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ゼロ戦・スピットファイア・紫電
写真を趣味にする前にはプラモデルをよく作っていました。
定年退職し、時間が出来たので最近またプラモデルを作り始めました。
好きなのはやっぱり空飛ぶ飛行機と戦車。特に第二次世界大戦で活躍した飛行機が好きです。
戦争賛美とか難しい事は考えには無く、ただ美しくてカッコイイから好きなだけです。
モデルは素人のいい加減な作りなので、塗装やデカールなど変な所続出と思いますがお許しください。
まずは日本の代表的な戦闘機『ゼロ戦』です。
(株)ハセガワが発行している「零戦プラモデルの作り方」では
【正確な呼称は「零式艦上戦闘機」。『れいせん』でも『ゼロ戦』でも問題は無い】
と言う事なので此処では『ゼロ戦』としました。
零戦五二型(タミヤ1/72)
水平尾翼の下に波型の下面色を入れたいところですが、マスキングが面倒で真っ直ぐにしました。
スピットファイア(タミヤ1/72)
スタイルの美しさで一番好きなのがイギリス空軍のスピットファイア。
流麗なデザインは他の戦闘機とは一線を画する。
紫電(タミヤ1/72)
紫電よりも紫電改が好きですが、今回は紫電を作ってみました。
零戦で手を抜いたので、紫電では独特の波型の下面色を入れてみました。
※塗装は筆塗と缶スプレーを使用。キャノピーは絶対に失敗する自信が有るので塗装はしません。
将来はエアブラシなども揃えて行きたいとは思っています。
小さな部品が多いプラモデル。いざ組み立て始めてみて目が悪くなった事を痛感しました。
プラモデル:ニコンD500 シグマ50mmF2.8マクロ 絞りF16-22 1/10-1/40秒 ISO1600 トリミング 2020年7月26日 自宅にて
コアジサシ
鳥も出さないと、でコアジサシです。
コアジサシ:ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/3200秒 ISO400 トリミング 2020年6月15日 静岡市
ゴイサギ
ゴイサギも最近では少なくなってきて、レンズを向けられる事が多くなった。
ゴイサギにとっては迷惑な事だろう。
昔からサギを撮って来た私にしても、警戒心が強くなって来たのは少し困る。
ゴイサギ:ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/320秒 ISO800 トリミング 2020年7月21日 静岡市
ハス
撮る物が無いとハス池をのぞいて見る。
大きくてきれいなハスの花を見ると撮りたくなる。
自分の中に理想の花のイメージは有るが、未だそんな花に出会えない。
いつかはイメージの花に出会えるかと期待してハス池を覗く。
ハス:ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(300-400mm) 絞りF8 1/1000-1/2000秒 ISO400 2020年7月24日 静岡市・麻機遊水地
ツバメ
ツバメを撮った後で画像を確認すると撮れているのはほとんど幼鳥。
これは今回に限った事では無く、大体いつもそうなる。
撮る時には無差別に飛んで来た物を撮っているのだが、
捉えているのは圧倒的に幼鳥が多い。
肉眼で見ている時にはどれも同じように飛んでいるように見えるのに、
成鳥と幼鳥ではレンズを向けた時の反応が違う。
成鳥はレンズを向けると素早くコースを変える。
幼鳥はそのままのコースで飛ぶ者が多い。
この辺りに経験の差が出るのだろう。
厳しい自然界で生き抜いて来た成鳥と、これから色んな苦難を乗り越えて行かなければ生き残れない幼鳥。
来年は私の下手なレンズをかいくぐって成長した姿を見せて欲しい。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(300mm)MF 絞りF8 1/1000秒 ISO800 トリミング 2020年7月15日 静岡市
ツバメ
長雨で増水した川でも、水面が少しおだやかな所でツバメたちが水浴びなどをしていました。
こんな時でも風上へ向かって飛ぶのが基本。
流れのある川では川上へ向かって飛ぶのが基本。
飛んでいるのをファインダーで追い掛けていると、飛び込んだ瞬間にレンズが行き過ぎて此処で見失います。
慌ててファインダーから目を離し目標を探します。
『右目でファインダーを覗いて左目で目標物を追えば見失う事は無い!』と豪語する人も居る。
そんな事を言っていた人に限ってファインダーから目を離して『どこだ、どこだ!』と探している。
様な気がするのは私だけか?
