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シロチドリ
この日も猛暑で海岸に人影無し。
私が此処に着いたのが正午近くで、こんな時間に灼熱の海岸に出て来るもの好きも居ない。
シロチドリが波打ち際で波と遊んでいた。
そっと近づいたが飛ばれた。
飛びながら私の様子をうかがっている。
私の周りをグルっと回って再び波打ち際に降りた。
小さな鳥で、ちょっとした砂の起伏で隠れてしまう。
待っているとその起伏の向こうから少しづつ顔を出す。その仕草がかわいい。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm)MF併用 絞りF8 1/2000-1/2500秒 ISO400 (白地署名はトリミングあり)2020年8月26日 静岡県
ダイゼン
ダイゼンとは変わった名前ですが、名前の由来を調べてみると「おいしいお肉がたっぷりついているため天皇の食事のしたくをする『大膳職』でよくつかわれたから」(「野鳥の名前」解説:安部直哉 発行:山と渓谷社 2008年発行)とあります。
今では勿論ダイゼンを捕まえて食べる事は出来ませんが、昔狩猟を趣味にしていた義父が『地上を歩く雑食の鳥は美味いが、魚食の鳥は美味くない』と言っていました。
今では養殖のカモ肉を使ったカモ南を食べて、カモの肉とはこんな物なのかと思いめぐらすくらいですね。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/1250秒 ISO400 トリミング 2020年8月19日 静岡県
ミユビシギ
ミユビシギがチョロチョロしているが、ゴミの中ではどうも・・・
向うから何か飛んで来る。
VR(ブレ補正)をOFFにしてMFで追う。もう目の前だが、ファインダーにすぐ入れる。
飛んで来たのはミユビシギ。
目が悪いから鳥に気付くのがどうしても遅くなる。最近右目がまた具合が悪い。
気付いてからVRをOFFにして、ピントリングに指を移動、ファインダーに鳥を入れてピントを合わせる。
これだけの動作をいかに速くするかでチャンスを生かせるかどうかが決まる。
このレンズにもだいぶ慣れてきた。かな?
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm)MF併用 絞りF8 1/2000秒 ISO400 トリミング 2020年8月19日 静岡県
アオバズク
連日40℃近い猛暑が続きますが、もういい加減で涼しくなって欲しいですね。
家の中で冷たい飲み物ばかり飲んでいるので最近はお腹の具合がよろしくありません。
こんな暑さの中でオリンピックをやっていたらどうなっていたでしょうか?
来年更に猛暑に襲われたら、心配ですね。
アオバズクの親子が今年はまだ移動せずに暮らしています。
成鳥の一羽は8月上旬に早々と姿を消しました。何かにやられたのではなく、みんなを置いて一人気ままに何処かへ行ってしまったと思っています。
8月に入ってからは猛暑なので観察も一日1分有るか無いか。
いつもの木に居るのを確認したら『はい、今日もいました。さようなら』
そんな事で、違う木に移動していたらごめんなさいです。
※8月17日はいつもの木に2羽。
18日は3羽に戻る。
19日には1羽だけでした。
8月中旬には若鳥もほとんど成鳥と変わらない羽衣になったので肉眼では見分けが出来ません。
暑いので双眼鏡も持たずに肉眼だけで観察。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/80秒 ISO800 (白地署名はトリミングあり)2020年8月18日 静岡市
ソリハシシギ
クチバシの形にそれぞれ特徴があるシギ類だが、上に反っているクチバシを持つシギは意外と少ない。
思い浮かぶままに、ソリハシセイタカシギ、オオソリハシギ、ソリハシシギ。少し反って見えるのがアオアシシギとキョウジョシギだろうか。
上に反っているとどんな御利益があるのだろう?
キョウジョシギは「てこの原理」で石をひっくり返して、石の下に潜む生き物などを捕らえているのは有名。
今回ソリハシシギの行動を見ていて一つ分かった。
水面に浮いている生き物を捕らえるのに、低い姿勢で水面すれすれにクチバシをもっていき、獲物に向かって猛ダッシュする。
この時上に反っているクチバシが役に立つ。
この様な行動は、同じ様にクチバシが少し上に反っているアオアシシギにも見られる。
上に反ったクチバシは水面に浮いている虫や水面近くに浮いている魚などを捕らえるのに、低い姿勢で全速ダッシュする時にじゃまにならない形なのだ。
こんな事でもただボ~~ッと見ているだけでは見逃してしまう。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/800-1/2000秒 ISO400 トリミング 2020年8月15日 静岡県
クロサギ
この日、浜松では40℃に近い気温を記録している。
そんな日に灼熱の海岸に出て来る人も居ない。
撮影中海岸に降りて来る人も無く、満ちて来る潮に追われて段々近付いて来るクロサギを待つ。
海岸の石に腰かけて、ゆっくり近づいて来るクロサギをジッと待つ。
焼け着く日差しを浴びながら1時間20分。
クロサギが後ろを向いて遠ざかって行くのを待って、立ち上がった。
お尻は痛いし、足はシビレるし、暑いのは限界だし、クロサギも驚いて飛んでしまったがそんなに遠くない所へ降りた。
でも、もう後を追う元気は無かった。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm) 絞りF8 1/2000秒 ISO400 トリミング 2020年8月15日 静岡県
キョウジョシギ
一旦飛び立ったキョウジョだったが、その先にはやっぱり磯遊びの人達がいて、戻って来ました。
シギ・チドリを撮る時には人出の多い時の方がチャンスが多い場合がある。
鳥撮りでない人でも、知らずに鳥に近付いて鳥を飛ばしてくれる事がある。
飛ばされた鳥が近くへ来てくれる事も少なくない。
チャンスに飛ばされてしまう事もあるからこれでイーブン。
どの鳥でもそうだが、こちらから鳥に近付いてもある程度の距離で飛ばれてしまい、それでも追い掛けて近付いて行くと更に遠い所へ飛ばれてしまう。周りに人が居る時にはその動きを見て鳥が来そうな場所で待っていると近くで撮れる事がよくある。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(400mm)MF併用 絞りF8 1/1600-1/2000秒 ISO400 トリミング 2020年8月10日 静岡県
シギチ色々
岩場にシギチが何種類かいた。
手前から、メダイチドリ、ミユビシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、ダイゼンの姿が見える。
ダイゼン
この時は一羽だけで、近くへ来る事は無かった。
キアシシギ
キアシシギ、この時は7~8羽いた。他にメダイチドリ、キョウジョシギの背中などが見える。
トウネン・メダイチドリ・ミユビシギ
撮っている時にはメダイチドリばかりを見ていたので手前にトウネンが居るのは、家に帰ってから画像を確認していて気が付いた。
ミユビシギ・メダイチドリ
ミユビシギ
此処では最もよく見られるシギ。それでも30羽以上の群れは見た事が無い。
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(290-400mm) 絞りF8 1/2000秒 ISO400 トリミング 2020年8月10日 静岡県
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