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2007年3月

明日のために

渡りに備えて鍛える『ジョー』

明日のために その1
Photo_196 鉄棒で鍛える『ジョー』
手を使わず(手が無い)足だけで大車輪を決める!?(タダ止まっただけだろー)思わず雄叫びを上げる『ジョー』(よい子はマネをしないようにしましょう!)

明日のために その2
Photo_197ブランコで鍛える『ジョー』
ブランコに手放しで乗る(手が無い)命の補償はない、とても危険なワザ。(よい子はぜったいにマネをしないようにしましょう!)

明日のために その3
Photo_199 木登りで鍛える『ジョー』
手を使わず(手が無い)驚異的なジャンプ力とバランス感覚を必要とするワザ。木の天辺で「どうだ!」と言わんばかりの得意満面の『ジョー』(よい子はぜったいにマネをしないようにしましょう!)

明日のために おまけ
Photo_200 トレーニングに余念の無い『ジョー』が、最後にメッセージを残してくれました。
いつも気持ちよく公園が使える為に、人間への忠告を残すと、さっと片手を振って(手は無い)再び厳しいトレーニングへと去っていきました。

『ジョー』=『ジョウビタキ♂』 ニコンD200 シグマ135-400mm F5.6-8 AE ISO200 2007. 3.28 静岡市・長尾川沿いの竜南公園にて取材

ノンちゃん

ノンちゃんこと、ノスリ

Photo_195 昨日、懲りずにまた長尾川へ行ってきました。
前日の雨で水かさが増し、先日ジョウビタキを撮影した辺りは水で洗われ、菜の花もだいぶ倒されていました。ジョウビタキに止まってもらった流木も流されて跡形もありませんでした。
2_45 今日はK、Kさんと一緒でしたが、私の方は大した収穫はありませんでした。K、Kさんと別れた後、駐車場付近まで戻った時にこのノスリが上空に現れました。ちょうど頭の上だったので三脚が使えず、手持ちで撮りました。

その他、この日お会いしたのは、麻機でS.Nさん、長尾川でキヤノンの白レンズを構えていたK.Oさん、名前を聞いていませんが、ブログを見てくれているご近所のご婦人でした。

ニコンD200 シグマ135-400mm F8 AE ISO200 トリミングあり

白い影

おジョウさんに忍び寄る白い影

Photo_194 『おジョウさん』は前回のジョウビタキ♀。『白い影』は「金と銀」のネコです。ジョウビはネコの存在に気付いているのかいないのか、のんきに土手の上で遊んでいました。ネコもそれ程真剣に鳥を狙っているようではありませんでした。しかし、油断大敵。自然界では一瞬の油断が死を招く事もあるからです。

1218 ある時、オオタカが平柳の島の木に長い事止まっていました。オオタカにしては姿がよく見える位置に止まっていました。そこへコサギが飛んで来ました。コサギはこんなに目立つ位置に止まっていたオオタカに気付かなかったのでしょうか?コサギはオオタカの止まっている真下に着地しました。その瞬間です!コサギが着地すると同時に上に居たオオタカがふわりとその上に覆い被さるようにしてコサギを押さえました。コサギは一瞬で動かなくなりました。それを見ていた私もあまりにもあっけない出来事にシャッターを押すのを忘れていました。(この写真は別の時のものです)

1219 オオタカがコサギを押さえるとすぐに、何処で見ていたのかノスリが横取りに現れました。しばらくはオオタカも渡すものかとがんばっていましたが、結局捕らえたコサギはノスリに奪われてしまいました。

自然界の恐ろしさ、厳しさを見せられた出来事でした。

花とおジョウさん

菜の花ジョウビタキ(♀)

3_23 長尾川の河原に転がっていた流木にジョウビタキのメスがよく止まるのに気が付きました。しかもうまくカメラ位置を持って行けば菜の花も入ります。しかし、どうもうまく決まりません。

Photo_193 鳥が離れたのを確認してから、カメラを菜の花が撮りやすい位置まで移動し、流木をバックと前ボケの良い位置へ3m程移動してみました。カメラまで戻って振り返るともうジョウビタキが止まっていました。

2_44 今日は明るいくもりで、『花と鳥』を撮るには持って来いの光線具合でした。たまたま、花の近くに鳥がよく止まる流木があったのも幸運でした。撮影後流木は元の場所へ戻しておきました。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放~F5.6 AE(+0.33) ISO200 2007. 3.24 静岡市・長尾川 

新しいアルバム

新しいアルバムが加わりました

かわせみフォトクラブ会員の作品アルバムが追加されました。
まだ、一部の会員の作品のみですが、ご覧になった感想などお聞かせ頂けると嬉しいです。感想などは「最新の記事」のコメントとして送って頂ければと思います。

