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2007年2月

探鳥会

2月の麻機探鳥会

Photo_172 野鳥の会静岡支部定例の、麻機(あさはた)探鳥会が行われました。
参加者は25名ほど。今まで暖かな日が続いていたのに今日は本来の寒さに戻ったような冷え込み。
それでも遊水地には菜の花が咲き、柳の新芽もだいぶ出て、もう春の景色です。

Photo_173 今日のテーマは『カモ』だったようですが、暖冬の影響か、例年になく池のカモは少なく、テーマの鳥は出ないと言うジンクスが今回も当たってしまったか?
変わりに登場してくれたのがミサゴでした。

Photo_174 今日のミサゴは大サービスで、しかも同時に2羽出てくれました。
しばらく上空から獲物を探していましたが、狙いを定めて急降下!

Photo_175 足から水中にダイビング。
派手な水しぶきをあげ、全身が水の中にもぐってしまいます。しばらくすると上体が浮かび上がり、力強く水面を翼で打って、飛び上がります。

Photo_176今回は見ている時間内で2回ダイビングをして2回とも魚を捕らえながら、水から上がる時に離してしまいました。大き過ぎて持ち上がらなかったのでしょうか?好みに合わなかったのでしょうか??結局最後まで魚を捕らえずに上空に消えてしまいました。

Photo_177 探鳥会参加者がカワウの中にお腹の白い個体が居るが「あれは何?」と言う質問がありました。悪い癖で私がすぐに「ア~あれは若いヤツ、大人になると腹黒くなるけど、まだ若いから白いんだね!」なんてもっともらしく答えたら、それが本当の話の様に皆さんに広がってしまい、あせりました。家に帰って一応調べてみました。「幼鳥にお腹の白い個体があり、その出方にも個体差がある」と言う事でした。『かわせみ』の言う事にもたまにはまぐれ当たりもあるようです。

ニコンD200 シグマ135-400mm ISO200 トリミングあり

花と鳥

お花見と鳥見

昔は花と言えば「梅」の事だったようです。
どのくらい昔の話かは定かではありませんが・・・
とりあえず今は梅の見頃なので、梅をめでながら鳥も撮ってしまおうと欲張っているわけです。

まずは定番の梅にメジロ。なんでも最近ではそんな組合せを『ウメジロー』と呼ぶようですが?定かではありません。

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続いてはいつも軽やかな動きを見せてくれるシジュウカラ

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続いてはこの梅園の主、モズ。せっかく鳥がいい場所に来ると、何処からか飛んで来て追い払ってくれる、憎いヤツ。それでも時々は良いモデルにもなってくれる憎め無いヤツ。

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この時もジョウビタキがようやくいい場所に止まったと思ったらピントを合わせる前にモズに追い払われてしまった。

追われたジョウビタキ君はしばらく姿を隠していたがモズが居なくなると再び戻って来た。先程のように、いい所には止まってくれなかった。

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梅園に別れを告げて、ルリビタキを求めて暗い林へ。
今日は意外と早く姿を確認できたが、動きが早く、落ち着きがなかった。更にはカラ類の混群がやって来て、入り乱れて飛び回り、見失ってしまった。

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天気予報では良い天気になると言う事でしたが、空はどんどん暗くなり、雨が降り出して来たので急いで帰る事にしました。

ニコンD200 ED600mmF4 絞り開放 1/90~1/750秒 ISO400

祝 一周年

かわせみブログも2年目に突入!

と言っても、特別に変わった事もありません。
ずい分更新をしていなかったので、この日に向かって何かあるのでは?と期待していた方々には期待に副えず申し訳ありません。

新しい事も試してみようと思案中だったのですが、このところ、気分がすぐれず、無気力な日々を過ごしてしまいました。

でも、気分を変えてブログに向かいます。

撮影にも行かないので新作がありませんが、お祝いと言う事でカワセミの求愛給餌の場面を選んで見ました。

023_1

そろそろこんな場面も見られる時期になりました。
今年は特に暖かなので、鳥たちの恋の季節も早まっているかもしれません。

ニコンF5 ED600mmF4 2002. 3.28 長尾川にて

当番

今日は支部の当番

朝から雨で、今日は外へ出るのもあきらめがついて良かったのですが、お昼頃から雨が上がって青空が顔を覗かせました。これではみんな外へ遊びに行ってしまい、事務所で一人退屈な留守番をするしか無いと覚悟しました。

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誰か来ないかな~と、客待ち顔のカワセミ(何故かメスですが)

そんな気持ちを察してか、『星月夜』さんと、「S.O」さんが遊びに来てくれました。

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喜ぶカワセミ(何故かメスですが・・・)

