調理の時間
ヤマガラ
エゴの実をくわえるとすぐに何処かへ飛んで行ってしまうのですが、この時は見える場所でエゴの実調理を見せてくれました。
まずは両足の間にしっかり挟んで固定。勢いよく嘴を振り下ろし、硬い殻を割ります。
殻と果実の間にある白い果肉には毒があると言われています。
(ヤマガラ以外の鳥がエゴを食べないのはこの毒のせいとも言われています。単にヤマガラ以外の小鳥には実が大きくてくわえられないとか、殻が硬過ぎてクチバシがたたない、など諸説あります。)
ヤマガラもこれは食べずに捨てて、赤茶色の果実を器用に取り出します。
そしてこの果実をまた両脚の間に挟んでクチバシを叩きつけて赤茶色の殻を割ります。
ようやく出て来た白い実を食べます。
苦労した割には白い実は少なく、あっと言う間に食べてしまいます。
残った赤茶色の殻が捨てられ、再び新しい実を探しに行きます。
最初から最後まで35秒程の作業でした。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF7.1 1/1000秒 ISO400 トリミング 三脚:スリック 雲台:マンフロット 2019年8月26日 静岡市
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