コアジサシ
14日の探鳥会は無事に終了。
始める頃はまだ雨が降っていて、気持ちもダウンしていたのですが、始めるとすぐに雨は上がり、この日の目標、コウノトリとコアジサシもすぐに見つかり、まずまずの探鳥会となりました。
ブログの方は別の日に撮った写真です。
この日は現場に着いた時にはコアジサシの姿はどこにも無く、他の鳥を探して時間をつぶしていました。すると、いつの間にか200羽前後のコアジサシの群れが飛んで来ました。

先程までの静かな河口がウソの様です。鳥は羽があるので、突然現れたり、さっきまで居たのにサッと居なくなってしまう事が普通にあります。

この日はどうした訳か、カメラを構える私の周りにコアジサシがどんどん降りて来ます。
こんなにそばに来られると、こちらも姿勢を低くしなければなりません。
急遽三脚の足を縮め、ひざを着き、背を丸めた窮屈な状態で撮影します。

私の周りはコアジサシが一杯。私はまるでコアジサシ達の聖地に迷い込んでしまった様な感じです。でも、この場所は私の方が先に居た場所です。彼らの方が後から来て、この広い河原の中でわざわざ私の周りに降りて来たのです。

そばに降りたコアジサシが求愛給餌をしそうですが、なかなかオスがメスに魚を渡しません。こちらは窮屈な姿勢で渡す瞬間を待ちますが、ご覧の通りのごつごつの足場で、足も膝も痛くて我慢にも限界が・・・

痛みに耐えかね、少し身体を動かした時に餌を渡してしまいました。目もファインダーから離れているので、その瞬間はシャッターを切る事も出来ませんでした。
メスにプレゼントを受け取ってもらい、得意満面で誇らしげなオスのポーズが何とも言えません。

『次はもっと大きいのを捕って来るよ!』
『がんばってね
』

この後、コアジサシは再び一斉に飛び立って沖へ出て行きました。
夢の様な時間でした。
ニコンD500 Aiニッコール600mmF5.6 絞りF8 1/2500-1/3200秒 ISO400 トリミング 三脚:スリック 雲台:マンフロットMVH502AH 2017年 5月 6日 静岡市
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