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2007年5月

女の戦い

タマシギ♀の争い

早起きが苦手な私は、その日は眠らずにそのままタマシギの撮影に向かいました。
朝日が昇り、タマシギの棲むハス田にも朝のすがすがしい光がさしはじめました。

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こんな穏やかな夜明けのハス田で、タマシギ♀の激しい戦いが繰り広げれらていました。
ニコンD200 タムロン18-200mm F8 1/160秒 ISO200 07. 5.26 静岡市・麻機(あさはた)遊水地

タマシギのペアに、もう一羽のメスが近付いた事が発端です。ペアのメス(以下便宜上『P子』とします)は近付いたメスを追い払おうとします。片や侵入者のメス(以下便宜上『T子』とします)はオスを奪おうと必死です。追いつ追われつの壮絶な戦いが始まりました。

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力の差は歴然としているようです。『T子』がどんなにがんばっても『P子』にはかなわないようです。それでも何度も挑戦しますが、その度に情け容赦なく首根っこを押さえつけられます。

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何度も泥の中に押さえつけられ、『T子』は逃げ出しました。

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こんな事が何度も繰り返されました。しかし、どうしてもあきらめきれない『T子』は、付かず離れずの距離でペアと行動を供にしていました。

そんな出来事をずっと見ていたので、前回のラブコールにはちょっと胸が痛くなりました。その前には、「元カノ」を応援してみたり、その場の雰囲気で私の気持ちもずい分いい加減に動いているのですが・・・

なお、今回の写真は全て(最初と最後の写真を除いて)同じ日の同じ場所で起きた、ほぼ30秒間(今のカメラは撮影時間まで記録されています。便利になりました)の出来事をまとめてみました。写真の順番は若干入れ替えてあります。車のちょうど後方で起こった出来事の為、カメラを支える事が難しく、露出も、ピントも思うに任せず、ボケの形からも分かるように、レンズの半分は車のボディでケラレているような状況で撮影しました。カメラを車内に戻した時には腕がパンパンになっていました。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/2000秒 ISO200 07. 5.26 麻機(あさはた)遊水地

2_61朝の食事中

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/800秒 ISO200 07. 5.26 麻機(あさはた)遊水地

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麻機探鳥会 5月

麻機探鳥会 5月〈報告〉

Photo_280 5月27日(日)定例の麻機(あさはた)探鳥会が行われました。今回はサンコウチョウを探す為いつもより早めの集合です。集合場所で、早速幹事さんが何か見つけたようです。幹事さんが見ていたのは鳥ではなく、山にあるクスノキでした。

Photo_283 今日のメインはサンコウチョウでしたが、残念ながら今日は声も聞かれませんでした。
変わりにオオルリが姿を見せ、良い声で鳴いてくれました。(この写真は別の時に写したものです。撮影地は麻機地区。レンズはニッコール600mmF4 ISO100 ポジ使用 )

帰りに第一工区を回り、ケリのヒナを観察しました。
上空ではケリの親とトビの空中戦が繰り広げられていました。

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2_60 第一工区を観察しながら、集合場所へ戻る参加者。
遊水地を分断する第2東名へのアクセス道路もだいぶ出来てきました。この道路が開通する事により、遊水地の環境もまた大きく変わる事でしょう。

3_38探鳥会の最後は、今日観察できた鳥を全員で確認する『鳥合わせ』を行います。
今日はメインのサンコウチョウこそ出なかったものの、この時期としては多いと思われる、42種が観察されました。

ニコンD200 タムロン18-200mm シグマ135-400mm ISO100 07. 5.27 静岡市・麻機(あさはた)地区

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ラブコール

タマシギ♀にくどかれた!?

