は冬の縄張り争いをしているのか、しばらく追いかけっこを続けていました。お陰でこの写真も撮る事が出来ました。

_1_5 しばらく2羽で追いかけっこをしていましたが、やがて1羽がここに残り、今度はエサ捕りを始めました。毎冬ここに来るチョウゲンボウが狙うエサはほとんどが虫です。今回も時々地上に舞い降りてはバッタのような虫を捕まえていました。
今日は数人のカメラマンに狙われているにもかかわらず、かなりサービスしてくれました。電柱に止まっているところではありましたが、かなりのアップを皆さん撮られたと思います。

写真共通データ:ニコンD70 シグマ135-400mm 三脚 ISO400

午後の部は次回にします。

麻機の野鳥 13

13 コサギ Little Egret

_04 全 長:55-65cm
翼開長:90-105cm

麻機(あさはた)では1年中普通に見られる。
近年、アオサギ、ダイサギなど大型のサギの進出が目覚ましく、コサギはすみに追いやられているようで、以前より、その数が少なくなっているように感じる。

0148_ 繁殖期が過ぎると遊水池が集団ねぐらとなる。
夕方になると何処からともなく飛来し、多い時には百羽前後の群になる。最近では私もねぐらの様子を見に行っていないのでよく分かりませんが、今でもコサギは集まって来ていると思います。(何とも無責任 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!)

0741 ダイサギのところでもダイビングキャッチを紹介しましたが、このコサギの時にはダイビングする事無く、水面をかすめる様にして魚を捕らえて行きました。

今回写真を整理して、麻機(あさはた)で撮ったコサギの写真が少ない事に驚きました。コサギのポジのストックは300カットほどあるのですが、ほとんどが池田山(日本平動物園の池)のものでした。今回のブログの為に、最初のカットを最近第一工区の前林で撮りました。他の2枚は随分昔のものです。

女の子ばっかり?

10_4 船越探鳥会 10月

今日は船越探鳥会です。最近では野鳥の会も高齢化が進んでしまったせいか、はたまた探鳥会担当者の魅力が不足なのか、年々参加者の数が少なくなってしまうようで寂しい限りです。せっかく野鳥の会に入ったのですから、一度は探鳥会なるものにも出席してみて欲しいと思うのですが、どうしたら今迄一度も探鳥会に出た事が無い人を引っ張り出す事が出来るのか、良い案がありましたらぜひ教えて頂きたいと思います。

_1_4 今日はヒタキの仲間が何種類か出てくれたのですが、どうも女の子ばかりで、どの子がどの種のメスなのか?暗い林の中を飛び回る姿を追いかけては、「あっ!アレはオオルリのメスだ!」「アッ!これはキビタキのメスだ!」「オッ!こいつはなんだ???」で、担当者も迷い、参加者の皆さんは果たして姿を捉える事が出来ていたでしょうか?

03  今日はキビタキのメスが多かったようで、オオルリのメスは「思いでの森」に居た1羽がそのようです。
写真は探鳥会終了後に入口付近の橋の上から撮ったものです。2枚ともキビタキと思われます。

_001 オマケに、メジロもそばに来てくれたので撮りました。メジロは見ている分にはとてもかわいらしいのですが、写真に撮ると目がきつくなってしまう事が多く、見たようにかわいらしく撮るのが難しい鳥ですね。

一クジ、二タカ、三ナスカ

0e チョット寝不足
今日はNHK10月期のスタート。ところが今週は仕事がやたらと忙しく、朝帰りが続き寝不足で頭がさえない。ぎりぎりまで寝て、9時に家を出る。今日のお目当てはノビタキとタカの仲間。ノビタキはかろうじて1羽が遠くに出てくれた。タカは賤機(しずはた)山の上にノスリが2羽。しかしこれも遠い。帰りの駐車場に向かう途中、すぐ近くに居たスズメにいきなり襲い掛かる一羽のモウキン!一瞬ハヤブサと間違える程目の前に飛び出してくれたのはチョウゲンボウでした。最後にすごいシーンが見られて私としては大満足でしたが、皆さんはいかがでしたでしょうか・・・?
写真は今日のものではありませんが、上空でホバリングした時のイメージに近いものを載せました。

