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ミコアイサ
昨日30日は、4月に県立美術館で行う写真展の役員会で、それが終わってから遊水地へ行ってみました。
このところ毎日のように行く池にようやく目的のミコアイサの姿を見付ける事が出来ました。
この日私が見たのはオスが1羽でした。
去年は1月11日にオス3、メス2羽が入っています。
今年は来てくれないかと諦めかけていただけに、嬉しい再会です。
ミコアイサに限らず、今年は冬鳥の飛来が例年よりも遅くなっているカモしれません。
風が強かったので久し振りに三脚を使ってみました。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/640-1/1000秒 ISO400 三脚:INNOREL GT284 レベラー:Neewerプロ69mm三脚レベリングベース 雲台:マンフロット500AH 1月30日 静岡市
アオゲラ
久し振りに近くの里山公園へ
相変わらず鳥の姿が少ない。
例年なら普通に見られるアオジやシロハラすら見つけられない。
そんな絶望的な気持ちになった時『コツ、コツ』と木を叩く音。
音を頼りに探すとアオゲラが居た。しかもペアで
今日はアオゲラだけを撮ろうと、光の良い方へ回る。(ここから↓メス)
アオゲラはまだそこに居てくれ、何度もチャンスをくれた。
今日はこれで満足して帰ろうと山道を下っている時、目の下の谷に鳥が舞い降りた。
トラツグミ だ!
ようやく来てくれた
今日は深追いしなで数枚だけ撮らせてもらい、これからを楽しみに家路についた。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF5.6 1/200-1/1250秒 ISO800 1月19日 静岡市
ウミアイサ
トレードマークはボサボサのパンク頭
ウミアイサが特にロックな鳥かどうか?
魚を追い掛けて走り回る(泳ぎ回る)姿はロックだ
そもそも『ロック』って何だ
元々は音楽のロックンロールから来ているのだろう
生命のはじけるような過激な音の嵐。今では音楽以外でも『ロック』は使われる。
検索しても『ロック』は多義に渡りハッキリした定義は無いようだ。
ウミアイサも野生でたくましく生きてるロックな鳥だ。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/1600-1/2500秒 ISO400 1月11日(3番目の写真のみ2022年10月29日撮影) 静岡市
カワアイサ
飛び回るツバメを夢中で撮っている時、ふと横を見るとカワアイサがすぐ近くまで来ていた。
ツバメに夢中になっている私にアイサも油断したのかも
私も気付かない振りをしてアイサを出来るだけ引き寄せて
十分に近づいたところでレンズを向けた。
頭の色は構造色なので光の当たり具合で色々に見える。
構造色とは身近な物で言えばCDの裏面や、シャボン玉の表面の色の様な物。
富士フィルムではインクジェットインクで構造色を生み出す技術を開発したそうで、これからその技術がどのように活用されていくのか大変興味が湧く所です。
興味のある方は「構造色 インクジェット」で検索してみて下さい。
(1月6日・記)
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2000秒 ISO400 1月4日 静岡市
二式艦上偵察機(爆撃機) 彗星
モデル フジミ:1/72
最新技術を詰め込んだ精密機械
海軍航空技術者のエリートを集めた頭脳集団が海軍の要請を受けて理想の艦上爆撃機の設計を開始。
最新技術を詰め込めるだけ詰め込み、精巧極まる飛行機となった。
ところが戦場で使うための頑丈さ、整備・取り扱い安さが欠落していた。
当時の海軍機中最速の時速550キロを記録したが、
エンジンの不調や整備の難しさなどで実際の稼働率は低かった。
総生産数2250機
※「第二次世界大戦の軍用機がよく分かる本」PHP文庫 参照
ニコンD300S TAMRON SP AF 17-50mm(44-50mm)F2.8 XR Di II 絞りF22-32 1/10-1/13秒 ISO400
ツバメ
1月4日の午後。丸子川河口へ行ってみました。
ツバメが沢山飛んでいてビックリ。
この数年、11月,12月,1月になるとツバメが群れでやって来ます。
もう真冬のツバメは此処では恒例の風物になっています。
午前中居た遊水地の穏やかな天気からは想像も出来ない程の強風が吹いていました。
土手の上ではカメラを構えて立っているだけでも大変。
ファインダー内はブレブレです。
そんな中で猛烈なスピードで不規則に飛び回っているツバメを狙ってみました。
ツバメも風に飛ばされている虫を追い掛けているので大変です。
風上に向かって飛ぶほんの瞬間だけが少しスピードが落ちます。
その時にファインダーに入れてピントを合わせてシャッターを切ります。