麻機(あさはた)遊水地でタマシギ♀を撮影していたら、いつもなら徐々に遠ざかってしまうのに、その日は逆にどんどんこちらに近付いて来ました。

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しかも、こちらに向かってのどをふくらめてディスプレイをします。

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更にこちらに来ます。

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時々立ち止まってはのどをふくらめて『コォー コォーッ』とラブコールをくり返します。

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何か変な気分になってきました。彼女が私に向かってラブコールをしているような気がして来ました。

更に彼女は私に近付き、とうとうレンズの最短撮影距離よりも近くへ来ました。

Photo_278 もう彼女の顔にはピントが合いません。私が接写リングの装着に手間取っている間に、彼女は何処かへ姿を消してしまいました。近くに居ても一度目を離すと、見つける事が困難な鳥です。しかも気が付くと、もうだいぶ暗くなっていました。今日の出会いに感謝して、家路を急ぎました。

ここでも最近タマシギをよく見掛けるのですが、メスが2羽に対して、オスが1羽しか居ないようです。午前中はこの場所でメス同士が激しく争っていました。(この時の様子は前回以上?の場面が撮れましたのでまたのちほどブログで紹介します)このメスは多分あぶれた方だと思います。

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オス不足はタマシギの世界でも深刻なのでしょうか?種は絶滅に向かう時、何故かメスの比率が高くなる様な事を何かの本で読んだ様な気がします。(いつもながら定かではない)それだからと言って、私に求愛するわけもありませんが(多分逆で、闖入者に対して怒っていたのかも)、午前の光景も頭にあったので、ちょっとせつなくなりました。

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ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/160~1/500秒 ISO400~800 07. 5.26 静岡市・麻機(あさはた)遊水地

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大の字

ダイサギの大の字

ひさしぶりに日本平動物園へ行って見ました。
池の奥にあるサギのコロニーは健在ですが、鳥の数はずい分減っているように見えました。今はちょうどヒナが食べ盛りで親鳥は大変な時期です。

写真は、ダイサギが竹に止まろうとした瞬間です。

Photo_275 ニコンD200 ニッコール600mmF4 F5.6 1/1600秒 ISO400 07. 5.24 静岡市駿河区・池田山自然公園

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コッチ撮り

まあ、コチドリです

タマシギの出を待っている時です。近くにコチドリが舞い降りました。コチドリもかわいい鳥ですから、近くに来てくれたものを無視するわけにもいきません。遠くのタマシギよりも近くのコチドリと言う事で、コッチを撮らせてもらいました。

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水面に映る姿に見とれているのでしょうか?
何か話しかけている様にも見えます。

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3_35 思わず「チュッ!」なんて事はありません。

Photo_274 「見返り」のポーズ

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/40~1/60秒 ISO400 07. 5.20 静岡市・麻機(あさはた)遊水地   

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マヌケな写真

彼らは知っている!?

アマサギの小群の飛翔写真です。写真には8羽しか写っていませんが、この時は10羽が飛んでいました。

Mure_1 撮る私としてはなるべく密度の濃い所を狙って撮るのですが、何故か、こんな風に真ん中が抜けてしまう事がよくあります。
撮られる側からすれば、レンズは危険な物に見えるのでしょうか?レンズの中心から逃れようとするようです。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 F5.6 1/1600秒 ISO200 07. 5.20 静岡市・麻機(あさはた)遊水地

昨日、ブログ内に溜まった写真の整理をし、うっかりバナーの画像も消去してしまいました。アレだけ苦労して作ったのに(作ってもらったのに)何と言う事でしょう!しばらくバナーの画像はありませんが、「クリック」の効果?は変わらないと思いますので、よろしくお願いします。(^^ゞ

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亜麻色のサギ

アマサギ

麻機(あさはた)では年々アマサギの飛来数が少なくなり、今年は2羽しか確認できていませんでしたが、5月20日には10羽前後の群(と言うには少ないが・・・)を確認できました。

アマサギ 絞りF8 1/1600秒 07. 5.21

Photo_272

アマサギの飛翔 絞りF4 1/2500秒 07. 5.20
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共通データ:ニコンD200 ニッコール600mmF4  ISO200 静岡市・麻機遊水地