_4_1 午後は「ナスカ展」に行ってきました。
本当は眠りたかったのですが、今日行かないと行ける日が無くなりそうなので がんばって行ってきました。
「ナスカ」なんて(失礼)そんなに人気があるとは思っていなかったのですが、館内はなかなか大勢の人で、行列が進むのを待ちながらの見学です。待ちながらもう眠気を抑えるのが大変!陶器や織物など、展示物もおとなしく地味めのものが多いのですが、素朴な温かみがあって、織物などは本当に細かな所まで丁寧に作られ、色がきれいなのも驚きでした。
ミイラはもともと興味があまり無いのです。子供の頃に見たTVドラマ「恐怖のミイラ」のイメージがあり、どうも不気味で好きにはなれないですね。
館内は写真撮影禁止なので、入口のお姉さんをコッソリ撮らせてもらいました。

_2_2 「ロダン館」にも行ってきました。
かなりお金を使って作ったようで、明るくて広々とした空間にロダンの作品がゆったりと展示してありました。ここはストロボを使わなければ撮影OK!
ストロボを光らせてしまったお兄さんが、館内の案内嬢(もっとかっこいい名前が本当はあるのかも)に注意されていました。今のカメラはチョット暗いと勝手に光ってしまうので注意が必要です。この写真でも本当はカメラ側から少し光を当ててやりたかったのですが、仕方ありませんね。

_3_4 上の写真を撮っている時、どこからか子供が走って来て、「考える人」の前にしゃがみこんでポーズの真似を始めました。誰かに真似しろと強制された訳でもないのに、無邪気なしぐさがほほえましかったです。
この子のお母さんは「考える人」の後ろに少しだけ写っています。良いモデルさんをありがとうございました。

明日は船越の探鳥会です。皆さん遊びに来て下さいね!!

タカの渡り

Photo_71 快晴の竜爪山平山林道

今日は今迄我慢していた「タカの渡り」を見たくて、竜爪山の平山林道へ行ってきました。お天気はほぼ快晴。雲が少しあるが、富士山もよく見えました。

__14 空を見る人
9時頃「富士見台」に着くともう先客が3名居ました。2名は双眼の望遠鏡をセットしてバリバリの「タカ見人」風の男性。T氏とK氏。そしてあとの一人は我らがS.Nさんでした。

Photo_72 クマタカ
竜爪山ではとりあえずクマタカでしょう。今日は2羽が何度か出てくれました。とても写真を撮れる距離には来てくれませんでしたが、ブログ用に無理して撮りました。

2_13 カケス

タカではありませんが、近くに来てくれたので撮らせてもらいました。S.Nさんに「カケスの羽の青が出ていればねぇー」と早速注文をつけられました。

Photo_73 カケス 2

そこで再びカケスが来るのを待って、羽の青が見える瞬間を狙う。タカが出ない時間の退屈しのぎにはちょうどいいですね。

Photo_74 チゴハヤブサ
今日はチゴハヤブサが何度か出たようですが、私が見付けられたのはこの1羽だけ。これでも1300mm相当で、トリミングもかなりして、ようやくこの大きさです。

Photo_75 タカ柱
「タカ柱」と言うには写真で見る限りは寂しく見えますが、今日は400前後の群が2回出ました。これはその時のもので、本当はすごい数のタカがこの時飛んでいました。

2_14 望遠でなければタカは写らないし、望遠では画角が狭くて数多くのタカをいっぺんに写し込む事が出来ない。何とか少しでも多く入る所を探しながらシャッターを切るのですが、あせるせいか、ピントが全くつかめないのです。本当はもっと多くのタカが写っているカットもあるのですが、ピントが1羽にも合っていないのです。

2時近くまで観察して、サシバが1200羽以上飛んだようです。これはT氏とK氏の観察データをお聞きしました。S.Nさんは目の良さをいかんなく発揮して、今日のデータ集めにも充分功績を残されたようです。私はただ飛んでくる鳥を面白がって見ていただけで、ろくな写真も撮れなくて申し訳ない限りです。(野鳥の会静岡支部ではタカの渡り情報も随時掲載中です)
それにしても今日のタカの数はすごかった!!私もそんなに数多く「渡り」を見ているわけではありませんが、こんなに多くのタカがいっぺんに見られたのは初めての経験で、鳥肌が立つような感動をおぼえました。何に向かってか分かりませんが「ありがとう」と心の中で叫んでいました。

フォルクローレフェスタ

フォルクローレフェスティバル

Foruku6 藤枝市大久保キャンプ場でフォルクローレのお祭りがありました。「タカの渡り」も気になったのですが、今日はこちらへ行ってきました。
民族衣装で着飾った子供たちも踊りに参加。

