麻機の野鳥 22
26 コガモ Common Teal
麻機(あさはた)では冬鳥。まだ暑さが残る9月頃から、カモの仲間の中でも最も早く麻機に姿を見せてくれる。 春も遅くまで残る。毎年500羽前後が越冬するが、この冬のカウントでは200羽に満たなかった。オスは頭部が栗色で目の周りが緑(この写真では紺に近く見える。これも構造色の影響)。背は灰色で、お尻に黄色い三角形の班がある。声は「ピリッ、ピリッ」または「ピッ、ピッ」と聞こえる。
メスは全体に茶色で、大きさが小さいと言う以外では特に目立つ特徴も無いので、他のカモ類のメス、及びオスのエクリプスとの識別には慣れが必要。鳴き声は「グェーッ、グェーッ」または「クェッ、クェェェェ」と聞こえる。
コガモの亜種でアメリカコガモ(右)。胸に縦(本当は横と言うのが正しいのかもしれませんが、ここでは見た目のままで表記しました)の白線が見られる。 2006.12.31 第一工区 『前林の池』
実は、カモの仲間の写真はあまり撮っていないのです。「いつでも撮れる」と言う思いがあるので、撮影に気が入らないのです。たまに「こんな写真が欲しい」と注文が来るのは、いつでも見られる普通種といわれる種の写真が多いのです。普通種をしっかり撮っておきたいものです。反省!!
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