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タマタマデー

タマタマ回り道をしたら

今日は麻機(あさはた)で草刈のボランティアがあり、それが終わってから『タマちゃん』、『S.Nさん』と野鳥の会静岡支部の事務所へ向かいました。途中少し回り道をして、鳥を探しながらノロノロと行きました。目の良いS.Nさんが、ハスの陰で休むタマシギのペアを発見。早速撮影!と言いたい所ですが、今日は草刈なのでカメラを積んでいませんでした。二人に見張りを頼んでカメラを取りに家に戻り、再びタマシギの所へと戻りました。運良く、タマシギはまだその場所に居てくれました。しかし、こんな時はこちらの焦りをさとられてしまうのでしょうか、カメラを構える前からタマシギが動き出し、セット完了と同時にあぜの向うに隠れてしまいました。大体こんなもんです。

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あぜに隠れる直前、何とか撮れた1枚。

あきらめきれずに、支部事務所で用事を済ませてから再度タマシギの居た場所へ。
タマシギは居ましたが、かなり遠い場所へ移動していました。
しばらく待つ事にしました。

目の良い『S.Nさん』が今度はカルガモの親子を見つけてくれました。

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親は警戒心が強く、草の中からなかなか出て来てくれません。こども達は小さいので草の中ではほとんど見えません。草の切れ目を横切る時に何とかヒナの姿が見えました。

最後は、タマシギオスの飛翔です。

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これは、カルガモ親子を撮る少し前に、オスだけが近くの田んぼに舞い降り、すぐに又飛んでしまった時、撮ったものです。

今日は目の良い『S.Nさん』と、健康な『タマちゃん』がご馳走してくれたトンカツ定食のおかげで、楽しい一日となりました。ありがとうございました。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 F4~5.6 1/800~1/1250秒 ISO200 07. 5.20 静岡市・麻機(あさはた)

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恋路のジャマする者は

キジに蹴られて・・・

ある日、キジのカップルが仲良く散歩をしておりました。
そこへハシブトガラスがちょっかいを出してきました。
カップルの後先になっては、盛んにひやかしているようでした。
オスは知らんぷりで行き過ぎようとしましたが、オスの後ろから静々と付いていたメスが突然!カラスめがけて飛び蹴りをくらわせました。

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カラスは吹っ飛び、オスは目を丸くしています。
『彼女を怒らせない事だな』と、肝に銘じた事でしょう。

最近、何かと『けり』の話題が出て来るので、『ケリ!』の写真を出しましたが。この写真はずい分昔に撮ったものです。まだネガで撮っていた頃で、一発勝負でこのカットしか撮らなかったのが残念です。この前後も見ていただけでシャッターを切っていないのです。今ならデジカメで連写していた事でしょう。

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気付きましたか?

新しいオマケをつけました

Kawasemi サイドバーに最近30日間のランキングを入れてみました。このランキングで、ブログ内の、どの記事に皆さんの関心が寄せられているかが、ある程度分かる訳です。
もう一つの地域別のランキングでは最近30日間で、どの地域の人がこのブログを見に来てくれているかが分かる訳です。当然静岡からのアクセスが一番多く、愛知、神奈川、東京などの周辺の地域の方からのアクセスが多い事が分かります。

そして、ココログのアクセスカウンターも付けてみました。こちらのカウント開始時期は2006年の5月18日からで、ちょうど1年と言う事でしょうか。こちらのカウンターは重複カウントがあるようです。
「birds counter」は2006年の6月10日からカウントを開始。こちらは重複カウントがありません。

さて、今日の「かわせみ」ですが、午後からFM-Hiに生出演があります。今日は一体何を話すのでしょうか?最近では全く下準備無しのいきなり本番です。パーソナリティの「T.J」さんにおんぶにだっこです。

『みんなのアルバム2』ファミKさんからサンコウチョウの写真が送られて来ました。

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ハチクマ出る

サンコウチョウの場所で

東京からのお客様「JUNK」さんとお会いしました。

「JUNK」さんはブログランキングで私と同じ位のところで上になったり、下になったりしている『自然の中の1枚』の管理人さんです。
「JUNK」さんは、今は東京にお住まいですが、実家がなんと、サンコウチョウの場所と同じ町内だったのです。ブログを通じて知り合いになれましたが、まさか、こんなに身近な所の人とは思いませんでした。