Foruku1_1 今日は最高のお天気。
フォルクローレファンが大勢集まった。
私は時々空を双眼鏡で眺めては「おっ!サシバだ!!」なんて、やっていました。

Foruku2 まずは地元の「藤枝太鼓」
勇壮な太鼓の演奏の中にも女性の姿が目立ちました。男ばかりの太鼓もいいですが、女性が入ると華やかで、またいいですね。

Foruku3 今日のお目当てはやっぱり「イジャイ」
彼らはこの仕事の後に東京でもう一つ仕事があるためフォルクローレのトップに演奏。
メンバーはリーダーのジョン、弟のアレックス、ギターのシンジ、チャランゴは今日はヴィクトルでした。

Foruku4 軽快でリズミカルな彼らの演奏に乗せられて、観客が一人、二人と前に出て来て踊りだした。普段はおとなしい静岡県人にしてはとても珍しい光景だと思った。「イジャイ」の演奏にはそれだけの力があった。

Foruku5_1 次は地元静岡のフォルクローレユニット。「ロス ビエントス デル オリエンテ」の演奏。彼らの演奏も何回か聞いて楽しませてもらっています。今回は日本人ペルー移住100年を記念して、 ペルーに縁のある人達も混じるダンスグループ「アミスタ クリオーヤ」の踊りも交えてにぎやかに行われました。

Foruku7_1 彼らの演奏の最後にはコンドルまで登場する熱演でした。
ペルーの民族衣装を大人も子供も着てそれがとてもきれいでかわいらしかった。

Foruku8 最後は「MAYA(マヤ)」
日本人で構成された日本を代表するフォルクローレグループのひとつ。「イジャイ」とはまた違った、日本的な匂いを感じさせるフォルクローレを聞かせてもらいました。

ミズアオイ

“世界一”と言われた群落は今・・・

01929 十年位前でしょうか、麻機遊水地第3工区にミズアオイ(環境省「レッドデータブック」絶滅危惧Ⅱ類)の大群落が出現しました。中国?(記憶があいまいで申し訳ありません。)から来た湿生植物の権威が、それを見て“世界一の群落”と言ってくれたほどのものでした。その時写真を撮っておけば良かったのですが、植物には全く関心の無かった私は僅かに花のアップを数枚撮っただけで、全体を撮る事をしませんでした。今にして思えば、非常に残念な事をしました。この写真は2001年9月29日第3工区の天神前(「麻機の野鳥1」の地図参照)で撮影したものです。

01929_3白花のミズアオイ
この写真も同じ時同じ場所で撮影したものです。
数多く咲くと、中にはこの様に変わった花も咲いていました。

_1_3 今回再び第3工区を回ってミズアオイを探したのですが、工区内では見つける事が出来ませんでした。わずかに浅畑川で数株を見つけただけでした。

_19_2 Y.Kさんに教えてもらった場所。
今年はこの場所が一番数が多かったようです。第2東名アクセス道路の橋脚の周囲に残ったハス田と、その回りの水溜りです。花の盛りを過ぎてしまった為近くにきれいな花が無かったので、期待したほどの写真が撮れませんでした。

2_2_1 1_8 2_12

3_10

今回のミズアオイの記事は記憶にあいまいな部分が多く、大変申し訳ありません。この件については詳しい方が大勢居ると思いますので、出来ればその方たちに何か補足していただけると助かります。
写真の撮影日、場所、などのデータは間違いはありません。

妻は黒い?

麻機(あさはた)の蝶

_26 ツマグロヒョウモン
昨日(3日)ミズアオイを探して第3工区を歩いてみました。しかし、なかなかミズアオイは見つかりませんでした。代わりにツマグロヒョウモンが近くに止まってくれたので、そちらを撮る事にしました。ツマグロヒョウモンも今ではごく普通に見られる蝶ですが、元々は南方系の蝶で、静岡では見られなかったのですが、温暖化の影響でしょうか、10年位前からは当たり前のように見られます。名前のツマグロはメスの翅の先端部(=ツマ)が黒いからで、妻の何かが黒い訳ではありません。そんな事、今更言われなくても皆さんご存知ですよね。(^^ゞ