そして、電話も掛かって来ました。でも、『かわせみ』には難しくてよく分らない話でした。何でもその人の住む町には昔から飛べないハト位の大きさの鳥が居ると言うのです。普段はアシの中に潜んでいて、色は灰色。ヒナは白いと言う事です。親子とも翼は貧弱で、足がとてもよく発達していると言う事でした。どなたかこれだけでその鳥の種類が分かった人があったらお知らせ下さい。その人は「新種だろう!」と言って、かなり力が入っていました。

212_40_1

『逃げ』の態勢に入ったカワセミ(何故かメスですが)(^^ゞ

今日の写真は静岡市葵区・谷津山周辺。2007.2.11撮影
ニコンD200 ED600mmF4 ISO200

〈追伸〉
明日(19日)は『かわせみ』の誕生日なんです。
別にプレゼントはいいですよ!
そして、このブログも もうすぐ1年になります。

梅見鳥

船越公園へ行って来ました。
駐車場の奥にある梅園の梅が見頃を迎えているようです。
今年は例年に無い暖冬で、梅の花も咲いていいやら迷っているようで、花も終わってしまった木や、まだ蕾のものもありました。
とりあえず、側の梅の木に止まっていたキジバトです。

Photo_167

今日のメインはやはりメジロかな。

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変なさえずりが聞こえて来ました。さえずりの主はモズでした。

Photo_168

モズは『百舌』と書く事もあるように、色々な鳥の鳴き声を真似して、自分のさえずりの中に織り込んでいき、独自のさえずりを作り上げて歌います。

幸せの青い鳥

花の時期の梅園で、大きなレンズを着けたカメラを構えていると、レンズに興味をもって、声を掛けて来る人がいます。声を掛けてくる人も写真が好きな人だと思います。
別に人間嫌いなわけではありませんが、撮影に集中できないし、せっかく近くに来た鳥も逃げてしまう事もあります。
人が集まる場所で撮影をしているのだから仕方ありません。
そこで、場所を変えてルリビタキを狙う事にしました。
幸せを運んでくれると言う青い鳥を求めて、重たい機材を担いで梅園の裏側の薄暗い林の中へ。
でも、いつもそんなに簡単に見つかる訳ではありません。

あきらめて帰ろうかと思った時、『幸せの青い鳥』が現れてくれました。

Photo_169

〈写真データ〉ニコンD200 EDニッコール600mmF4 絞りF4-5.6 1/30-1/500秒 ISO200-400

お知らせ

Photo_158 今度の日曜日

特に予定の無い人は野鳥の会静岡支部事務所に遊びに来ませんか?開いているのは午後の1時から4時までです。遊びに来て下さい。

写真は、シジュウカラで、退屈をしているところです。(^^ゞ

今日の収穫

Photo_159 賤機山へ行って来ました。
ゴジュウカラが目的だったのですが、ゴジュウカラは残念ながら見つけられませんでした。
変わりにカケスが意外と近くに出てくれました。
カケスも、やたらと警戒心が強い時と、妙にボーッとしている時があるようです。

ニコンD200 EDニッコール600mmF4 絞り開放 1/500秒 ISO200

麻機の野鳥 18

22 コハクチョウ Tundra Swan

Photo_157 全 長:115-150cm
翼開長:180-225cm

全身が白く、クチバシは先が黒く、付け根は黄色い。麻機(あさはた)遊水地では1992年に若鳥1羽が観察され、その後4回の記録がある。(伴野正志氏「麻機における希少鳥の記録」より)

023 2000年から3年連続で親子連れが観察されているが、3回とも成鳥は1羽しか確認されておらず、ファミリーで行動するとされるコハクチョウの生態からすると、やや不思議な巡り会わせで、何故、毎回片親なのか謎が残る。

011 コハクチョウは飛び立つ前にはお互いに首を上下に振りながら意思の疎通を図ってから風上に向かって助走を開始する。ある程度観察を続けていると飛び立つタイミングが分かるようになる。翼を広げると2m前後もある。こちらに向かって飛んで来るとさすがに迫力がある。

写真はいづれも2001-2002年に越冬した5羽のコハクチョウ。
一番上は『平柳の池』。真ん中のクチバシの黄色いのが成鳥。
二番目は『野丈の池』。陸上に上がって休憩している所。
一番下は『平柳の池』。池から飛び立つ3羽の幼鳥。先頭の成鳥と、しんがりの幼鳥はフレームアウトしている。

お昼は山で

お昼は山でお弁当

外で撮影する事が多いので、昼食も外でお弁当を食べる事が多くなります。そんな時でも少しでも鳥に出会うチャンスの多い所で食べようと考えます。お気に入りの場所はいくつかありますが、今回は賤機山へ行きました。

212_41_1 今はちょうどノスリなどの恋の季節らしく、頻繁に現れます。

212_39_3  こちらが山の上の方に居るので、たまには目線より下を飛ぶ姿を撮影する事も出来ます

 

Photo_156 この日はノスリのほかにハイタカも何度か現れ、落ち着いて食事が出来ませんでした。

_0_8 ハイタカはかなり近い所に止まっていたのですが、気付かずにいて、飛び立って気付き、口惜しい思いをしました。

ニコンD200 ED600mmF4 絞りF5.6 ISO200 
今回の画像は全てトリミングをしています。

禁断の相思相愛

好きになってはいけないの?

