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本日二本目
サンカノゴイ
サンカノゴイ続き
大きく口を開ける。この個体はよく口を広げる。
カワセミが休んでいる下をのっそりと通り過ぎる。カワセミにパックリ行くんじゃないかと心配したが、お互いにそれ程関心を示さなかった。
カワセミが飛び出したが強風で思う様に飛べない感じ。
草むらの中でハゼ系の魚を捕まえた。
西日が射し込む川の中へのっそりと出て来た。
西日に照らされた孤高のサンカノゴイ
最後はまた日陰に入ってしまい、悠然と歩く姿。
此処では2017年にも出ているが、同一個体かは確認のしようも無い。
おまけ
ミサゴ
皆がサンカノゴイに夢中になっている時、サンカノゴイと皆の間の川にミサゴが飛び込んだ。
あまりに突然でビックリして、露出を変えている暇もなく、レンズがミサゴを追い越してしまった。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6 1/250-1/1000秒 ISO400-1600 11月27日 静岡市
サンカノゴイ
26日の朝、此処でお会いするいつものメンバーの方からサンカノゴイの写真を見せてもらった。
40分ほど前、此処で撮ったとの事。
西へ飛んで行ったと言うので、そちら方面を半日掛けて探してみたが、見つからない。
元々潜行性の強い鳥だから、人目に付く様な所へは出ていないのだろう。
翌日 (27日)は探鳥会の下見に市外へ出ていたら、地元の方からサンカノゴイを見たと連絡を頂く。
地元へ戻って現地に着くと、昨日散々探したあたりに出ていた。
探した時にはタイミング悪く草むらに潜んでいたのだろう。
見付けて教えてくれた人たち、皆さんに感謝します。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6-6.3 1/400-1/640秒 ISO800 11月27日 静岡市
カワセミ
最近よく撮らせてくれていた『カワセミ君』
しばらく姿が見えないと思っていたら
何と、ネコに獲られてしまったらしい。
ガッカリするやら、悲しいやら。
ネコを捨てる人が居るからこんな事が起きる。
捨てられたネコも生きて行く為には食べなければならない。
ネコにやられてしまったカワセミにも油断が有ったのだろう。
本当の野生ならお互いに生きる為に食うか食われるかの世界に居るのだから、それは自然界の摂理と言える。
ところが此処のネコは太っているネコが多い。
必死で生きる為に鳥を捕まえた様には思えない。
ネコも好き、鳥も好きな私から見るとこれを自然界の摂理とは見られない。
可愛いネコは絶対に捨てないで頂きたい。
犠牲になってしまった『カワセミ君』の冥福を祈る
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/320-1/3200秒 ISO400-800 11月16日から19日 静岡市
オオハクチョウ
この日は4羽になって『野丈の池』『新・牛田の池』『牛田の池』と移動していた。
上と下は『野丈の池』この日の朝は此処でくつろいでいた。
他の鳥を探して歩いている時、白鳥の声が聞こえた。
近くを飛んでいるのだろうが私は林の中で、上を見ても狭い空に姿は見えない。
歩いて行った『新・牛田の池』にたまたま入っていた。
朝日に照らされて、とてもきれいだ。
飛ぶ前にはお互いに頭を上下に振って、鳴き声をかわして、気持ちを合わせてから飛び立つのが普段のパターン。だと思って油断していたらいきなり走り出した。
待っていたのに、いきなり走り出したので慌てた。
飛んで来る所が撮れたが500mm単体だったので1羽を入れるのが精一杯。
この後の飛翔はまたの機会に。
なお、『野丈の池』 『新・牛田の池』『牛田の池』などの池の名前は、地名から勝手に私が付けた名前で、地図には当然そんな名前の池は出ていない。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6-8 1/1000-1/2000秒 ISO400-800 11月21日 静岡市
本日二本目
トラツグミ
17日にMさんから『見ました』と連絡を頂いてから、本日ようやく撮影出来ました。
行く度に『さっきまで、そこに居ましたよ』とか『今、そこで撮って来ました』とか聞かされ、影すら見られなかった。
今日も同じパターンで、諦めて他の鳥を撮っていた時
『トラツグミ居ました』と私の所へ走って来てくれた子。
最近フィールドで時々出会う親子の、子供の方だ。
案内されるままについて行くと、お父さんがレンズを向けている。