Photo_69 ツマグロヒョウモンの裏面です。
表はよく見るから、たまには裏面もお見せします。この個体はだいぶ翅も痛んでいましたが、あまり活発に飛ぶ事もなく、この花の周りをグルグルしていました。

_14 キタテハ
ツマグロを撮ってしばらく行くと、今度はタテハチョウが“センダングサ”に止まっていました。名前は分からないけれど、とりあえず写真を撮っておきました。家に帰って図鑑で調べると、キタテハの秋型のようです。

肝心のミズアオイですが、今日(4日)麻機のミズアオイに詳しいY.Kさんに偶然お会いする事が出来、今年よく咲いている場所をお聞きしたので、これから写真を撮り次第(今日は仕事に行く時間になってしまったのでろくな写真が撮れなかった)、ブログで紹介して行きたいと思います。

あっち、コッチ。イカル、どっち

コチドリとイカルチドリ

今、麻機(あさはた)第一工区の「前林の池」にはシギやチドリがよく入っていますが、いつも識別で悩まされるのがコチドリとイカルチドリです。夏羽の成鳥ならじっくり見れば何とかなるとは思うのですが、今は冬羽で幼鳥タイプがほとんどです。どれもこれもぼんやりした感じで私にはさっぱり識別が出来ません。図鑑ではコチドリとイカルチドリの識別ポイントとして、

①眼の回りの
黄色いアイリングの幅がコチドリのほうが広く目立つ。
②顔や胸の黒色部がコチドリのほうが濃い。
③飛翔時、コチドリの翼に白帯は出ない。(目立たない)

④コチドリのほうがクチバシが短い。
⑤翼をたたんだ状態で、コチドリの尾は翼先端から出ない。
⑥コチドリのほうが小さい。

等と書かれています。
でも、これはほとんどが夏羽の成鳥での話で、今の時期に当てはまるものがあるのかどうかも勉強不足で不明。

_0_3 結局2種が同時に見られ、大きさの比較が出来れば分かるのですが、なかなかこんな場面も少ないものです。最近タカブシギと同時に見られたので気が付いたのですが、イカルチドリはタカブシギとほぼ同じ大きさなんですね。コチドリはタカブシギに比べるとやはり小さく見えます。イカルチドリはイソシギにも大きさ的には似ています。これは意外と識別のポイントになりました。今更こんな事で悩んでいるのは私だけですかね・・・(^^ゞ

豊橋自然史博物館

Photo_65 雨の豊橋動植物園

誰が雨男(女)なのか?こんな雨になるとは思ってもいなかった。静岡を出る時にはまだ小雨、豊橋に着いた時には本降り。おかげで日曜日なのに来園者も少ない。

Photo_66 博物館に入ると出迎えてくれるのが縮尺1/2のティラノサウルス。小さいけれど迫力充分。内臓モーターで腕や頭、あごが動き、それに連動してうなり声も出してくれる。「かわせみ」もたじたじ・・・

Photo_67 三宅さんの顔で、一般の人には見学できない博物館の資料室も見せて頂く。博物館などは一般に公開している資料よりも、倉庫に収蔵されている資料の方が多いのが普通なのでしょう。しかし、「かわせみ」にはホルマリンやナフタリンの臭いのする資料室よりもやはり新鮮な空気の方があっています。

Photo_68 昼食後。激しい雨の中、動物園へ向かいます。
目指すは野鳥園。豊橋動物園では日本産の野鳥が数多く展示されていて、なかなか見応えがあるのですが、さすがに今日の雨ではじっくり見ている事が出来ませんでした。

Photo_70 心残りでしたが各ゲージの前を駆け足で通り過ぎました。
これはオオタカ。狭いゲージの中で大空を見上げては、時折羽ばたいていました。

2_10 豊橋動物園では地球の地域別に動物を分けて展示しているようでした。
ここはオーストラリアゾーン。開放的な展示でカンガルーやエミューが伸び伸びとしていました。

1_7 再び博物館に戻り、展示物を見学。

これは今回の特別展示のユアンモウサウルス。

3_9 4_4

こちらは常設展示のアナトサウルス(カモノハシ竜)
ティラノサウルスとトリケラトプス。

恐竜には何故か心引かれる。小さな頃から、大きな生き物に興味があった。恐竜好きは「マザコン」等と言われた事もあった。何を根拠にそんな事を言ったのかよく分からない。恐竜が鳥になったらしいと言われるようになった。恐竜と鳥に興味を持った事には何か共通点があったのかもしれない。

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