麻機の野鳥 20

24 マガモ Mallard

0232全 長:50-65cm
翼開長:75-100cm

麻機(あさはた)では10月頃から、4月頃まで観察できます。毎年200羽前後が越冬しているようです(今年の調査ではやや少なく、120羽)。オスの頭部は光沢のある緑色で、光の当たる角度により紫色のように見える事もあります。(構造色
1217 北日本では少数が繁殖しているようです。麻機遊水地でも夏に観察される事がありますが、繁殖は観察されていません。よく似たアヒルが繁殖した事はあります。アヒルはマガモに比べ身体が大きく、翼が短いので、飛ぶ事は苦手です。マガモでは特徴の中央尾羽のカールが、たたんだ翼の先端にちょうど掛かる辺りですが、アヒルでは翼が短いのでカールが丸見え状態となります。

そして、鳥へ

どうして、鳥

Photo_192 私はもともと鳥好きではありませんでした。どちらかと言えば鳥よりも哺乳類が好きで、中でもネコ科の動物が好きでした。写真をやり始めて動物を撮りたかったのですが、日本で野生の大型の動物を撮ろうとしても身近では見つける事が出来ませんでした。仕方なく、野鳥を撮るようになりました。それがこんなに野鳥にはまってしまうとは、撮り始めには思いもしなかった事です。
最近では野鳥に限らず、「野生生物」全てに魅力を感じているのですが、「身近な野鳥」が今の私のライフワークになっています。

『カワセミ』 ニコンD70 シグマ135-400mm F11 1/125秒 ISO400 2006.4.1 静岡市・巴川

金と銀

長尾川で見た猫

Photo_191 いわゆる『金目銀目』と言われるネコです。
左右の目の虹彩の色が違い、昔からこの様なネコは聴覚に障害のあるものが多いと言われています。しかし、愛猫家の間では人気のあるネコでもあるようです。私もネコが好きで、何度か飼った事があるのですが、ネコに伝染病の予防注射がある事を知らずにいて、伝染病で家のネコを失ってから飼う事をやめています。

ニコンD200 シグマ135-400mm F6.3 1/640秒 ISO200 2007.3.20 静岡市・長尾川

理由(わけ)

すぐに食べない理由

Photo_190 モズが枯れ木で(本当は枯れてはいませんが)エサを探していました。今日は青空がきれいだったので、そばまで寄れば空抜けになるのは分かっていましたが、あえて空抜けにして見ました。

2_43 モズは私を嫌い、少し離れた場所で地上に舞い降り、何かをくわえ取ると、近くの杭に止まりました。くわえた獲物はイモムシのようです。私はそのままどんどん近付いて行きました。

3_22 モズはイモムシをくわえたまま私の前へ、前へと移動して行きます。どうしてすぐに食べないのか、メスにプレゼントする積りかな?何て考えていたら、モズが怒ったように大きな口を開けました。イモムシはしっかり足で押さえています。

4_11 大きな口を開けたのは怒った訳ではなく、お腹の中で消化出来なかった物の塊(ペリット)を吐き出す為だったのです。このペリットが出て来るタイミングで虫を捕まえてしまったので、すぐに食べる事が出来なかった様です。

5_10 イモムシ君はこの後すぐに食べられてしまいました。(合掌)

ニコンD200 シグマ135-400mm 絞りF8 AE ISO200 2007.3.20 静岡市・長尾川

逆光

昔は『逆光のかわせみ』と言われたものです

以前、カメラ誌の「月例」に応募していた頃は順光で撮る事はほとんどありませんでした。『太陽に向かって撮れ!』が私のスタイルでした。コンテスト応募を止めるようになってからはガラリとスタイルを変え、『太陽を背に撮れ!』『明るいくもりこそ撮影チャンス』になってしまいました。
Photo_187 
今日、長尾川でカワセミを撮影中、順光側から近付いて行ったら、カワセミが飛んで来て、私の後ろ側のアシに止まりました。見事な逆光、しかも前ボケもあります。ファインダーの中はキラキラしてとてもきれいで月例時代を思い出しました。

Photo_188 ジョウビタキが盛んに声を出していました。時折「さえずり」のような歌声も混じらせています。帰る時期が迫っているのでしょうか。繁殖地へ帰る前に歌の練習をしているのかもしれません。

Photo_189 長尾川沿いをカメラを担いで散歩していると、今日も珍しい人と出会いました。十年ぶり位と本人も言っていました。車の中には撮影機材が載せられ、今も写真をやっている事が分かりました。しかもニコンのレンズにペンタックスのマウントを付けているではありませんか。彼こそ最近コメントをくれる「RAT」さんだったのです。「RAT」さん、改造マウントレンズの「成果」期待しております。