トラツグミは木の上でジッとしていた。
わざわざ走って来て教えてくれたのはYuuki.H君と、そのお父さん。
お二人のお蔭でこの冬もトラツグミを撮影する事が出来ました。
ありがとうございました。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞り開放 1/100-1/320秒 ISO800-1600 11月23日 静岡市
オオハクチョウ
12日に見た時には5羽でしたが、21日には4羽しか見当たりません。
成鳥タイプの1羽が抜けたようです。
また何処かから出て来るカモしれません。
※SBS「エコパ バードウォッチング」参加者募集中
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞り6.3-8 1/1000-1/3200秒 ISO400-800 11月12日から21日 静岡市
ホオジロガモ
ホオジロガモが珍しく近くへ来た。
おにぎり型の頭の形が特徴。
逆光遠目にはメスの様に見えていたが、近くで見たらオスだった。
緊張するとスマートになる
オオバンと同じ位の大きさに見えるが、図鑑によるとホオジロガモが10cm前後大きい。
これは尾羽が見えていないからだろう。
全長には尾羽の長さも含まれるから。
潜って出てきたらカニをくわえていた。
此処にこんなカニが居る事に驚いた。
鳥は正面顔も面白いが、後ろ顔も面白い。
これでちゃんとコチラも見えている と思う。
最後の一枚は17日に撮った物。
他の物に気を取られている時、いきなり目の前に浮き出て羽ばたいた。
その後は何処へ出るのか、ゲーム感覚で楽しめた。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3-7.1 1/2000-1/2500秒 ISO400 11月15日と17日 静岡市
11月15日に撮れた他の鳥
ハマシギ
時々、小さな群れがサーッと飛んで来た。
群れの中にハマシギ、ミユビシギ、トウネンなどが混じっている。
河原の砂利に紛れてすぐに見失う。
見付けた時には降りるところ。
ハマシギ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3-8 1/2000-1/4000秒 ISO400 11月15日 静岡市
ウズラシギ
ソリハシセイタカシギの動き出しを待っていると、近くの草むらから出て来た。
この場所では珍しい鳥だ。
ウズラシギ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2500秒 ISO400 11月15日 静岡市
シロチドリ
いつの間にか対岸に来て歩いていた。
三頭身の可愛いヤツ。
シロチドリ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/3200秒 ISO400 11月15日 静岡市
ハジロカイツブリ
ソリハシセイタカシギがなかなか目覚めないので、チョッと浮気。
ハジロカイツブリが近くに来ていた。
ハジロカイツブリ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2000秒 ISO400 11月15日 静岡市
ハヤブサ
待っていると色々な鳥が飛んで来るが、近くへ来るものは少ない。
ハヤブサも時々現れたが、遠い。しかも速い。
アッと言う間に見失う。
ハヤブサ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/3200秒 ISO400 11月15日 静岡市
ホオジロガモも近くへ来てくれた。その写真はまたの機会に。
ソリハシセイタカシギ
13日、14日と用事があって、鳥撮りに出られなかった。
15日。もう居ないだろうと思いながらも、他の鳥にも期待して出掛けてみた。
現地に7時頃着いたらカメラマンが大勢いる。
普段ならこの時間、居ても顔見知りが2~3人居れば多い位だ。
ソリハシがまだ同じ場所に居た。
鳥は休んでいる様で、シャッターを切っている人も居ないので
挨拶をして入って行くが、挨拶を返してくれる人が居ないのは少し寂しい。
ソリハシは私が現地に着いてから小一時間休んでいた。
ようやく動き出し、少しだけ飛んで(跳んで) くれた。
私が居る間に同じ様なコースを2回飛んで(跳んで)くれた。
今日はこれだけ撮れれば十分。
ありがとうございました。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3-8 1/3200-1/4000秒 ISO400 11月15日 静岡市
本日二本目
ソリハシセイタカシギ