サンコウチョウ。今日は声だけで、姿までは確認できなかったという事でした。「JUNK」さんが帰った後、すぐに出ました。『誰かさんが帰ると出る!』と言うジンクスもありました。(^^ゞ でも、写真は撮る事が出来ませんでした。

あきらめて、車の所まで戻ると、コシアカツバメが飛んでいました。

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コシアカツバメも最近では少なくなりました。

そろそろ帰ろうと、何気なく遠くの空を見上げると、猛禽らしい鳥が飛んでいます。

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このシルエットはハチクマのようです。

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ここでハチクマを見るのは初めてでした。

サンコウチョウは撮影できませんでしたが、ハチクマを確認できたのは収穫でした。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 ISO400 07. 5.14 静岡市駿河区 今日の写真はかなりトリミングしています。

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ジンクス

下見のジンクス

探鳥会の下見で鳥がよく出ると、本番で出ない事がよくあります。
今日(5/12)は私が担当する探鳥会があったのですが、目的の鳥がほとんど出てくれませんでした。

今日の目的は『静岡県の鳥』にもなっているサンコウチョウでした。
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これが、前日(5/11)の下見では何の苦労も無く見られたのです。現地に着くともう鳴いていて、少し入って行くと林の中を飛び回る姿が確認できました。

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カメラを構えてジッとしていると段々近付いてきました。

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数分間、私の周りでエサをとっている様子でした。
たまにジッと止まって、鳴いていました。ほとんど暗い林の中を飛び回っているので、写真はブレたものばかりでした。

サンコウチョウに気をとられているといつの間にか頭の上にオオルリが止まっていました。けげんそうに、こちらの様子をうかがっていました。

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レンズを向けると更に首を傾げてくれました。オオルリの場合、空抜けになってしまう事が多いので、色を出すのも大変ですが、首も疲れます。

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フジの花の近くにも止まってくれたのですが、こちらの焦りをさとられ、いち早く飛び立たれてしまいました。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 AE(+1~+2) ISO200~400 2007. 5.11 静岡市内

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お知らせ

一般公募探鳥会

開催日:5月13日(日)
集合時間:午前9時半(会員は9時)
集合場所:
麻機(あさはた)遊水地
持ち物:やさしいきもち。あれば双眼鏡、図鑑、筆記用具など。
その他:参加費無料。申し込み不要。当日現地にお越し下さい。歩きやすい靴と服装で。雨天中止。

※詳しくは野鳥の会静岡支部HPをご覧下さい。

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『コッチ、コッチ!』と、みんなを呼んでいるコチドリです。
コチドリも呼んでいる!?
麻機(あさはた)遊水池へ遊びに来てね!\(~o~)/

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ケリの雛

ケリのヒナ

麻機(あさはた)では今、ケリのヒナがあちらこちらで見られます。知らずに巣やヒナのそばに近付くと親鳥や、その周辺のケリまでが大騒ぎをして教えて?くれます。本当は怒って、闖入者を追い出そうとしているのです。その声が『ケリ!ケリリ!!』とあまりに大きいので、「ケリ」という名前が付けられたようです。

ケリの親子

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ケリの子供は卵からかえるとすぐに自立して、自分でエサを探して歩きます。

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親からエサを口移しでもらう事がありません。

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この写真で、ヒナの後ろに見えるのは卵ではなく、そこにタマタマ落ちていた野球のボールです。

『こども病院・ケリ雛救出作戦!?』
ある時、『こども病院』の先生から電話があり、「病院の屋上でケリが騒いでいるので、見たらヒナが居る」と言うのです。その先生も鳥の事をご存知で、「屋上ではエサが取れないから心配だ。どうしましょうか?」という事でした。すぐに駆けつけ、その先生と一緒にヒナの救出作戦を開始。この屋上にはヒナが1羽しか見つかりませんでした。隠れる所もないですから、他のヒナはカラス等にさらわれてしまったのかもしれません。親鳥の猛烈な抗議の中を、何とかヒナを確保。親鳥にヒナを見せながら下まで降りるのが大変。一度建物の中に入ってしまうと、ヒナを見失った親があきらめてしまうかもしれません。病院というのは大体何処でもそうでしょうが、中も複雑ですが、外も複雑です。屋上を移動するなんて事までは考えて作ってないから、段差や、隙間を飛び越えながら、その間も親の攻撃をかわしながら、こちらも必死の思いで下までたどり着きました。

