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2007年6月

高原の鳥

高原に似合う鳥

今回苦手な早起き(実際は寝てない)をしてまで朝霧まで来たのは「高原に似合う鳥」を撮りたかったからです。カッコウもいいし、アカモズもいいです。ヒバリは???ですが、それでも撮らせていただいたのでありがたい事です。今回の『朝霧編』最後はノビタキです。

0012_1 以前は朝霧まで来ればノビタキなんて『撮り放題!?』だったのですが、今回行ってみて、見つけられたオスの成鳥はこれ一羽。悲惨なものです。写真も出来がいまいち。腹が減っている上に雨だから仕方ない。(腹がポンポコでも、晴れていても言い訳ばっかり)

近くにも来てくれません。遠くの草に止まった所を撮っていたら、何やら赤いものが右下で動きました。キジがここに隠れていたようです。

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今回は天気にも恵まれず、体調管理も悪かった為、どうも撮影に集中出来ませんでした。リベンジすべく、次の機会にはもう少し気合を入れて望みたいと思っています。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/400秒 ISO200 トリミング 07. 6.24 静岡県・朝霧高原

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曇り空ヒバリ

枯れ草で歌うヒバリ

前回少し遊んでしまったので、今回はまじめに。
枯れ草に止まってさえずるヒバリです。

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カメラを意識してサービスするヒバリ。

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ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/250秒 ISO200  07. 6.24 静岡県・朝霧高原

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美食家

グルメな?ヒバリ

今回朝霧で最も目に付いたのがヒバリでした。数も多いのですが、声もうるさかったです。そんなヒバリ君で少し遊んでみました。

美味しいエサを求めて畑の上を忙しそうに歩き回るヒバリ君が目に止まりました。

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今回はいつものおふざけです。ヒバリに味覚があるのか?それは分かりませんが、最後のカットは羽繕いで、頭を掻いている場面を使っています。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/250秒 ISO200 トリミング 07. 6.24 静岡県・朝霧高原

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アカモズ

アカモズ発見!

とりあえずカッコウをゲットし、まずは出足好調。次の狙いはアカモズです。以前は朝霧ではごく普通にアカモズに出逢いましたが、今では数が減ってしまい、アカモズに出会う事も少なくなってしまいました。去年見た場所では探せず、違う方向へ向かいました。しばらく歩いてアカモズを発見!

002 曇り空がバックで、どうにもなりません。何処かに良いポジションはと、探していると飛んでしまいました。

他に当てもないのでここでしばらく待つ事に。
するとまた戻って来ました。今度はさっきより下の方に止まってくれ、なかなかいい感じです。

0021 ここでアカモズを撮っていると、ポツッ、ポツッと雨が落ちて来ました。傘も車に置いて来てしまったし、どうするか。相棒がリュックの中を探すと、スーパーの買い物袋がいくつか出てきました。これをカメラとレンズに被せて雨をしのぎます。さいわい、雨もそれほど強くはならず、時々降ったり止んだりを繰り返す状態でした。

0022 今度はもう少し近くの木に止まりました。バックは青空ではなく、遠くにかすむ山です。アカモズはクチバシに虫をくわえています。どうやら近くに巣があるようです。「これはいかん!」と早々にその場を退散しました。

雨は降るし、車からはどんどん遠ざかるし、進むべきか戻るべきか迷いましたが、相棒とも相談の結果、更に先へと進む事になりました。腹ペコでフラフラ。体はあちらこちら痛むし、ヨレヨレデコボコ中年コンビの苦難の旅?は更に続くのでありました。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/320~1/500秒 ISO200 トリミング 07. 6.24 静岡県・朝霧高原

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ポーズ

カッコウがカッコウのカッコウをした!?

