« 2024年5月 | トップページ | 2024年7月 »
アオバト
普段は山の中で生活しているアオバト
何故か夏になると海に出て来る
暑くなると海水浴がしたくなる?
そんな事も無いでしょうが不思議です
海に出て来ない時期は山の中で岩塩などで塩分を採っていると言う
ならば夏もそれで塩分補給できるのでは
わざわざ危険な開けた海に出て来る必要は無いと思うが
開けた海では隠れるところも無いし、ハヤブサなどの強力な捕食者もいる
山の中なら木々や保護色にも守られて海よりも安全だと思うのだが
何がアオバトを海に引き寄せるのか
塩分やミネラルだけではない「何か」が他にも有るのでしょうか。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2000-1/2500秒 ISO400 6月26日 静岡
写真展のお知らせ
「かわせみフォトクラブ会員作品展」が7月4日から始まります
会期:2024年7月4日(木)から7月10日(水)
10:00~17:00 期間中無休 入場無料
(初日13:00から 最終日は16:00まで)
静岡市葵区追手町1-13
今回で23回目となる写真展です
今年は会員の中から9名が、A3からA3ノビの作品を36点展示します。
県内で見られるお馴染みの野鳥の生態や、県外で捉えた珍しい鳥や動物の姿など、独自のシャッターチャンスで捉えた生き物たちの姿をゆっくりご覧頂きたいと思います。
初日の午前中は展示作業のため、開場は午後からになります
展示作業中は会場内へは入れません。ご了承ください。
コアジサシ
写真展とは関係ない作品ですが
最近はコアジサシしか撮れていないので
ガマンしてお付き合いください。
写真展が始まると毎日会場に詰めるので
鳥撮りに行けなくなります
その頃、どんな写真が出て来るか、
そんな所もお楽しみいただければと思います
そんなもの楽しめないかカモですが・・・
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/4000秒 ISO400 6月24日 静岡
コアジサシ
コアジサシが続きます。
今日(25日)も河口へ行ったのですが、
スコープで見てもコロニーにヒナの動きは見えません
30倍のスコープでは陽炎沸き立つ河原のヒナが見えないと気付きました。
8倍の双眼鏡で見る限り200羽以上のコアジサシがワイワイ飛んでいます。
今まで以上に数が増えています。
多分、飛べるようになったヒナもその中に交じっていると思います。
クロハラアジサシも増えています。
これはコアジサシが運んで来る小魚が目当てでは無いかと思います。
スコープで見ていると彼らは魚をくわえて来たコアジサシを数羽のグループで追い回している様です。
陽炎で滲んでユラユラする画面は見続けていても気分が悪くなるので長くは見続けていられません。
クロハラアジサシの行動は、あくまでもそんな感じに見えると言う事です。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/4000秒 ISO400 6月24日 静岡
コアジサシ
24日も橋より下流のコロニーにはヒナの動きは見られません。
この日河口で撮影している時、コアジサシの中に若鳥が交っているのに気付きました。
これは橋より上流で繁殖したグループの若鳥でしょう
橋より上のコロニーは5月の大雨でも水没しなかったので
順調にヒナが育っていたのでしょう。
この日私が気付いたのは2羽だけでしたが
上流のコロニーにも成鳥が100羽位は居たと思うので
これから河口へも多く飛んで来てくれるでしょう。
下流のコロニーの中に今日はクロハラアジサシが3羽みえました。
ベニアジサシと思われる個体も最近撮影されています。
これからの河口は暑さとの戦いが厳しくなると思います。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/4000秒 ISO400 三脚:INNOREL GT284 レベラー:Neewerプロ69mm三脚レベリングベース 雲台:マンフロット500AH 6月24日 静岡
コアジサシ
静岡も6月21日に梅雨入りが発表されました。
これは平年に比べ15日遅くなったようです。
その前からぐずついた日が多かったので、
今更梅雨入りと言われてもって感じです。
コアジサシのコロニーも大雨のたびに少しづつ移動して
なかなか落ち付かない感じです
今月20日頃にはヒナの姿も見られるのではと期待していたのですが
22日現在、ヒナの動きは見られませんでした。
コロニーまでは距離もあり、30倍のスコープでも陽炎の影響でハッキリ見えません。
エサを運んで来る成鳥の動きは何とか見えますが、それに反応する地上の鳥の様子がよく見えません。
今日(23日)の雨は平野部ではそんな大雨にならなかったが、山間部ではどうだったか?