此処なら安全と思われる場所まで行ってからヒナを離しました。私が離れるとすぐに親鳥がそばに降りました。しばらく離れた所から様子を見ていましたが、親子は何事も無かったかの様にその場所で、ヒナはエサを探して、親は辺りに警戒の目を向けていました。3_32

麻機(あさはた)で鳥を見ていると、ケリのヒナを救出する事を何度か経験します。こちらの行為(好意?)が分からないから、その都度親鳥からは盛んに攻められます。

今回のケリの写真はすべて、2007年4月28日に麻機(あさはた)・観山で撮影したものです。

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会報63号

63 会報63号出来ました

連休中にコツコツと内職を進め、何とか完成。締め切りの5日には少し遅れてしまいましたが、郵便局も休みという事で、のんびりしてしまいました。
今回の表紙は望月美延さんのカワセミです。今迄力を抜いて様子見的だった望月さんですが、いよいよエンジンがかかって来たようです。63号に応募の皆さんの作品も力作が揃いました。

なお、62号互選参加作品(一部)を「かわせみフォトクラブ」にアップしましたので、そちらもぜひご覧下さい。

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こんな日に

こげな日に

1_30 船越に行って来ました。
さすがに誰も来ませんでした。
でも、この雨の中、池で魚釣りをしている人がいました。すごい根性です。
駐車場からこの場所まで来る間に見た鳥は、ヒヨドリ、スズメ、キジバト、ツバメ、メジロ、カワラヒワ、カラスSP(順不同)でした。

_18_2こんな日に傘をさし、カメラと双眼鏡を首にかけウロウロしている私も「なんだかな~」です。
「こげな」日に掛けて、「コゲラ」です。だいぶ詰まっています「なんだかな~」 (^^ゞ

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お知らせ

船越探鳥会は雨の為中止

今日予定していた「船越探鳥会」は、雨の為中止します。
私は9時から9時半まで駐車場に居ます。
「船越公園の野鳥リスト」最新版を持参します。

三種の神器

好きな夏鳥三種

鳥を本格的に見始めるようになって、図鑑を見るたびに、本物を見てみたいとあこがれる鳥がありました。それが、オオルリ、キビタキ、サンコウチョウでした。

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これらの鳥に合う為には深い山や、森の中に入って行かなければ見る事が出来ないものだろうと思い込んでいました。ところがある日、ごく身近な山でオオルリの声を耳にし、姿まで見る事が出来ました。まさかこんな身近な所にあこがれの鳥が居るなんて信じられませんでした。

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この出会いがきっかけで身近な野山を調べて歩きました。何と驚いた事に、私の暮らす街を囲むようにある山には、ほとんど何処でもこの三種の鳥の声を聞く事が出来たのです。今まで気が付かなかっただけだったのです。

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だからと言って、これらの鳥と出逢えるチャンスはそんなに多くはありません。私の場合もカメラを持たずに観察に歩く事の方がずっと多かったのです。最近ではある程度の予想ができる様になりましたが、それでもこれらの鳥と巡り会うチャンスは年々少なくなっている様な感じです。

「Blogランキング」も始めて2週間余りで予想もしていなかったベストテンに入る事が出来、本人が一番驚いています。
 1ヶ月が近付くにつれ順位の変動を私以上に周りで応援してくれている人達が気をもんでくれています。本当にありがたい事だと感謝しております。
 上位の人達のブログを見ると一日のアクセス数が私のブログとは桁違いです(それも一桁ではなく二桁くらい違います)。そんな人達のブログと争っていると思うと、私のブログを見てくれている人達が、本当に私を応援してくれている人が多い事が分かり、感謝、感謝の気持ちになります。
 これからも皆さんの応援を裏切らないよう、これまで通り自分のスタイルで続けて行きたいと思っています。どうかよろしくお願い致します。