こんな条件の中でツバメをファインダーの中央に入れ続ける事はとても不可能。
私の腕と機材ではAFは役に立たないのでMFで頑張るしかありません。
でも、MFで追い続けているこの時間が私にはたまらない時間です。
帰ってからの画像確認が楽しみで、ワクワクして撮っています。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2000秒 ISO400 1月4日 静岡市
オオハクチョウ
去年の11月から遊水地に来ていた10羽の内の1羽が今朝死んでいるのが確認されました。
鳥撮り仲間から連絡を頂きすぐに現地に向かいました。
鳥撮り仲間の間では先月の中頃から、1羽の様子がおかしいと話題になっていました。
三工区観察舎横の巴川岸辺に、しゃがみ込み水を飲むように首を川に差し入れた状態で死んでいました。
鳥インフルの疑いも有るので、すぐに県や市へ連絡して回収をお願いしました。
数時間後、『簡易検査の結果、鳥インフルエンザは陰性だった』と市から連絡を頂きました。
検体はこの後東京に送られて詳しい検査をするそうです。
亡くなったのは後から来た4羽の内の一羽だと思われます。
これ迄楽しませてくれてありがとう。 合掌
新年最初の鳥の観察
麻機遊水地(1月2日と3日)
オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、バン、オオバン、ケリ、ハイタカ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、カシラダカ、アオジ、ドバト(46種)
昨年末から特に変わった鳥が見られた訳ではありませんが、カンムリカイツブリ、クイナ、オオタカの写真を貼っておきます。
カンムリカイツブリ(1月2日)
クイナ(1月2日)
オオタカ(1月2日)
安倍川河口(1月1日と3日)
カルガモ、コガモ、オナガガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カワアイサ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、シロチドリ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、カワセミ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、セッカ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ホオジロ、アオジ、ドバト(39種)
安倍川河口も特に変わってはいませんが、昨年末にはタゲリが1羽だけ見られました。チョウゲンボウも年が変わって出現頻度が少なくなっています。ホオジロガモと雪の南アルプスをバックに飛ぶツバメの写真を貼っておきます。最後のタゲリは昨年12月31日に撮影した物です。
ホオジロガモ(1月1日)
ツバメ(1月3日)
タゲリ(2022.12.31撮影)
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3-7.1 1/1600-1/2500秒 ISO400 静岡市
チョウゲンボウ
AF撮影に不慣れな私はまだ多点測距などと言う技を使う事は出来ず
中央一点測距しか使えていません
ピントをカメラに任せるなら、せめて自分の合わせたい所1点に合って欲しい
3Dトラッキングとは何ぞや?
露出は未だに中央重点測光のマニアルだより
それで撮れなければ次のチャンスにがんばるだけ
カメラにTTL測光が付いた頃から写真の撮り方があまり変わらない
時代と共にカメラの使い方も写真の撮り方も変わっている。
分かっていても染みついた使い方や考え方はなかなか抜けない。
(2022.12.31 記)
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2000秒 ISO400 12月29日 静岡市
チョウゲンボウ
こちらに向かって飛んで来ました
光は斜光線でしたが、風向きは良かった
飛んで来るスピードも意外と緩やか
ピントが抜けるのが怖くてMFでがんばる
途中からAFに切り替えた。私のMF技術では此処までは追い切れない。
技術の進歩には驚くばかりだ。
一昔前の私のカメラでも此処まで撮れるなら、最新のカメラ、レンズではどんなにスゴイのだろう
カメラの進歩は人の技術を完全に越えてしまったようだ。
最近聞いた話では、最新のカメラでも宣伝文句の様には撮れないと聞いて、
何処かで安心する自分が居ました。(12月31日・記)
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2000秒 ISO400 12月29日 静岡市
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