ヒナが飛べるようになるまでは心配です。
今日の写真は青空を期待しての写真です。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/3200-1/4000秒 ISO400 4月28日-6月19日 静岡
シロチドリ
今回は6月になってから見つかったヒナです
その時のお話は前回ほとんど書いているので
今日は写真の説明です
この日見つかったシロチドリのヒナは3羽だったようですが、いつもの様に遅く現地に着いた私が見た時には2羽しか見当たりませんでした。左端に親鳥、右端に2羽のヒナがいます。
2羽のヒナ 前日までは卵だったので、孵ったばかりだと思います。
地上に卵を産む種類のほとんどが、孵るとすぐに自力で歩いて、餌をとって生きて行く。
親からエサを給餌してもらう事は無い。
コアジサシは地上に卵を産むが、飛べるようになるまでは親から給餌してもらう。
親鳥2羽と1羽のヒナ
しゃがみ込んでいるヒナ なぜこんな所に?
実はお母さんのお腹の下にいたのですが、よそ者が近くに来たのでお母さんは追い払いに飛び出して行ったのです
お母さんは追い出すのに夢中で、我が子に砂を浴びせ、ヒナが転がってもいちいちかまっていない
近くにいたお父さんも追い出しに参戦
その間ヒナは置き去り
ヒナはヒナなりに安全そうな場所に移動
この間にもう一羽のヒナの行方が心配でしたが、この後親子4羽で居る所を見る事が出来ました。
この日の午後から気温も下がり、夜から翌日が激しい雨になるとはあまりにも悲しい。
雨が上がってから、親子の姿は見られていません。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/1600-1/2000秒 ISO500 6月17日 静岡
シロチドリ
本日の写真は約一か月前に撮影した物です
今年はいくつか巣が見つかり、それぞれの巣で抱卵が確認されました
巣は多くの人が普通に歩く海岸にあって、人が近くを通るたびにハラハラしていました
此処に集まる常連バーダーさんたちは巣の有る所はわざわざ大回りして大事にしていたのですが
今年は色んな災害に見舞われ巣立ったのはたったの一羽だけでした(5月21日現在で)
ところが5月27,28日に大雨が降って、この一羽も見られなくなってしまいました。
その後も成鳥のシロチドリが此処へ数羽集まる事があり再繁殖を期待していたのですが、
5月下旬には繁殖しそうな気配が見られなくなりました。
再繁殖はもう無いだろうと思っていた6月12日になって
抱卵しているシロチドリを見つけました
17日には3羽のヒナが孵っていました
今度こそ無事に育って欲しいと願いましたが
なんとその日の夜から雨になり18日は大雨
19,20日と親子を探しましたが見つける事が出来ませんでした。
ヒナが居る間は記事の公開を控えていましたが、
親鳥の姿も見えなくなったので、掲載する事にしました。
本日は5月に孵った1羽のヒナと親の様子です。
6月になって孵ったヒナと親の写真は次の機会に公開します。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/800-1/4000秒 ISO400 5月21日と22日 静岡
ツバメ
いつもの河原
昨日の雨でかなり増水していたが
コアジサシのコロニーはほとんど無事だった様で
大量のコアジサシが飛んでいたが、
コロニーまでは遠いので写真を撮っても陽炎でモヤモヤ
私の予想ではそろそろヒナが孵る頃だと思うが、
増水した川は闖入者からヒナを守ってくれそうだ
週末からの雨が心配だが、今度こそ無事に此処から旅立って欲しい
今日も近くに飛んで来るのはツバメなのでそれを撮ってみた
コアジサシのヒナが無事に育ってくれればきっとそばにも飛んで来てくれるだろう。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/2500-1/4000秒 ISO400 6月19日 静岡
キジ
珍しく三脚にカメラを付けて道路を歩いていると
道路脇の果樹園にキジが居るのを発見 早速撮影開始
かなり近いのに逃げ出す気配も無い
逆に私に向かって歩いて来る こうなると三脚がジャマだが仕方ない
この辺りは彼の縄張りだったのか、闖入者の私を威嚇するように近付いて来る
全身を入れたくて私が急いで下がるとキジも走って寄って来る
家に帰って妻に寄って来るキジの話をすると『お父さん鳥になめられてるね』
