ルリビタキ
そろそろ大好きな鳥、ルリビタキが見たくなって来ました。
ルリビタキも今では身近な場所でも見られる鳥になって来ました。
そこで、毎年見られる近くの神社へ出掛けてみました。
毎年数ヵ所で姿を見る事が出来るのに、今年はなかなか見つかりません。
姿を見られる事と、写真に撮れる事とは別物です。
見られた物全てが写真に撮れたらこんな幸せな事は無いのですが、現実には見られた物のほんの一部しか写真に撮れません。
暗い藪の中に居る様な鳥では見付けるのが精一杯で、とても写真までは間に合いません。
写真に撮れるのは稀に明るい所へ出てくれたり、見通しの良い所へ出てくれた時です。
この日はその姿をチラッとでも見る事が出来ず、諦めて車に向かって歩いていた時、歩道の先に小鳥がパラッと降りました。
こんな所で歩道に出て来る小鳥と言えば、シルエットからもルリビタキの可能性が高い。
担いでいた機材をそっと降ろし、静かにレンズを向けピントを合わせる。
やっぱりルリビだ。
しかも青いルリビだ!
さっきまでの落ち込んだ気分は何処かに吹っ飛び、幸せな気分に。

ルリビは私に警戒しながらも私に近付いてくる。

パッと飛んだと思ったら、すぐ横の枯れ木に止まった。

シャッターの音に興味があるらしい。
ヒタキ系の鳥を撮る時には意識的に2コマづつ『チャ、チャ』と撮る。
この2音がヒタキ系の鳥の地鳴きにも似ている。
それが私の考え通りか分からないが、意外とこれに関心を示す鳥が居る様に思う。

場所を移動して、里山公園を歩いてみた。
此処ではすぐに『ヒッ、ヒッ、ヒッ』と声が聞こえてきた。
この声だけではルリビかジョウビタキか私にはよく分からない。
ただ、この声が薄暗い林や藪の中から聞こえてきたらルリビの可能性が高い様に思う。
ジョウビは明るい開けた所の方が似合っている。
で、声は薄暗い林の方向から聞こえてくる。
声に誘われて重い機材を担いで山道を登ってみる。
しばらく行くと『ググ、ググ』と、こもった様な声。
これはルリビが近くに居る時によく出す声。
『もうお前のすぐそばに居るぞ』と教えてくれている様にも感じる。
暗い林の中で、目を皿の様にして、近くで動くモノを探す。
近くの木の、葉っぱの中で動くモノを発見。
ルリビの青い個体でした。

写真では明るく見えますが、かなり暗い所です。
此処では他にメスタイプの個体も目にしました。

2羽で縄張りを争っている様で、動きに落ち着きがありません。
もう少ししたら縄張りも決まり、落ち着くかもしれません。
ニコンD500 Aiニッコール600mmF4 絞り開放 1/30-1/50秒 ISO400 トリミング 三脚:ジッツオGT5541LS 雲台:マンフロット516 2018年12月18日 静岡市
(画像の上でクリックすると写真が大きく表示されます。記事に戻る時には左上の「戻る」または「←」をクリックして下さい
)
『ブログランキング』に挑戦中です
『見たよ!』と、下の青色の四角を“ポチッ”とクリックお願いします

鳥ランキング
得点が上がり、私のやる気
になります
最近のコメント