梅雨の真っ只中、夜中の三時に家を出て、朝霧高原へと向かいました。途中道に迷い30分のロスで目的地到着。相棒に申し訳ない。しかし、雨は降っていない。カサも車に置いてなるべく軽装備にして歩いて行く。

カッコウが盛んに鳴いている。今日の目的の一つカッコウが撮れるかもしれない。
オスの鳴き声に合わせて、『ピピピピピピ』と雌の声が近くでした。雌の声はオスとはまた違った独特の声で、これがカッコウ?と思ってしまう。(オスもこの様な声を出す)

001 声の主。多分カッコウのメスと思われます。

その近くへカッコウのオスと思われる個体が飛んで来ました。ヒノキ?の上に止まっていたキジバトを追い払いそこへ止まりました。

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何しろ距離が遠いので今回もかなりトリミングをしています。木の天辺に止まったカッコウは独特のポーズで『カッコウ、カッコウ』と盛んに鳴き始めました。

0013 距離が遠くて、まだ暗いせいもあって、写真の出来はいまいちですが、一応カッコウはゲットしました。次はアカモズを探します。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/60秒 ISO200 トリミング 07. 6.24 静岡県・朝霧高原

生死をかけた追跡

ゴイサギを襲うハシブトガラス

カラスがトビ等を追いかけているシーンはよく見かけます。
この時も最初はハシブトガラスがゴイサギ幼鳥をただ追い掛けている様に見えました。

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しかし、私はすぐに思い出しました。

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この場所で、ハシブトガラスがゴイサギの幼鳥を襲って食べてしまうのを目撃しています。

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カラスの追撃は執拗です。時には追跡を仲間と入れ替わりをして、相手が弱るまで追い続けます。疲れたゴイサギは池のふちの木に止まりました。

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カラスは相手に休む暇を与えません。上から盛んに突いて追い出します。

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仕方なく、木から飛び立つゴイサギ。しかし、もう飛ぶ力が弱々しく感じられます。

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この後このゴイサギがどうなったのか、今回は最後まで見届ける事が出来ませんでした。

以前ここで、ゴイサギがカラスに襲われて食べられてしまうシーンを2回目撃しています。2回とも最後に疲れたゴイサギが地上に降りたところを上から押さえつけられてしまいました。押さえつけると仲間のカラスが寄って来ました。

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ハシブトガラスのクチバシの先端をよく見ると、猛禽の様に先が少し鉤形になっている個体もいます。ここのハシブトガラスの、この様な行動を見ているとまさしく猛禽そのものです。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/1250秒 ISO200 一部(1~4)トリミングあり 07. 6.21 静岡市・池田山自然公園

最後のハシブトガラス ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/320秒 ISO400 07 .6. 7 静岡市・池田山自然公園

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ダイビング

カワセミのダイビング

前回に続き、カワセミです。今回はダイビングシーンを中心におおくりします。

止まり木から発進しました。

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水面に突入の瞬間です。

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出てきました。残念ながら、魚はくわえていません。

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今回は小さな魚を捕らえたようです。

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魚を捕らえ、止まり木に戻ります。

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共通データ:ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/1250秒 ISO200 トリミングあり 07. 6.21 静岡市・池田山自然公園

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カワセミの飛翔

カワセミの飛翔

カワセミの出番が少ないのでこの辺で少しカワセミ君の出番です。
今回はサギのコロニーで、サギの飛翔を待ちながら、遠くにカワセミが止まってくれたので、無理を承知で撮りました。

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共通データ:ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/1250秒 ISO200 トリミングあり 07. 6.21 静岡市・池田山自然公園

次回は、ダイビングシーンです。遠かったので迫力がいまいちですが、ご期待下さい。

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落下する羽根

天から降って来た羽根

サギのコロニーで撮影中、一枚の羽根が天空から降りて来ました。

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羽根はフワリフワリと風に舞いながらゆっくりと舞い降りて来ました。
やがて静かに、池の中央に音も無く着水しました。