確かに、それが鳥撮りの究極の極意だと望んでいるから反論できない。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/160-1/640秒 ISO400 三脚:INNOREL GT284 レベラー:Neewerプロ69mm三脚レベリングベース 雲台:マンフロット500AH 6月14日 静岡
カルガモ
公園のカルガモ親子
『みんなついて来るのよ』
例年なら4月になったら様子を見に行くのですが
『何で来ないの』
今年は河原のコアジサシが気になって見に行くのが遅くなりました
『つかれるし~ へんなおじさんいるし~』
13日に私が行った時にはヒナは5羽でした
『ご飯抜きよ』『しかたない いくしかないか~』
ヒナもまだ幼さが残っていて可愛かったです
『わーい わーい』『ひろいと いっぱいあそべるね~』
『変なおじさんのそばに行っちゃダメだよ!』
『へんなおじさんも こわくなさそうだし~』
一杯撮ったので、新しい物が撮れなければ続く カモ
ニコンD500 タムロン100-400mmF/4.5-6.3 (230-400mm) 絞りF6.3 1/320-1/640秒 ISO800 6月13日 静岡
コアジサシ
毎日行っていると変化が無いように見えるフィールドですが
今日コアジサシを撮っている時、少し違ったコアジサシが飛んで来ました
アジサシかと思いましたが、やっぱりコアジサシです
待っていたコアジサシの若鳥が飛んで来たようです。
上流では雨で流されなかったコロニーもあったのでしょう。
コアジサシ:絞りF6.3 1/4000秒 6月11日
アジサシ
先日のアジサシもまた載せておきます
今回のコアジサシとの違いが分かると思います。
こうして見ると、アジサシは尾羽も長く、成長冬羽の様に見えます。
気が早いヤツか、衣替えが面倒な無精なヤツか? 分りません。
アジサシ:絞りF8 1/3200秒 6月5日
共通データ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR ISO400 静岡
8日はSBSの探鳥会だった
期待した山の夏鳥はほぼ全滅
探鳥会のあいだ中ホトトギスが鳴いていたが姿は見えず、キビタキが最後に一声鳴いてくれた。
谷の小さな田んぼにトンボが居たのでそれで時間をつないだりした。
今日の写真は探鳥会以前に撮影した物です。
クロスジギンヤンマ
探鳥会の時に飛んでいましたが止まる事が無く、しっかり見られなかったのは残念でしたがキレイなオスでした。
写真は産卵中のメスなので少し色が違いますが、こちらもキレイです。
産卵中にシオカラトンボのオスが来て翅に食らいつかれ慌てていました
シオカラトンボにしても自分の子孫が将来大きなヤンマのヤゴに襲われるかもしれないし
親としては子供たちの未来の為必死なのでしょう(多分)
場所を変えて産卵再開
撮影場所は探鳥会と同じ所です。
クロスジギンヤンマ:絞りF5.6 1/2000秒 6月5日
ギンヤンマ
こちらはいつもの河原です。
今回は周囲を少し入れて変化を付けてみました。
ギンヤンマ:絞りF6.3 1/2500 6月1日
いつもの様に飛んでいるトンボはマニアルフォーカスで撮っています。
共通データ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR ISO400 静岡
ハジロクロハラアジサシ
今日のアジサシの中に入っていた変わったアジサシ
下の右側、アジサシよりやや小さな個体
私はその場で出現確率の高い方で、多分クロハラアジサシと言いましたが
家に帰って画像をPCのモニターで拡大し、色んな図鑑で調べたら珍しい方のハジロクロハラアジサシのようです
ヘッドホン形の斑が目の下まで伸びていて、下で膨らんだようになっていて、ヘッドホンの形がしっかりしているのでハジロクロハラアジサシの幼鳥または冬羽と思われます。
まだまだ勉強不足でした。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/3200秒 ISO400 6月7日 静岡
アジサシ
昨日の続きです
何羽入って来たのか
撮影に夢中で数を数えるなんて余裕は無かった
今までの経験から目の前にいる群れは100羽以上に見えた
視野外にもそれと同等かそれ以上が居たように思うが
興奮していたからよく分からない
撮影した画像をPCのモニターで確認していると
アジサシの中に顔付の違う個体が交っていた
翼の前縁が黒いからアジサシの冬羽か若鳥のようだ
冬羽としたら衣替えが早いのか遅いのか?
