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ハイイロチュウヒ
気分転換にお隣のフィールドへ
一番の目的はハイイロチュウヒの飛翔
此処をフィールドに活動している人達が、
ここ二日出ていないと言うので少しがっかり。
しばらく待つも気配も無いのでお散歩。
お散歩から帰ってみると、一度だけ遠くに出たとの事。
それならまた出るかもしれない。
結局日没近くになってようやく飛んで来てくれた。
飛んで来たのを先に見付け教えてくれたのが、大先輩の『めるへんマスター』
おかげで今季もハイチュウを見る事が出来ました。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞り開放 1/1600-1/3200秒 ISO800 12月25日 静岡県
トラツグミ
しばらく見なかったトラツグミを10日振りに見つけた。
無事で居たんだと安心したが、家に帰って画像をよく見ると何か印象が違う。
目の後ろに大きなキズ痕が見える。
反対側にも同じ様なキズが有る(同一個体)
見なかった10日の間に付けたキズなのか?
これを撮った場所から更に数十メートル離れた場所でもう一羽に出会って撮影した(同一個体かは不明)
これは一瞬で飛ばれてしまい目の後ろの傷痕も有る様な無い様な、ハッキリ見えない。
そこで過去の写真も確認してみた。
今まで気付かなかっただけで、過去の写真にも傷痕が見えた。
去年の写真も調べてみたら同じ所に同じ様な傷痕が見える。
去年と同じ個体が此処へ来ているのか、傷痕の様に見えるモノは実は傷ではないのか?
図鑑で調べたら「比べて識別野鳥図鑑」では「亜種オオトラツグミは目の後方に裸出部がある」とある。
ならばこの個体は亜種オオトラツグミなのか?
「フィールド図鑑日本の野鳥」では「目後方の裸出は4~10月くらいまでで冬期は裸出しない」とある。
今は12月だから、オオトラツグミなら裸出部は無い事になる。
ますます分からなくなった。
ただ、此処のトラツグミが去年と同一個体だとしたら、この傷痕状の物は去年の方が目立たない。
年齢と共に傷痕状の物が目立って来るのか?
トラツグミを見る時には今度から、目の後ろの傷痕状の裸出部にも注意したい。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6-6.3 1/125-1/200秒 ISO800 12月20日 静岡市
サンカノゴイ
タイミングが悪く、飛ぶところに出会えなかったが、やっと飛ぶところが見られた。
狭く暗い所へ入って行ったので当分出て来ないだろうと油断していたら急に向きを変え飛び出した。
サギ類は体が重いので飛び出すとすぐに体が少し下がるのが今までの経験で分かっていた。
ところがサンカノゴイは狭い所から飛び出したせいか、すごいジャンプ力で真上に上がって飛び出した。
下に落ちる事を想定していたのでいきなり見失う。
サンカノゴイとの距離も近過ぎだった。
飛び出した時にはもうフレームから飛び出していた。
大きさも想像以上で、折角こちらへ向かって飛び出してくれたのに、初めからフレームからあふれアップアップ。
何とかフレームに入った時にはもう後ろ向き。
此処は鳥との距離が近いのはありがたいが、相手が大きいとチョッと勝手が違う。
サンカノゴイが飛んで来るとお馴染みの水鳥達が慌てる。
見慣れない姿は大きな猛禽に見えるのだろう。私も間違えた事がある。
500mm(35ミリ換算750mm)ではかなり遠くから狙わないとはみ出す。
200mm位から始まるズームレンズが入れやすいカモ。
後ろ姿だったがとりあえず飛んでいるところが撮れて良かった。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/3200秒 ISO400 12月9日 静岡市
本日二本目
ルリビタキ
散策路を歩いているとルリビタキがすぐ近くに止まりました。
此処のルリビタキは余程脅かしたりしない限り、平気で近くに居ます。
しばらくこちらの様子をうかがって、下の小川に降りました
水浴びを始めました。鳥にとって水浴びは大切な習慣です。
羽の汚れを落とす事は勿論、羽に着いたダニなどの寄生虫を落とすなど、羽を清潔に保つのは生死に係る事です。
水浴びの後は羽のお手入れを入念に行います。
この個体は若いオスの様で、オリーブ色の羽の中に青い羽がだいぶ見えて来ました。
今回の撮影で気付いたのは、手ブレ補正は必ずしも高速シャッターの方がキッチリ止まる訳では無く、低速の方がブレが少ない事も有ると言う事です。
今回は1/30秒の方が1/200秒よりも手ブレが少なく見えました。その時の撮影姿勢や光の条件、カメラの個体差もあるでしょうが、意外な結果でした。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞り開放 1/30-1/200秒 ISO800-1600 12月5日 静岡市
オカヨシガモ
最近では普通に見られるカモですが、以前はどちらかと言えば珍しいカモでした。
この間観察に行った3工区の『牛田の池』にはカモの姿が少なくて、わずかに居たのはほぼオカヨシガモでした。
ここ数年で遊水地に飛来するカモの数が目に見えて少なくなっています。
「野鳥の会」では全国一斉にカモのカウント調査を毎年行っています。
2001年の遊水地でのカモの総カウント数は1147羽。
2011年が453羽。(約60%のダウン)
2021年が295羽。(2011年から約35%のダウン 2001年からだと約74%のダウン)
あと10年後にはどうなるのでしょうか。
今は普通に見られているカモもすぐに珍鳥の仲間入り カモ
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/3200秒 ISO400 11月26日 静岡市
ツミ
いつものフィールドのいつもの散策コースを歩いていている時、
鳥仲間が画像確認をしているので何を撮ったのか見せてもらおうと近づいて行くその時、
ふと横を見ると何か黒いカタマリが有るのに気が付いた。
何だろうと双眼鏡でのぞくと、猛禽が地面で何かを押さえてジッとしている。
彼はこれを撮っていたのだろう。
私も歩くのをやめてその場でそっとレンズを向ける。
このところハイタカづいているのでこれを撮っている時もハイタカだと思って撮っていた。
彼は此処で狩りをしているようだが、獲物は虫? ハイタカも虫を狩るのか?
後ろ向きなのが残念だが、こちらを向いている姿を想像して欲しい。
家に帰って画像確認をして初めてツミだと分かった。
ツミもエサが不足すれば虫も食べるのだろう。
ツミを撮るのは2007年以来だから随分久しぶりだった。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF8 1/2500秒 ISO400 12月3日 静岡市
ハイタカ
最近ハイタカをよく目にする。
この時もオオハクチョウを観察していると近くの草むらから飛び出した。
釣り人がその草むらに入って行ったので驚いて飛び出したのだろう。
飛び出した時には手前の木がジャマになって何が飛び出したのか見えなかったが、猛禽だと思って木の影から出るのを待った。
AFかMFにするか迷ったが、空抜けでは無いのでMFを選択。
バックは紅葉を始めた木立。
いい雰囲気だったが、VRまで切る余裕が無くて、ファインダー内が不安定で追うのに苦労する。
シャッターを切るたびにハイタカがあっちこっちへパラパラ動く。
AF(オートフォーカス)もVR(ブレ防止)も効果は絶大だから普段の撮影では頼らざるを得ないが、時々仇なす時もある。
VRのスイッチが瞬間的に切り替えできる位置に欲しい。
慣れるしかないのか
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/3200秒 ISO400 11月30日 静岡市
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