麻機の野鳥 18
22 コハクチョウ Tundra Swan
全身が白く、クチバシは先が黒く、付け根は黄色い。麻機(あさはた)遊水地では1992年に若鳥1羽が観察され、その後4回の記録がある。(伴野正志氏「麻機における希少鳥の記録」より)
2000年から3年連続で親子連れが観察されているが、3回とも成鳥は1羽しか確認されておらず、ファミリーで行動するとされるコハクチョウの生態からすると、やや不思議な巡り会わせで、何故、毎回片親なのか謎が残る。
コハクチョウは飛び立つ前にはお互いに首を上下に振りながら意思の疎通を図ってから風上に向かって助走を開始する。ある程度観察を続けていると飛び立つタイミングが分かるようになる。翼を広げると2m前後もある。こちらに向かって飛んで来るとさすがに迫力がある。
写真はいづれも2001-2002年に越冬した5羽のコハクチョウ。
一番上は『平柳の池』。真ん中のクチバシの黄色いのが成鳥。
二番目は『野丈の池』。陸上に上がって休憩している所。
一番下は『平柳の池』。池から飛び立つ3羽の幼鳥。先頭の成鳥と、しんがりの幼鳥はフレームアウトしている。
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