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麻機の野鳥 19

23 オシドリ Mandarin Duck

Photo_185 全 長:41-47cm
翼開長:68-74cm

オシドリは「アジアの至宝」とも言われる程美しい鳥です。夏の繁殖期には山間の湖沼や渓流で生活し、どんぐり等の木の実を主に食べ、樹洞で営巣します。生まれた雛は高い巣から落下する様にして巣立ちします。

Photo_186 麻機(あさはた)では夏から秋に観察される事が多いようです。夏は繁殖の時期に当たる為、なぜ麻機で見られるのか不思議ですが、おそらく日本平動物園で飼育されている個体が飛来して来るのでは無いかと言われています。

24 麻機遊水地にはどんぐりが生る木が少ない為か?飛来しても長居はしてくれません。大体1日か2日で居なくなってしまう事が多いようです。その為オシドリに出会うチャンスも少なくなります。
この写真を撮ったのは1995年の11月5日の日が沈む頃でした。私が知る限り麻機では過去最高の群が『野丈の池』上空を旋回し、やがて池に降りました。確認しただけで24羽居ました。こんなチャンスは無いと思い、薄暗くなっていましたが証拠写真を撮って、翌日撮り直しに行きましたが、もう影も形もありませんでした。

上の2枚は2000年10月31日に『芝原の池』で撮影したものです。

尚、今回から鳥の種名の前の数字を野鳥の会静岡支部で伴野正志氏を中心に作成された『麻機遊水地の鳥類リスト』に載っているリスト順の数字を使う事にしました。

リスト順では 1カイツブリ、2ハジロカイツブリ、3アカエリカイツブリ、4カンムリカイツブリ、5カワウ、6サンカノゴイ、7ヨシゴイ、8オオヨシゴイ、9ゴイサギ、10ササゴイ、11アカガシラサギ、12アマサギ、13ダイサギ、14チュウサギ、15コサギ、16アオサギ、17ムラサキサギ、18コウノトリ、19コクガン、20マガン、21コハクチョウそして、22がオシドリとなっています。

これまでこのシリーズで紹介されていないのは青色で示した3種です。私が観察出来ていないものと、麻機遊水地内で写真が撮れなかったものが省略されています。

今後もシリーズ回数と鳥の前の数字が食い違って行きますが、写真が無いものは種名のみ掲載して行くつもりです。

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コメント

オシドリ、きれいですね~♪
なんだかオモチャに見えてしまうほどカラフルで
繊細な模様ですよね。
でも、カラフルすぎて、顔は白トビしてしまうし、プロポーズに忙しくて動きがとても速くて撮らせてくれません★
(私が未熟者だからですが)遠いし。
こちらでは今、どこかから脱走?してきたコブハクチョウが
オシドリたちと一緒にいます。(オシドリ達は天然モノです)
それぞれの大きさが比較できて、それはそれで楽しいのですが、なかなかシュールです★

「シュールな世界」見たいような 気もします。

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