幼鳥なら今年巣立ったものなのか? どこで?
その辺りの事情はよく分からない
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3-8 1/3200-1/4000秒 ISO400 6月5日 静岡
アジサシ
午前中は用事があって午後からいつものフィールドに
カメラマンの姿も無いし、鳥の姿も少ない
海の方を見ると陽炎でよく見えないが、それでもスゴイ数の鳥が飛んでいるのが分かる
くやしいが写真では陽炎とピンボケでほとんど写っていない
あれの一部で良いからこちらへ入ってくれないかな
叶いそうもない希望を持ってしばらく待ってみた
コアジサシが時々飛んで来てくれるので退屈はしない
海からアジサシも時々1~3羽位が飛んで来てくれる
まあ、これだけ来てくれれば御の字だと思っていると
数羽が入って来てそれを追う様に猛スピードでアジサシの大群がこちらへ入って来た
河原はアジサシで一杯になった
私の周りで旋回、乱舞
こんな事は今まで経験が無かった
一杯のアジサシに囲まれて夢の様
近過ぎてその数の多さが撮りきれない
アジサシが海に去った後鳥肌が立っていた
鳥達に感謝、感謝 まだ続くよ
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3-8 1/2500-1/4000秒 ISO400 6月5日 静岡
写真展のお知らせ
今年で23回目となる「かわせみフォトクラブ会員作品展」が来月開催されます
少し早いですが、問い合わせも増えているのでお知らせします。
会期:2024年7月4日(木)から7月10日(水)
10:00~17:00 期間中無休 入場無料
(初日13:00から 最終日は16:00まで)
静岡市葵区追手町1-13
※展示会が近付きましたらまたこのブログでお知らせします
コアジサシ
コアジサシの写真が沢山たまっているので
少しづつ出して行きます。
大雨の後10数羽にまで減ってしまったコアジサシも3日には50羽以上が確認できました。
さらに上流へ向かって飛んで行く者もいます
どうなって行くのか、再び抱卵が見られると嬉しいのですが。
コアジサシ:ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/4000秒 ISO400 5月21日 静岡
ツバメ
ツバメのヒナが3羽、電線に並んで親からの給餌を待っている
親が近くへ来ると一斉に口を大きく開いておねだりポーズ
『腹減ったー』『俺だ、俺にくれー』『もう死ぬ~』
みんな必死に腹ペコアピール
親鳥はどうやって皆に平等に餌を与えるのか
以前『ヒナの口の中の色を見て赤い色が強いヒナから与えて行く(お腹の中に消化する物が入っていると血液が胃に集まり、口の中の赤色が薄くなる)』と書きました。
最近読んだ「ツバメの謎」(北村亘著 成文堂発行)によると、「一番先に口を開けたヒナに与える」と書いてありました。
どちらが正しいとかではなく、どちらも正しい事を言っていると私は思います。
先に書いた『口の中の色説』(本のタイトルも著者の名前も覚えていないのは大変に失礼で申し訳ありません)の方が、出版時期は後だったと思います。
身近なツバメの事でも小さな疑問を調べて行くと、より一層鳥の事を知る事が楽しくなると思います。
ニコンD500 AF-S NIKKOR 500mmf/5.6E PF ED VR 絞りF6.3 1/1600-1/2500秒 ISO400 5月29日 静岡
最近のコメント