その他、今日長尾川で出合った人は『元、番人』のお母さん。それに、最近よく長尾川でお会いするご婦人。このブログも見てくれていると言う事でしたが、ありがとうございます。今日もゆっくりお話する事も出来なくて申し訳ありませんでした。

ニコンD200 シグマ135-400mm 絞りF5.6-8 AE ISO200

麻機の野鳥 19

23 オシドリ Mandarin Duck

Photo_185 全 長:41-47cm
翼開長:68-74cm

オシドリは「アジアの至宝」とも言われる程美しい鳥です。夏の繁殖期には山間の湖沼や渓流で生活し、どんぐり等の木の実を主に食べ、樹洞で営巣します。生まれた雛は高い巣から落下する様にして巣立ちします。

Photo_186 麻機(あさはた)では夏から秋に観察される事が多いようです。夏は繁殖の時期に当たる為、なぜ麻機で見られるのか不思議ですが、おそらく日本平動物園で飼育されている個体が飛来して来るのでは無いかと言われています。

24 麻機遊水地にはどんぐりが生る木が少ない為か?飛来しても長居はしてくれません。大体1日か2日で居なくなってしまう事が多いようです。その為オシドリに出会うチャンスも少なくなります。
この写真を撮ったのは1995年の11月5日の日が沈む頃でした。私が知る限り麻機では過去最高の群が『野丈の池』上空を旋回し、やがて池に降りました。確認しただけで24羽居ました。こんなチャンスは無いと思い、薄暗くなっていましたが証拠写真を撮って、翌日撮り直しに行きましたが、もう影も形もありませんでした。

上の2枚は2000年10月31日に『芝原の池』で撮影したものです。

尚、今回から鳥の種名の前の数字を野鳥の会静岡支部で伴野正志氏を中心に作成された『麻機遊水地の鳥類リスト』に載っているリスト順の数字を使う事にしました。

リスト順では 1カイツブリ、2ハジロカイツブリ、3アカエリカイツブリ、4カンムリカイツブリ、5カワウ、6サンカノゴイ、7ヨシゴイ、8オオヨシゴイ、9ゴイサギ、10ササゴイ、11アカガシラサギ、12アマサギ、13ダイサギ、14チュウサギ、15コサギ、16アオサギ、17ムラサキサギ、18コウノトリ、19コクガン、20マガン、21コハクチョウそして、22がオシドリとなっています。

これまでこのシリーズで紹介されていないのは青色で示した3種です。私が観察出来ていないものと、麻機遊水地内で写真が撮れなかったものが省略されています。

今後もシリーズ回数と鳥の前の数字が食い違って行きますが、写真が無いものは種名のみ掲載して行くつもりです。

ブログ内のオシドリ関連記事

離陸

今日から新しい職場

0798 風を受け、離陸態勢に入ったコウノトリ。コウノトリの様に「かわせみ」もうまく離陸できるでしょうか?

新しい職場は静岡市内なので、今までの三島に通勤する事を考えるとずい分楽になります。また、職種も同じ「ラボ」での仕事となるのでその辺も、気分的には楽なのですが、慣れるまでは少し戸惑いそうです。

コツ、コツと

1万突破!

_00_2去年の6月9日にカウンターを設置してからちょうど9ヶ月。コツ、コツと積み上げようやく1万を越えました。1万を越えるあたりで私の周りが何やら急に騒がしくなり、気がついたら1万を越えていました。

_24_2ココログのカウンターは去年の5月18日からで、アクセス総数45437。一日のアクセス平均が151.46となっています。

これも皆様の応援の賜物と感謝しております。これからも皆様に楽しんで頂ける様なブログとして行くように努力して行く積りです。
皆様からのご意見、感想などが作り手の励みです。
これからもよろしくお願い致します。

退院

再び長尾川へ

1_23 おかげさまで、『チューニョ』が今日無事退院できました。ご心配頂きありがとうございました。

今日は船越の探鳥会で、私が担当だったのですが、「K.K」さんと、「S.N」さんに交代をお願いしました。退院は午後だったので午前中は探鳥会に出られたのですが、勝手に休養をいただきました。休養をいただきながら、午前中も長尾川を少しだけのぞいて見ました。

11時30分頃、レンジャク30羽前後が、東から西に飛びました。山は越えなかった様に見えましたが、山の中にとけて見失いました。

2_42

午後、退院した『チューニョ』と、長尾川を再び散歩しました。明け方の雨がうその様に良い天気になりましたが、風がかなり強く吹きまくっていました。『チューニョ』は医者からも歩く様に言われていたので、風もいとわずに歩いていました。