私は利き目が左目なので、昔から左目でファインダーを覗いている。
今は『照準器でバッチリ!!』らしい。
古臭い私は未だにファインダーが頼り。
動きの速いツバメを追うのにズームは若干広めの300mm(35ミリ換算450mm)にして、ピントはMF。露出(この日は曇り)もマニアルでF8、1/1000秒、ISO800で固定。WB(ホワイトバランス)はいつもいつでもデーライト。VR(ブレ補正)はOFFで。
VR(流し撮り)をONにしているとファインダーがカクカクしてうまく追えないし、1/1000秒でも止まらない(事が多い)。
VRも使い出して1年ばかりだからよくは分からないが、最近何故かブレが多い。
VRが無い時代でも1/1000秒で大体止まっていた物がブレる。
VRは動かない物か、動きののろい物を撮る時には確かに効果がある。
動きの速い物を撮る時、1/1000秒以上の高速シャッターが切れる条件なら、私は最近、VRをOFFにしている。
それを忘れてエライ目に合う事もたびたび。
それだけVRの効果は確かに有る。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(300mm)MF 絞りF8 1/1000秒 ISO800 トリミング 2020年7月15日 静岡市
久保敬親さん
久保敬親さんとの出会いは麻機に初めて野生のコウノトリが現れた1995年でした。
私の撮ったコウノトリの写真を見て『この写真を撮った人に会いたい』と言っている人がいると言うので行ってみると、クマの様な風貌の男性が待っていました。
挨拶をして、あの動物写真家の久保敬親さん本人であることが分かりました。
話してみると、怖そうな外見とは裏腹にとても穏やかな話し方で、まじめな性格を感じました。
コウノトリも一緒に撮影をし、その後も静岡に来ると声を掛けてくれました。
一度は家に泊ってもらい、飲んで鳥の事、撮影の苦労話などを聞かせて頂きました。
久保さんは静岡の春が大好きだと言っていました。
撮影で日本全国を訪れているが、『春は静岡が一番いい』と言ってくれました。
静岡の春は田んぼ一面にレンゲの花が咲き、キジがこんなに撮り易い所は無いと言っていました。
2000年に事務所を東京から北海道に移し、静岡に来る事も少なくなり、年賀状だけのお付き合いになっていました。
最近年賀状が届かないのでどうしたのかと、思ってはいました。
写真展の帰りに本屋により、そこで久保さんの本を見付け、中もろくに見ないで買いました。
急いで家に帰り本をめくると、そこに久保さんが亡くなった事が書いてあり、愕然としました。
まさか2年前に亡くなっていたとは知りませんでした。
この本が久保さんの集大成なのか。
久保さんは私に『自分の写真を安売りしてはいけない。写真集を出すなら大きなハードカバーの本で出さないとダメだ』と、『最初だからと、小さなペラペラの安い本を出すと、後はもう大きなハードカバーが出せなくなる』とも言っていました。
久保さんが生きていたら今回の本をどう見るでしょうか。
大きさは立派。監修も解説も当代一流の方々。編集もレイアウトも見事。写真ももちろんスゴイ写真ばかり。
でもソフトカバーでした。
今は豪華なハードカバーの写真集では売れない事は分かります。
一人でも多くの人に見てもらいたいからこの形になったのでしょう。
久保さんも天国で豪快に笑っているでしょう。
久保さんの写真には良い意味で泥臭い野趣があります。オシャレなサロン調の華やかさはありません。
それが、他の野鳥カメラマンには無い、久保さんの野生写真の味だと思います。
ぜひ多くの方にこの本を見て頂きたいと思います。
久保敬親さんのご冥福を祈ります。 合掌
ハスの花
ブログの連続更新が12年になりました。
12年の間には更新が途切れそうになる危機が何回もありましたが、何とか12年目にこぎ着けました。
これから何処まで続けられるのか、毎日が自分との闘いでもあります。
鳥が撮れない時には今回の様に鳥以外の物も撮って行きます。
ハス:ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(122-400mm) 絞りF8-11 1/200-1/1000秒 ISO400 2020年6月21日と27日 静岡市・麻機遊水地