タイトルからすると何やら昼メロドラマのような感じですが、私が今夢中になって撮影している鳥がソウシチョウ(相思鳥)なのです。

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この美しさ、可愛らしさに私は一目惚れです。

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しかし、この鳥は日本の野鳥ではありません。
その為日本の鳥好きの人からも何故か冷たい目で見られる事が多いような気がします。
もともとは飼い鳥として中国などから輸入されたものが逃げ出して、日本で繁殖してしまったものです。
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今では数が増えてしまい、日本の在来種に影響を与えかねない情況になっているそうです。私には難しい事は分かりませんが、でも、この鳥には何の罪も無いと思うのですが・・・
日本の野鳥の事を真剣に考えるのなら、この小鳥を好きになってはいけないのでしょうか?
そんなに深刻に悩んでいるわけではありませんが、美しい(可愛い)と言う事は罪作りなものですね。

ニコンD200 EDニッコール600mmF4 絞り開放 1/15~1/500秒 ISO200 静岡市葵区・谷津山

リスの次は猿か?

前回の続き

富士山の裾野を回って今度は朝霧方面へ向かいました。
『めるへんマスター』からオオマシコ(大子)が出るポイントを聞いており、T.Uさんも何度か見ていると言うので案内をして頂きました。
ポイントに着くと早速オオマシコを発見! S.Nさんも私も、オオマシコを見るのは初めてで大感激!!
始めは折り重なって倒れたような草の中でエサを採っていて、なかなか絵にはならなかったのですが、やがて葉を落とした木に止まってくれ、距離的には遠かったのですが、何とか写真を撮る事も出来、大満足の一日でした。ドライバー兼助手までしてくれたS.Nさん、案内をして頂いたT.Uさん、お付き合いをして頂きましたK.Kさん、M.Mさん、それに『めるへんマスター』本当にありがとうございました。

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ニコンD200 EDニッコール600mmF4 絞り開放 1/350秒 ISO400

ルスにリス

「こんにちは!おじゃまします」

今回はS.Nさんと富士山の裾野を回って来ました。
最初に訪れた場所にはエサ台が設置されていて、シジュウカラヤマガラなどが入れ替わり立ち代りやって来ました。

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ここで偶然野鳥の会静岡支部のT.Uさん、K.Kさん、M.Mさんと合流。しばらく5人で雑談などをしながら撮影、観察を続ける。

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やがて4人は重装備の私を残して散策に行きました。
4人が居なくなるとそれまで遠慮していた?鳥たちが一斉にエサ台周辺にやって来ました。

とりあえずミヤマホオジロを撮っておきました。

Photo_151

エサ台が急に静かになりました。
変わりに現れたのが鼻の先に泥を付けたリス君でした。

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画面からあふれてしまいましたが、下がるに下がれませんでした。

今日私をここ迄連れて来てくれた相棒のS.Nさんが、あれ程撮りたがっていたリスを、留守の間に私一人で撮ってしまいました。何か申し訳ないやら、嬉しいやらで、S.Nさん本当にごめんなさい。このお返しはまた必ずしますよ!(^^ゞ

ニコンD200 EDニッコール600mmF4 1/60~1/125秒 ISO200 

写真展

きさらぎ会 企画写真展

07 第7回 きさらぎ会 企画写真展

月 日:2月8日から2月14日まで

場 所:しずぎんギャラリー「四季」
     静岡市追手町1-13 アゴラ静岡7F

きさらぎ会は私がお世話になっている『静岡県写真愛好者秀作展』から発展して出来た会で、私も第1回目に作品を出品させて頂きました。今回も7名の方の力作が展示されるものと期待しております。時間がありましたらぜひ会場に足を運んで頂きたいと思います。

手ちがい

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メジロ三態

1_18 2_35 3_20 

会報61号

61 かわせみフォトクラブの会報No.61

遅くなってしまいましたが、隔月で発行しているクラブの会報61号の表紙を紹介します。会員の方には1月5日に発送しているので、もう手元に届いていると思います。今回の表紙を飾った作品は野生のタヌキと月を組み合わせて撮るという、作者:前川 薫さんの労作です。次号は3月5日発行の予定です。

「かわせみ」が主宰している、『かわせみフォトクラブ』では只今会員を募集しております。過去の記事等を参考に、興味を持たれた方は〈メール〉下さい。

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