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この日は池の鯉が盛んにジャンプしていたので、もしかしてこの羽根に反応しないかなと期待しながらシャッターを押していたのですが、コイは全く無反応でした。コイは一体何故ジャンプするのでしょうか?しかし、この羽根の写真もなかなか面白いと思いました。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/1600秒 ISO200 07. 6.21 静岡市・池田山自然公園

『みんなのアルバム』3に「I.Tさん」から投稿がありました。

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続 オオルリ

オオルリの続編です

恐れる様子も無く、何回もそばへ来てくれました。

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ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/80~1/250秒 ISO200 07. 6.17 静岡市葵区

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お知らせ

写真展のご案内

2007年度「かわせみフォトクラブ」会員作品展が、7月5日(木)から始まります。今年はクラブ創立10周年を記念して『自然賛歌』をテーマに13名が作品を展示いたします。

Photo_305 人間を全く排除した無垢の自然ばかりではなく、人間生活とのかかわりを持った自然も含め、会員の感性で捉えた『自然賛歌』をお楽しみいただければと思います。

会期:2007年7月5日(木)~7月11日(水)
会場:しずぎんギャラリー『四季』
   静岡市葵区追手町1-13 アゴラ静岡7階
   電話054-250-8777

夏を呼ぶ声

アシ原のロックシンガー

ただでさえ暑い夏にオオヨシキリの鳴き声を聞くと更に蒸し暑くなりますが、遊水地の夏が来たなという気分が高まります。

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ニコンF5 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/250秒 プロビア だいぶ前(記録ナシ)に第3工区にて撮影。

オオルリ

オオルリにバッタリ!

たまには気分を変えて、少し山の方へ行ってみました。山と言っても車でほんのひとっ走りの身近な山です。峠を越えて反対側に入るとオオルリがあちらこちらで鳴いていました。

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ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/80~1/250秒 ISO200 07. 6.17 静岡市葵区

『みんなのアルバム』3フジモトさんからノビタキコヨシキリの写真がおくられて来ました。

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アシ原のジャズシンガー

コヨシキリ

夏のアシ原の代表的な歌い手と言えば、オオヨシキリですが、今回はもう少し涼しげに歌ってくれる「アシ原のジャズシンガー」コヨシキリです。

Photo_302 ニコンF4s ニッコール600mmF4 絞り開放 1/125秒 プロビア 95.6月 静岡市・麻機(あさはた)天神前

ツバメの飛翔

ツバメの飛翔

人家の軒先で平気で子育てをするのに、ひとたび巣を離れると野生に戻り、人間に対する警戒心も見せてくれます。特にカメラを持つ人間に対しては強い警戒心を示してくれます。

Photo_301  サギたちの繁殖する池の上空を飛ぶツバメ。水を飲みに来たようだ。

4_22 水を飲む瞬間を捉えたかったが、今回はうまく行かなかった。

偶然2羽入った。

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ニコンD200 ニッコール600mmF4 F5.6 1/2000秒 ISO400 07.5.24 静岡市・池田山自然公園

『みんなのアルバム』3に「H.M」さんよりカモシカの写真が投稿されました。

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麻機の野鳥 22

26 コガモ Common Teal

_00_7 全長:34-38cm
翼開長:58-64cm

麻機(あさはた)では冬鳥。まだ暑さが残る9月頃から、カモの仲間の中でも最も早く麻機に姿を見せてくれる。 春も遅くまで残る。毎年500羽前後が越冬するが、この冬のカウントでは200羽に満たなかった。オスは頭部が栗色で目の周りが緑(この写真では紺に近く見える。これも構造色の影響)。背は灰色で、お尻に黄色い三角形の班がある。声は「ピリッ、ピリッ」または「ピッ、ピッ」と聞こえる。

Photo_299 メスは全体に茶色で、大きさが小さいと言う以外では特に目立つ特徴も無いので、他のカモ類のメス、及びオスのエクリプスとの識別には慣れが必要。鳴き声は「グェーッ、グェーッ」または「クェッ、クェェェェ」と聞こえる。