続・ソリハシセイタカシギの写真
羽繕い
チョッと羽ばたき
盛んに何かを食べているようだが、何を食べているのかよく分からない。
下の写真ではクチバシにトコロテンの様な物体が付いている。
下の写真ではクチバシの間に半分透明なオタマジャクシみたいな物が見える。
回りにコガモやらが来ても関心は示さず、何かを捕らえるのに夢中だ。
この場所にそんなに食べ物が有るのか、普段の此処の状況からは考えられない事だが、この場所が好きみたいだから、引き付けるだけの食べ物が有るのだろう。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3-8 1/2500秒 ISO400 11月12日 静岡市
本日二本目
ソリハシセイタカシギ
11月12日の朝、RINOさんから『ソリハシセイタカシギ』の連絡。
県内や周辺で稀に出現情報があったが、『いつか地元で見付けてやる』と我慢していた。
いつも行くのは三カ所のフィールドで、この日は別のフィールドへ出ていた。
急いでそちらへ向かうが、この日に限って何故か道が混んでいる。
焦る気持ちを抑えて、ようやく現地に着いた時、
『今まで此処に居たんだけど』『あと一分だたよ』
やっぱり、間に合わなかったかとがっがりしたが、
『あ、飛んだ!』の声に振り向くと、丁度河原へ降りる所。
少し遠いが、見るだけは見られたし、証拠写真も撮れたと大喜び。
もうこれだけでも大満足でしたが、
また飛んで、今度はこちらへ向かって飛んで来た。
こちらへ向かって来ると気持ちも昂るからファインダーに入らない。
降りる前に何とかファインダーに捉え、近くへ来たので追い切れず、降りる時にはまた見失う。
ブレ防止はありがたい機能だが、ファインダー内が変にカクカク動くのでこんな時には動き物を見失う元になる。
今回は40年以上の夢が叶い、シャッターもいつも以上に多く切った。
似た様な画像ばかりだが、私には全てが大切な宝物。
残りの中から気に入った物をまた出して行きます。
ソリハシセイタカシギは『私の記録』では当地初認で、216種目となりました。
RINOさん本当にありがとう。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6-7.1 1/2500-1/4000秒 ISO400 11月12日 静岡市
ダイサギ
どちらも『同じダイサギ』ですが、親子くらい違って見えます。
これは写真 ↑ のいたずらも少しありますが、右の小さくて足が黒いのが、この辺りで一年中普通に見られる「亜種チュウダイサギ」で、左の大きくて足が黄色く見えるのが「亜種ダイサギ」
大きい方の「亜種ダイサギ」は冬鳥としてこの辺りに来る。
以下は「亜種チュウダイサギ」
普通に居る「亜種チュウダイサギ」を「亜種チュウダイサギ」 と呼ぶのは面倒なので普通は『ダイサギ』と呼んでいる。
私は昔から普通に居るのを『ダイサギ』冬来る大きいやつを『オオダイサギ』と言っている。
この方が分かり易いと思うが、
探鳥会などで「亜種ダイサギ」が居る時には注意している。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6-6.3 1/2500-1/5000秒 ISO400 11月4日 静岡市・麻機(あさはた)遊水地
ツグミ
昨日、里山公園でツグミを見ました。
早いなと思い、以前の『私の』記録を見ると2019年にも同じ日、11月6日に遊水地で見ていました。
早い鳥あり、遅い鳥あり、鳥の世界は地球環境の変化を感じているのか?
ツグミ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF8 1/2000秒 ISO400 11月6日 静岡市
ジョウビタキ
ジョウビタキが行く手でホバリングしていた。
草の実を狙ってか、草に虫でもついているのか?
ホバリングしながら何か興奮している感じ
草の裏側に縄張りを狙うライバルが居たのです。
ジョウビタキ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/1600秒 ISO400 11月1日 静岡市・麻機(あさはた)遊水地
本日二本目
オオタカ
広い河口にはカモが沢山入っていたが、遠い。
近くに居るのはオオバンくらい。
しばらく何も起こらず、待つ事1時間。
オオタカが飛んで来て河原の流木に止まった。
一瞬のスキを突かれた感じで近くに居たオオバンも反応しなかった。
オオタカもオオバンには興味が無さそう。
此処に止まってから30分程、時々カメラマンに小さなサービス。
こちらも飽きて、目を離した時に飛ばれた。狙いはカルガモか!
