コロニーにて
ゴイサギとコサギ
集団になって繁殖をするコサギやゴイサギ。
そんな集団繁殖地をコロニーとも言う。
集団で繁殖すれば自分のヒナが外敵から狙われる確率が低くなる。
逆に、集団で繁殖しているから繁殖している事がすぐにばれてしまい、外敵から狙われやすい。
同じ様にコロニーで繁殖するコアジサシなどは外敵に対して仲間が集団で立ち向かうが、サギ類がカラスなどの外敵に立ち向かっている姿を私は見た事が無い。お互いに助け合う事よりも、お互いの巣材を失敬したり、パートナーの留守に交尾を迫ったりしている。
他所のヒナが少しでも自分の巣のそばに来れば激しく突いて追い払う。それで木から落ちて死んでしまうヒナも多い。巣から落ちてしまったヒナには親鳥も関心を示さないからだ。
このコサギのヒナ↑も誤って巣から落ちてしまったのだろう。まだ飛べないこの子が巣に戻れる可能性は少ない。可哀そうだからと言ってこの子を助ける事も出来ない。巣から落ちてしまった子は親も見捨てるのが厳しい現実。
このゴイサギのヒナ↑は地上に落ちたが、何とか登れる木を見付け、少しづつ上によじ登って行った。無事に自分の巣に戻れる事を願う。
ニコンD300s Aiニッコール600mmF4 Aiニッコール600mmF5.6 絞り開放 1/160-1/3200秒 ISO200 (白地署名はトリミングあり) 静岡県
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得点が上がり、私のやる気になります
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