_03_2 コガモの亜種でアメリカコガモ(右)。胸に縦(本当は横と言うのが正しいのかもしれませんが、ここでは見た目のままで表記しました)の白線が見られる。 2006.12.31 第一工区 『前林の池』

実は、カモの仲間の写真はあまり撮っていないのです。「いつでも撮れる」と言う思いがあるので、撮影に気が入らないのです。たまに「こんな写真が欲しい」と注文が来るのは、いつでも見られる普通種といわれる種の写真が多いのです。普通種をしっかり撮っておきたいものです。反省!!

アオサギの飛翔

アオサギの飛翔

今回はアオサギの飛翔です。

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飛び立ちです。

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もうすぐ着地です。

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あふれました。

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他所から来た野鳥カメラマンが静岡のアオサギは近い!と言っていました。静岡は気候が良いせいか、他所では警戒心が強いと云われるアオサギものんびりしているようです。

Photo_298 時には撮影している目の前まで飛んで来る事もあります。大体は幼鳥の場合が多いのですが、時には成鳥もカメラの横に舞い降りる事もあります。こちらがビックリして「ど、どうも、こんちは」なんて挨拶をすると「グァ」なんて鳴いて、フンを置き土産に飛んで行きます。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/1600~1/2000秒 ISO400 07. 6. 7 静岡市・池田山自然公園

今回や、前回のゴイサギの様に飛んでいる鳥を撮る時、カメラ任せのオート露出で撮ると、バックの明るさが変わるたびに鳥が露出不足になったり、露出オーバーになったりします。その都度露出補正などやっていられません。今回のアオサギやゴイサギの様に、鳥に当たっている光の加減がほぼ変わらない様な状況の時には露出をマニアルにして撮る方が失敗が少なくなります。そんな事、皆さん先刻承知でしたね!「コリャまた失礼しました!!」m(_ _)m

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ゴイサギの飛翔②

再び、ゴイサギの飛翔

先日、ゴイサギとアオサギの飛翔シーンをたくさん撮ったので、少し消化します。

ゴイサギ亜成鳥の飛行シーンを上から(うそ!偶然そう見えるだけです)

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今度は成鳥の夜間飛行を正面左上からすれ違いざまに(うそ!!昼間の地べたからです)。

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これはごく普通に下から。

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撮影ポジションは3枚とも同じです。
バックや、鳥のポーズでカメラ位置や時間が変わっているように見えます。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/1600~1/2000秒 ISO400 07. 6. 7 静岡市・池田山自然公園

親はどちらを選ぶ

エサはどちらがもらえるの?

またまた、若いツバメです。
杭の上で親を待つヒナは、親鳥がそばに来るとみないっせいに同じポーズをとります。

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親鳥が来ました。果たしてどちらのヒナがご馳走にありつけるのでしょうか?

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今回は右のヒナへ。
親鳥はヒナの口の中の色を見て、より赤い方へエサを運ぶと言われています。お腹の中にエサが入っていると消化作業の方へ血液が使われる分、口の中の赤味が薄くなると言う事です(それが全てでは無いようですが、、、)。
たくさんいるヒナによく平等にエサを与えられると思ったら、そんな仕掛けがあったのですね。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/640~1/1000秒 ISO200 07. 6. 4 静岡市・麻機(あさはた)

意味も無くコサメビタキ

雨降る日曜日

こんな雨の日曜日は外に出るのもおっくうだし、家に居ても気が滅入るばかり、せめてかわいい小鳥の写真でも。探しましたがなかなかありません。見つけたのは雨つながりのコサメビタキでした。

039 止まっているのがサルスベリ? またスベッタかな?