Photo_184 この強い風で、堰堤から流れ落ちる川の水が巻き上げられシャワーのようになって、再び上に吹き戻されていました。カメラにもシャワーがかかる程のすさまじさでしたが、面白い光景だったのでシャッターを切っておきました。

ニコンD200 タムロン18-200mm 絞りF8-16 AE ISO200

お久ぶり

長尾川へ

Photo_180 ジョウビタキ
このところ貧乏ヒマ無しで、ブログの更新も思うように出来ません。もう少しすれば落ち着くと思うのでそれまでは観察も撮影もおあずけ状態です。
今日は短い時間ではありましたが、長尾川へ行く事が出来ました。
対岸の菜の花をバックにぼかして入れ、羽に動きのある瞬間を捉えてみました。

Photo_181 セグロセキレイ
長尾川のレンジャクがどんな様子か見に行ったのですが、残念ながらレンジャクを確認する事は出来ませんでした。
変わりにとても珍しい人に出会う事が出来ました。以前は麻機探鳥会などにも姿を見せてくれたのですが、最近ではとんとご無沙汰の「T.I」さんです。元小学校の校長先生です。最近野鳥の会に入った方達にはなじみが無いかもしれません。ニコンF4に300mmF2.8。それを一脚をつけ、さっそうと土手を歩いていました。
「T.I」さんの狙いはシメだったようです。確かにシメも何個体か確認できました。
セキレイ類の姿が目立ちました。川の中の石に止まった凛々しい姿を。

Photo_182 イソヒヨドリ
「T.I」さんと別れるとすぐにイソヒヨドリが飛んで来ました。とてもきれいなイソヒヨで、もう少しいい所に止まってくれれば良かったのですが、贅沢は言えませんね。

Photo_183 カワセミ
カワセミにも何度か出会いました。既にペアが形成されているようで、オスとメスが盛んに鳴き交わしていました。近くの木に止まるメスを見付けたのでオスが来るのを待ったのですが,オスが来るより前に私の回りに小さな人だかりが出来てしまい、ちょっとした探鳥会になってしまいました。よくメスが逃げずに居てくれたと感心しました。さすがにこんなに大勢のギャラリーの前でメスにプレゼントを渡すのは気恥ずかしかったのでしょう。オスはそばには来てくれませんでした。

ニコンD200 ED600mmF4 絞り開放 AE ISO200 

出来ました

会報62号出来ました

Photo_179 ご心配をお掛けしましたが、何とか締め切りまでにかわせみフォトクラブの会報と、野鳥の会静岡支部の『野鳥だより』の原稿作りを終了させました。

会報の表紙は新入会の河内幸治さんの作品です。新入会でいきなりトップをとったのは初めてかもしれません。今後の活躍が楽しみです。

『野鳥だより』は原稿も集まらなかったので、少し寂しい感じですが、レギュラー陣ががんばって、いつものような楽しい支部報になったと思います。

昨日の記事で使用したアオジの写真ですが、あの写真を撮っている時には手前の空き缶が非常にジャマだったのですが、こんな記事に使えるとは思ってもいませんでした。あの空き缶が何故あんな所に置いてあったのか不思議です。普通人が入って行くような所ではなかったのですが・・・?誰かが撮影用に缶の中にエサでも入れて置いたとしても、あんな所に来る鳥も居ないだろうし、絵になるような場所でも無いのですが・・・

長尾川のレンジャクはどうなんでしょうか?どなたかレンジャクを見た人は居ませんか~

皆さんにご心配をお掛けして申し訳ありませんでしたが、『チューニョ』もだいぶ落ち着き、順調に回復に向かっています。色々とご心配をして頂き、ありがとうございました。

危機連発!

なんでこんなに重なるのか!?

Photo_178 かわせみ」またまた失業の危機!
いよいよ3月で会社が閉鎖する事になりました。
物乞いにでも行かなければならないのか?
空き缶を前に考える「かわせみ」ならぬ、アオジ君。

2_41 うそではありません、本当の事なのです。更に追い討ちを掛けるように『チューニョ』が体調不良で会社からヒマを出され、入院。
なんで、こんなに悪い事が重なるのか・・・

そんなこんなで、ブログも更新が出来ませんでした。

かわせみフォトクラブの会報と、野鳥の会静岡支部の支部報の編集も締め切りが迫っている。今更誰かに代わってもらう事も出来ないし。
\(~o~)/banza~i !! もう ヤケですね。

64 今日、ファミKさんから頂いた情報では長尾川にヒレンジャク5羽が出たそうです。わたしも見に行きたいのは山々ですが、今はとても鳥を見に行ける状態ではありません。この情報で、レンジャクを見た方、写真を撮った方はこのブログにレンジャク観察情報か、写真を送って下さい。お願いします。

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