コアジサシ
鳥も出して行きます。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/2500秒 ISO400 トリミング 2020年6月15日 静岡市
写真展最終日(7月8日)
何とか無事に最終日を迎える事が出来ました。
コロナとゲリラ豪雨の影響は少なからずありました。
そんな中でも足を運んで来て頂いた皆様には本当に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
※最終日の午前中は義父新盆で会場を留守にしました。 お会い出来なかった方々、申し訳ありませんでした。
SONY RX100Ⅲ iオート 2020.07.08
コアジサシ
この時期、私の大切なモデルさん。コアジサシが居なくなったら本当に困ります。
いつまでも身近な鳥でいて欲しいです。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/2500秒 ISO400 トリミング 2020年6月15日 静岡市
写真展二日目
3日連続静岡新聞で取り上げて頂き、中日新聞でも掲載して頂き、お蔭で来場者数も少し挽回です。
昔の職場の仲間や、地元の鳥撮り仲間も顔を見せてくれました。
こんな時だから、元気な顔が見られると大変に嬉しくなります。
SONY RX100Ⅲ iオート 2002.07.03 ギャラリー「四季」
アオバト
前回はアオバトよりもハヤブサが主役。今回はアオバトが主役。
朝早く車をいつものポイントに止めると、アオバトが手前のテトラに丁度降りるところだった。
テトラに降りたのを確認してから車から降り、飛ばれない様にゆっくりと近付いて行く。
タイミング悪く私の後ろからランニングする人が駈け抜けて行った。
思った通り、アオバトは飛んでしまった。
鳥撮りをしているとこんな事は日常茶飯事。
こちらに向かって飛んで来るアオバト。 絶好のシャッターチャンス。
でも、アオバトが急接近してくるこのスピードに対応できるAFレンズは無いかもしれない。
(アオバトとの距離が遠ければ問題は無いだろうが)
MFで置きピンをしてかなり手前からシャッターを切ってもほとんどピンボケ。
アオバトとの距離が近ければ近い程相対的なスピードは速くなるし、被写体ブレも起きやすくなるから、ブレボケを防ぐのは難しい。(新幹線に乗って遠くの風景を見ていても目が回る事は無いが、近くを見ていれば目が回る。乗っている新幹線のスピードは同じでも見る物との距離で移動スピードは違って見える)
この場所は午前中海側にレンズを向けると逆光になる。
朝は太陽も低いので気を付けないと、もろに太陽をのぞいてしまう。
で、山側を飛んでいる時を狙うが、山バックだとアオバトが山の木々に溶け込んでしまい、思う様に撮れない。
AFだと山にピントが行ってしまうし、意外と難しい。
この日はMFに割り切って撮影。
この時はアオバトにもいい光が当たっていたので少しは良かった。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm)MF 絞りF8 1/640-1/2500秒 ISO400-800 トリミング 2020年6月29日 静岡市
写真展本日午後から
いよいよ本日の午後1時からです。
今年は9名の会員が、全紙からA3サイズ、34点の作品を展示します。
会期:2020年7月2日(木)~8日(水)
10:00~17:00 期間中無休 入場無料
(初日は13:00から/最終日は16:00まで)
会場:しずぎんギャラリー「四季」アゴラ静岡7F
静岡市葵区追手町1-13
TEL 054-250-8777
ツバメ
みんな見に来てね!
ツバメの写真は写真展の作品とは関係ありません。
ツバメ:ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/2000秒 ISO400 トリミング 2020年6月26日 静岡市
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