ツバメの親子

ツバメの親子

『若いツバメ』の続きです。
若いツバメが杭に止まっていたのは親鳥がエサを運んでくれるのをそこで待っていたのです。

親鳥がそばに来ると、ヒナはいっせいに親鳥に向かって大きく口を広げて空腹をうったえます。

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親鳥は、大きく広げられた子供の口を見るとその中にエサを与えたくなるようです。

親鳥が来ました。

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子供の口の中に親鳥は顔を突っ込み、エサを与えます。一瞬の出来事です。

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どの子の口に親鳥が来るのか、なかなか狙っている子供の所には来てくれません。

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ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/640~1/1000秒 ISO200 07. 6. 4 静岡市・麻機(あさはた)

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ゴイサギの飛翔

ゴイサギの飛翔

最近めっきり数が減ってしまったように感じられるゴイサギです。このコロニーも20数年間見続けていますが、最初の頃はコサギとゴイサギばかりだったのですが、最近ではアオサギが多くなり、コサギとゴイサギは少数派になってしまいました。

Photo_294 ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/2000秒 ISO400 07. 6. 7 静岡市・池田山自然公園

「みんなのアルバム」3にI.Tさんの沖縄土産第2弾が届きました。

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お知らせ

タイトルと画面のデザインを変えてみました

タイトルは分かりやすく『かわせみのひとりごと』とひらがなにしました。
両方にサイドバーを付けました。これは今後「カテゴリー」を鳥の名前で分け、「鳥の名前」で過去の記事を検索出来るように考えての事です。

Photo_293 これまでにこのブログでは外来種も含めて鳥だけで、108種を掲載してきました。これを「カテゴリー」に分けて検索しやすいように考えています。完成までにはもう少し時間が掛かりますが、よろしくお願いします。

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若いツバメ

若いツバメの観察

巣立って間もない若いツバメが、田んぼの中の杭に止まっていました。

Photo_292 伸びをしたり、あくびをしたり。親鳥が運んでくれるエサを待っているようです。

2_73 まだ飛び方もぎこちなく、杭に止まる時にもいきなり先端に止まる事が出来ないようで、ちょっと下の方にしがみついてから、よじ登って行きます。

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8_2 杭は何本も並んでいるのに、何故か、先に誰かが止まっている杭に止まろうとします。その杭の方が止まりやすいと思うのでしょうか?

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4_17 一羽がすぐそばの杭にも止まってくれました。

9_2 不思議そうにこちらの様子を見ていました。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 F5.6 1/640~1/1000秒 ISO200 07. 6. 4 静岡市・麻機(あさはた)

「みんなのアルバム3」にI.Tさんの沖縄土産の写真が届きました。そちらもぜひご覧下さい。

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今度はサシバ

ハチクマに続いてサシバ出る!

前回ハチクマが出た場所で、今日はサシバが出ました。

Photo_290

2_64 気づいた時にはちょうど頭の上で、目線より下を狙うポジションにカメラをセットしてあったので無理な姿勢で撮り、いつも以上のピンボケです。(^^ゞ
この場所で、私がサシバを確実に見たのは今回が最初です。
次の日曜日はここで野鳥の会静岡支部の探鳥会があります。楽しみですね!!

何を狙っていたかと言いますと、コシアカツバメが畑の上を低く飛んでいたのでそれを撮りたかったのです。

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2_65 いずれにしてもジャスピンで撮るのは難しいです。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞りF5.6 1/1600秒 ISO400 07.6.3 大幅なトリミングあり

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麻機の野鳥 21

25 カルガモ Spot-billed Duck

1_32全 長:58-63cm
翼開長:83-91cm

麻機(あさはた)では一年中普通に見られる。
カモのオスは繁殖期になると美しい衣に着替えるものが多いが、カルガモのオスは一年中メスと同じ様な茶色の地味な羽のままである。そのためオスメスの識別は難しい。

Photo_288 麻機で繁殖が確認されているカモ(アヒルは除きます)はカルガモだけです。カモの仲間で、きれいな夏羽になるグループは大概一年ごとにペアの相手を変えていると言われます。ハクチョウやガン等の大型のカモの仲間は一年中同じ羽色で、このグループはペアの相手を生涯変えないと言われています。カルガモはどうなのでしょうか?衣は変えないけれど、つがいの相手は変えているような気がします。

2_63 ハクチョウ等は家族で行動を共にします。子育ても両親が協力してやります。ところが、カルガモは子育てはメス親に任せっきりで、オスは子育てには一切協力していない感じです。この違いでペアの絆の違いが分かります。(オスメスの識別が難しいので、もしかすると逆だってあるカモ!?)