慌てるカルガモは無視して、更に遠くまで飛んで行く。
河原にやはりオオタカの若が居て、それに突っ掛かって行った。
それだけで、そのまま2羽共何処かへ飛んで行ってしまった。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF8 1/2500秒 ISO400 11月5日 静岡市
オシドリ
今日こそは一番乗りを目指して日の出前に現地に着いたのに、やっぱり上には上がいた。
でも、一番乗りの人は目指す池が違っていた。
まだ暗いので三脚を使って撮影した。
雲台は中国製の4000円のヤツで心配したが問題も無く、具合は良い。
期待してのぞいた池にはオシドリが3羽いた。
警戒心が強いので、半分草の影に隠れる様に撮影した。
カメラにも慣れた頃だと思い三脚をそっと上げ、一歩前に出たら飛ばれた。
たまたま同じタイミングでオオタカが飛んで来たので、オオタカに反応したのだと思いたい。
オオタカがもう数秒早く飛んで来てくれれば・・・
三脚上げたところだったのでオシドリの飛び立ちも、オオタカの木止まりも撮れなかったのが悔しい。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞り開放 1/160-1/500秒 ISO1600-3200 三脚:スリックE84 雲台:INNOREL フルード ビデオ雲台F60 11月2日 静岡市・麻機(あさはた)遊水地 静岡市
オオバンとオオタカ
オオバンがいきなりこちらに向かって走り出した。
これはラッキーと慌ててレンズを向ける
シャッターを切りながら『なぜオオバンは走り出したのか?』
『もしかして、オオタカが襲って来たのか!』
シャッターを切るのをやめて、周りを探した。
それらしい姿も見えず、オオバンの騒ぎもすぐに収まった。
オオタカが襲ってくる確率よりも人に驚いて走り出す事の方が圧倒的に多い。
反対側に人が入ったのだろう
家に帰ってPCのモニターで画像を確認して驚いた。
2枚目の右上にオオタカの姿が見える。
3枚目では襲うのをやめて向きを変えたオオタカの尾羽が右端に入っていた。
(途中10枚程省いている)
撮影している時にはオオバンにばかり目が行っていて、オオタカが入って来たのには全く気付かなかった。
本当にオオタカが来ていたのだ。
此処でオオタカの狩りが成功していたらと思うと残念でならない。
オオバンには気の毒だが
これもまた写真ならではの面白味だ。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞り開放 1/1600秒 ISO800 10月30日 静岡市・麻機(あさはた)遊水地
本日二本目
風と共に
安倍川河口にあった風力発電の風車『風電君』が無くなった。
まともに動いている姿の記憶がほとんど無い。
工事が完了したのが2004年2月と言う事で17年間ほどあそこに立っていたのに。
かなりのお金を使って建設し、かなりのお金を使って撤去したと思うが???
写真も沢山撮っていたはずなのに、今回探してみたらほとんど残ってない。
悲しいね。
在りし日の姿 富士山と『風電君』 2019.09.14
撤去作業中 2021.10.27 見ているだけで足がすくむ
タワーの高さは65m、羽の長さは35m 羽先端は地上高100mになる
作業の様子を見る。ミサゴが飛ぶ
撤去完了。21.11.03 クレーンの辺りに『風電君』は有った。
風の無い日にはモーターの回る音と共に風車が重そうに動き出し、風の強い日には風車が回らない様に電気の力で回転を止めていた? 外から音を聞いているだけだとそんな不思議な風力発電『風電君』だった。
最近、安倍川河口で新記録の鳥が見つかっている。
10月28日にT.Suzukiさんがニュウナイスズメを観察、撮影されている。
10月29日にY.Nisizawaさんがアオバトを観察、撮影されている。
「私の」安倍川河口の鳥類リストに加えさせて頂きました。
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