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本当はこの記事は5月5日に出す積りで書いていたのに、間違えて「今すぐ公開」で「保存」ボタンを押してしまいました。私がよくやる間違いです。(^^ゞ どうやらこの性格はそう簡単には直りそうにも無いです。

お知らせ

船越探鳥会のお知らせ

005_1日時:5月6日(
時間:AM9時
集合場所:船越公園駐車場(バスロータリー奥)
持ち物:やさしい気持ち。あれば双眼鏡、図鑑など。無ければ手ぶらでどうぞ。歩きやすい靴と服装で。

その他:申し込み不要 参加費無料 一般の方もどうぞ!ただし、事故、怪我等の責任は一切負いません。

写真はオオルリ。撮影場所は船越ではありませんが。船越でもオオルリ、キビタキなどが観察されています。通過していく夏鳥と、ここで繁殖をする鳥たち。巣立ちしたヒナを連れている家族など、新緑の美しいこの時期には思いがけない鳥との出会いもあります。

〈予告〉
5月13日(日)「一般公募探鳥会」が麻機遊水地で行われます。詳しくは後日お知らせいたします。

タマ子ジャ~ンプ

タマシギメスのジャンプ

Photo_261 タマシギ続きで申し訳ありません。
『星月夜』さんのリクエスト(メスの鳴いているところ)はもう少しお待ち下さい。ストックにも無いのです。今シーズンで撮れるか分かりませんが・・・
とりあえずで申し訳ないのですが、今回偶然撮れたモノの一つです。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 07. 4.30 静岡市・麻機(あさはた)遊水地

女もつらいよ

タマシギメスの争い

Photo_256 タマシギのペアが朝のお散歩を楽しんでおりました。タマシギはご存知の様にメスが美しく、繁殖の主導権もメスが握っている様です。(ホモサピエンスも同じかな?)この日もオスはメスの後に従ってしずしずと歩いておりました。

Photo_257 そこへ何処から来たのか、別のメスがペアの間へ割って入って来ました。
一羽のオスをめぐって二羽のメスの激しい戦いが始まりました。ぼんやりしていた私には、どちらが最初のペアのメスかよく分かりません!

2_68 追いつ!追われつ!!
一体どちらがどちらで、どうなっているのか?
草むらにさえぎられて、時々姿を見失うので私にはさっぱり分かりません。人情的には最初のペアのメスを応援したいのですが・・・

Photo_258 メスの激しい戦いの成り行きをそばで見ていたオスも、身の危険を感じたのか、飛び立って少し離れた場所へ避難しました。ペアだった相棒に加担する事は無いようです。強いメスの子供を育てるのがタマシギオスの勤めです。タマシギメスはこのオスに自分の子孫を託す為に戦います。

Photo_259 離れたオスに近付こうとする闖入者のメス(多分?)の前に立ちふさがる元ペアのメス(多分?)こんな事を繰り返して、結局闖入者のメスはオスに近付く事ができずに、元ペアのメスに追い出されてしまったようです。

Photo_260 この場所では私が見ている限り、メスが二羽でオスが一羽しかいないようで、いつもこの一羽のオスを取り合いしているようです。タマシギのメスは、あちらこちらのオスと交尾をして、卵の抱卵から、子育てまで一切をオスに任せて、気ままに暮らしている様に思われて、羨ましがられて?いるようですが、実際にはなかなか厳しいものがあるようです。これは何もタマシギの世界に限った事ではありませんね。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 AE(+0.3) ISO200 07. 4.30 静岡市・麻機(あさはた)遊水地

この場所では他に、クイナ、バン、ウズラ、ヒクイナ、ジシギの仲間、タカブシギ、ケリ、コチドリ、カルガモ、アマサギ、カワラヒワ、ホオアカ、オオヨシキリ、キジなど(順不同)の姿や声が見聞されました。

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