1221_1 この写真をよく見て下さい。ヒナが17羽も居ます。ヒナの内、右のヒナのグループと、左のヒナのグループで大きさが違う事が分かるでしょうか。 この写真を撮る少し前、カルガモの親子二組が池の中で出会いました。連れていたヒナはどちらも10羽前後でした。すれ違う時、ヒナ達は互いに入り乱れて遊んでしまいました。親はそんな事には無関心でそのまま進んで行きました。

0131_1 遊びに夢中になっていたヒナ達もそれぞれ親鳥の後を追いかけました。しかし、この時行くべき方向を間違えたヒナがいました。片方には10羽以上がついて行き、もう片方の親鳥の後には3羽しかついて行きませんでした。

Photo_289 このような事が、カルガモ以外の鳥でも見られるのでしょうか。自分の子孫を分散させ、生き残る確立を少しでも高める為の行動と言う事です。雑学の本から学んだ事で、専門的な用語もあったようですが、難しい事は忘れてしまいました。今度、カルガモの親子を見つけた時には、そんな事にも注意して見ると、また面白いかもしれません。

子育て放棄!?

カルガモ ヒナの災難

タマシギ撮影中、カルガモのヒナが盛んに鳴いているのに気が付きました。

3_40 周りを見ても、親鳥の姿がありません。どうやら親からはぐれてしまったようです。

11_1 右へ行ったり、

10_1 左へ行ったり、

と、突然、現れた大人のカルガモがヒナに襲い掛かりました!!

2_62 何羽もの大人のカルガモが親の居ないヒナをつつくようにして追い回しています。

4_16 何でこの様な事をするのでしょうか?親からはぐれてしまった可哀想なヒナを、大人たちが寄ってたかっていじめるとは何と言うことでしょうか!

Photo_285 ヒナは逃げ惑いながら必死で親を呼んでいるようです。

7_12 大人たちの包囲から逃れ、5羽の迷子たちは更に右往左往して、親を探し回っていました。

しばらくすると、3羽の大人の鳥が、ヒナたちのそばに舞い降りて来ました。

5_13 再びヒナ達を襲うのでしょうか?しかし、今度は様子が違いました。この中にこども達が探していた親鳥が居たのです。

6_5 今度は大丈夫。お母さんが帰って来てくれました。ヒナ達も安心してお母さんの周りで活発に動き始めました。

でも、お母さんは一体なんでこの子達を置いて何処かへ行ってしまったのでしょうか?また、周りの大人たちは何でこの迷子たちにあんなひどい事をしたのでしょうか?
鳥を観察していると時々この様な「何で?」と思うような場面に出合います。

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/640-1/800秒 ISO200 07. 5.26 静岡市・麻機(あさはた)

 私はどうしても鳥を擬人化して見てしまう事が多いので、それでは「正確」な観察記録が出来ないと、言われる事もあります。私は科学者や研究者ではありません。一人の鳥好きの野次馬でしかありません。事実はそのまま、そこに自分の感情を交えた表現を加えています。感じたままに書いているので、それがそのまま「正確」であるかは分かりません。皆さんに私が感じた事に興味を持って頂ければ良いかなと思っています。

Photo_287 平和なひと時

ニコンD200 ニッコール600mmF4 絞り開放 1/200秒 ISO200 07. 5.20 静岡市・麻機(あさはた)

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