昔の写真
ヨタカ
懐かしい人に会ったら懐かしい写真を掘り返して見た。
20年程前、3工区で撮ったヨタカの写真が出て来ました。
この頃の3工区はまだ観察舎前の『牛田の池』は無く、田んぼと休耕田が広がり、今の様に柳の森や遊歩道はありませんでした。野丈方面にだけ小さな池がいくつかありました。田んぼの間の道路は車の乗り入れも自由でした。
このヨタカは今の『牛田の池』辺りで撮りました。車のヘッドライトで照らしておいて、三脚を立てて撮りました。夜の鳥は意外とのんびりしていて、ライトで照らしても逃げる事も無く、意外と平気で止まっていて、こちらもゆっくり仕度をして撮る事が出来ました。
夜の鳥撮りは大変で、カメラとライトを離さないで撮ると赤目になってしまいます。赤目を避ける為に三脚も、カメラとライト用の2本が必要でした。この写真は車のヘッドライトの光で撮っているので三脚はカメラ用だけで済みました。
まあ、暗闇で明るいライトに照らされて平気な訳は無いと思いますが、それ程嫌われる様子は伺えませんでした(嫌なら車のライトが近付いて来たらすぐに逃げると思います)。今の様にISO感度を上げる事も出来ないので、ストロボを使う事もありました。今ではストロボは目の敵みたいに言われていますが、昔は鳥を撮る人も少なく、そんな事に気付く人も無いし(鳥を見たらとりあえず石を投げてみる時代からそれ程進化していない)、そんな事を言う人も居ませんでした。
今は機材も発達しているし、鳥撮りの人口も増えているので、鳥撮りのマナーも進化して来ている(と信じたい)。何より鳥への負担も考慮したら、当然そんな意見も出て来るのでしょう。
昔は許された事でも、時代と共に変わるものはありますね。
ニコンF4s Aiニッコール600mmF4 絞り開放 トリミング 三脚 1994年10月 静岡市・麻機(あさはた)遊水地 3工区
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