オオタカ
いつもの様にカメラ片手に散歩をしていると、100m位先に居たサギが一斉に飛び立った。
サギがこちらへ飛んで来るので、これはラッキーとばかりに飛んで来るサギを喜んで撮っていたら、その内にカラスが集まって来て大騒ぎ。
これは何かあったと、足を急がせカラスの騒ぐ方へ行く。
カラスが騒がなければ見逃していたかもしれない、川の中に白い物とオオタカの若。
白く見える物はコサギの様だ。
この様子から、オオタカがコサギを捕らえ水の中にコサギを押さえ込んだばかりのようだ。
コサギに動きは無いからもう絶命しているようだ。
距離が近いからこちらもうかつに動けないが、オオタカは捉えたコサギを掴んでこちらへ飛んで来た。
まさかこちらへ来るとは思っていなかったが、近くへ来ると手前の草がジャマになる。
羽をむしり出したので様子を見ながら少し横へずれて前ボケの少ない所へ、ところがオオタカは更にこちらへ近づいて来る。
コサギを掴んでどんどん来る。
400mmではあふれてしまう。
ここから270mmまで広角側にズームして全身が入るようにする。
少しトリミングして画面を整える。
この後更にこちらへ来てしまい、足元の草がジャマをして見えない。草の隙間から居るのは分かる。少し離れて、土手を下れば見えるかもしれないが、止めておいた。食事シーンを撮っても使えないし、ゆっくり食べさせてやろう。
その場をそっと離れてしばらくカワセミなどを撮っていたら、カラスに追われてオオタカが飛んで来た。
カラスに追われる後ろ姿から、十分に食べた様子が分かった。
カメラのEXIFデータで見ると、33分程食べていたと思われる。
写真撮影データ:ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 Di VC USD(270-400mm) 絞りF8 1/160-1/2500秒 ISO400-800 WB(晴天)(白地署名はトリミングあり)2020年12月8日 静岡市
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